スキー場は楽しい!!(2000冬・白馬村)その2(携帯版)
☆白銀の新兵器・スノースクート(やなばスキー場)☆
今回、特に楽しみにしていたのがコレ!!
結果は大満足!!
こりはライダーなら絶対にハマります!!
スノーボードをやや大振りにして、チャリ風のハンドルを付けた雰囲気。
ボードの先端がボード本体と分離していて、ハンドルによって左右に切れる訳ですな。
ただし、ブレーキなどは有りません。
ケツを滑らして、ガキチャリ風に止まるしか無いのです。
これが許されているスキー場は全国でも50個所程度しか無いそうで、まだまだこれからのスポーツです。
従って、気合を入れれば、あっという間に全国レベルの選手になれるかも???
(初日のチャレンジャー:うめ家/うるふ&K本/峰部長/どら/はっちょり/ひま)
全員初心者なので、まずはレンタル屋のニイチャンのレクチャーを受ける。
そしていよいよゲレンデへ・・・・・・
おおっ!!こりはイケる!!
曲がる時は内足荷重でバイクとは逆ながら、ハンドルよりも体重移動で曲がるあたりは同じですな。
コケかたも同じ!スリップダウンかハイサイド!!
見事に頭から雪に突っ込みまっせぇ!!
そりでは、各人の健闘っぷりは・・・・
○うめ家
腕のケガが完治していない夫、最初は滑らないと宣言していたのだけど、やっぱりね!!
妻をなだめてすかしてリフトへ突入!!!
リフト下車直後に、コケた場合の腕のかばい方を練習している姿が哀愁を漂わせ、それでも滑り始めれば流石にウマいですな!!
一方妻、スピードは出さないけれどもフォームがブリブリ素晴らしい!
練習熱心さもNo.1。
いつもの叫びも、キッチリとゲレンデにコダマする!
○うるふ&K本
女神湖風オオカミ帽子を被った うるふ、遠くからでも良く見える!!
と言う事は、コケてるのもバレバレ!!
でも流石にボーダー。慣れは早い!!
クラッシュしてリフト券を落としてしまったK本。
それを探しに行った うるふだったが・・・
ゲレンデを右に左に前かがみになって歩きまわるオオカミ、猟師がいたら絶対に撃たれてますぜ!!
○峰部長
リュックを背負い(ルービ在中)怪しい帽子で滑る姿は、まるで上高地から来たシト。
華麗なフォームで滑って来て、止まる時は98%はコケる。
皆に言える傾向で、滑る上達に止まり方の上達がついてこないのだ。
(峰部長の場合は、足腰が弱って来ている為かも)
○どら
流暢な滑りとダイナミックなクラッシュが売り物か???
峰部長との激突(?)は、スカッドミサイルを迎撃するパトリオットミサイルの様で面白かったです。
○はっちょり
雪原のクラッシャー!!
彼の乗るスクートは次々と破壊されていく。
コーナーで足を出しちゃうのはオフ風ですな。
彼の性格からすると、スクートを買っちゃうでせう。
もしかしたら。
多分。
恐らく。
絶対・・・・
○ひま
カミカゼスクーターと化す。
曲がれなければ直滑降!!
「速い!」と言われてバカ笑み、「TWの時よりも」と言われて萎える。
調子こいてジャンプでエアを決めようとして大クラッシュ!!!!
しばらく右肩が上がりません・・・・
スノースクートへのチャレンジ2日目。
前日は八方にいたスキーチームも大挙やなばにやって来て、ゲレンデはスクートで大賑わい!!
超気合が入っているのは くずなり。
昨日は八方の駐車場で、一人で飲んでは眠りを繰り返していたダラダラっぷりだったのに。
(朝、クルマでイネムリしている間に誰も居なくなってしまい、皆を探しに行く前に酒屋を探してしまったらしい)
それが今日は別人の様!!
滑り降りては速攻リフトの繰り返す、大車輪の活躍。
今日で2日目組も負けてはいられまい。
気合を入れねば!!
スノボで頂上まで行ってきた うるふ&ペンギンK本の仮装組によれば、2本目のリフトの中間駅からなら(我々初心者でも)スクートで滑れそうとの事。
そうと聞いたらチャレンジせねばなるまい。
いったるでぇ!
でも、シトリでは何か恐いよう!
テキトーなパートナーを探すと・・・・
居た居たっ!!丁度良いのがっ!
気合十二分のシトが!
「くずなりさぁん、上のリフト行こうよ!」
「おうっ!行こうかぁ」
即決である。
もう一人丁度良いのが!
突撃ねぇちゃん・ゆきゆきだぁ!
「上に行こうよ」
「やだぁ!」
「平気だよ」
「恐いわよう!!」
それでもハンドルを握ると・・・・
「じゃ、いくわよぉ!!!!!」
乗る物が変わっても、全然変わらないタクマシさであった。
いざリフトを降りてみると、ビビリが入る急さである。
スキーなら良いのだけれど、スクートではボーゲンなる技が使えないのだ。
スキー組のKDJ・まり隊長らが面白がって見ている。
ええいっ!いったれぇぇ!
おおっ!グングン加速する!
でも、コブもないし十分に広いし、ビビリさえしなければダイジョウビ!!
遥か下を滑り降りているKDJが、あっという間に近づいてくる。
よぉし、ブッチぎってやるぜぇ!!
って・・・・
何てこったい!
自分の意志とは裏腹に、グングンとKDJ目指して接近していく!
やっぱり視線の方向に進んじゃう物なのかしらん?
激突だぁぁ!
どの位のスピードだったのだろうか。
激突は避けられたものの、そのまま吹っ飛びながらグリングリンと大回転!!
頭を強打したあげくに雪に埋まる。
雪から頭をズボリと持ち上げてみると・・・・
目の前を漂う星の向こう側、仁王立ちした まり隊長のガハハ笑い!
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