30万は自己負担となるだろう。まあ、8月末まででいいのだが、私は早めに移転したい。「イチ同胞」からの寄進を期待している。
 大分清川村の愉美子(旧姓十菱を保っている)に相談したら、自力で資金を作りなさいという答えを得た。「ボクは商売行為はしないよ」と言ったら、「そういうのではなく、何も販売せず、アムウェイのように何百万の資金も要らない国際的カネ作りネットワ−クがあるのよ。あなたは何もしないでいいですから、"イチ同胞"のなかでなるべく女性のかたを私に紹介してください。短期間にその人に充分の儲けを保証します。」関心のある人は十菱愉美子に電話連絡してください。0974−35−2140です。「そのネットワ−クに入っている人は、老人ホ−ムの人でも主婦でもOLでも、豊かな生活をしています」と愉美子は言っていました。愉美子は誠実な人間ですから、一度話を聞いてやってください。彼女はどんなに困っても、生活保護を拒否してきた人間です。保護を受けると、パスポ−トも発給されないし、生活のあらゆる面で束縛があることを、彼女は骨身に沁みて知っているからです。
 長女・王玉をOLに、長男・悠久を海上自衛隊に送り出し、いまは小さい4人を養っている母親です。家賃一万のボロ家に住んでいますが、そのうち独力で家を建てるでしょう。昭和26年生まれ。
 私との復婚はありえませんが、私の運命については、いつも心を配っています。
 六児の父として私を愛しているのです。

 もう4時33分です。33が出ました。足して6、掛けて9です。
 菊池の哲ちゃんも、精一杯、私の下僕として協力してくれるでしょう。彼は私が蒙古のチンギス・ハンだったころの軍兵の一人だったし、別の生では私の庶子だったこともあります。縁が深いのです。


錦の意味
                      在橿原970601/1020
 執筆できない期間が長くつづき、いつのまにか衣替えの6月に入りました。
 小学生惨殺・頭部展示という異常な事件が起こって以来、私はすっかり参っていました。阪神大震災のころのように泣いてばかりいました。その涙をこすったので、KKKの愛猫・プチちゃんみたいに、右の目頭を黒くしてしまいました。
 日本中のお母さんたちがパニックを起こしています。こういう魔物的殺人鬼は、模倣によってこの国のどこに発生するか分からないからです。マスコミとメディアがあの殺人魔の心理解析を毎日やっていますが、解決は長引きそうです。また、あの男一人を逮捕しても、狂気の根源が深く、日本社会の隅々に広がっていますので、世界に誇っていた日本警察の治安維持力も疑わしくなっています。ジャパンの安全神話が壊れたのです。
 
 「錦を着て故郷に帰る」という言葉がありますが、今の日本に故郷といえるものがあるのでしょうか。田舎にはまだまだ風光明媚で水も空気も清らかなところがありますが、日光そのものが、オゾン層破壊で、皮膚癌の原因となる紫外線を人間に浴びせるのですから、日傘や帽子なしでは外も歩けない時代になっています。
 錦は「高級で美しい紋様のある絹織物」のことですが、衣装や宝飾品に金をかけるという時代は終わっています。グルメ追求はテレビに相変わらず氾濫していますが、あれも時代遅れとなりました。衣食住はなるべく質素にして、各地の断層が動きかけている危険列島に住んでいるわれわれは、震災対策に多くの金を投入するべきです。また、そのカネ自体があやふやになっていますから、将来は、北朝鮮のように食料を諸外国に乞うような事態が来ないとは、誰にも言い切れません。
 錦を飾る成功など、もう忘れてしまいましょう。


橿原神宮での写真が出来ました 
                                        在橿原970601/1129
 小石ペブルちゃんたちと参拝した神宮の写真を次のペ−ジに紹介します。
 あれは5月13日でした。門のところと、畝傍山が見える拝殿のあたりの写真を2葉並べます。カラ−でなくて残念です。
 私が着ている白黒のジャ−ジ−は、飛鳥病院にいたころに、松嶌徹さんから贈られたものです。私の唯一の晴れ着です。背広など一着もないし、これからもそんなものを着ることはないでしょう。
 写真のそばの空間には、読みにくくとも、私の筆跡で何かを書こうと思っています。
 今日は日曜日。天気はいいのですが、今朝からは、玉葱ス−プを飲んだきりの断食です。私は、仕事が終わらないと食欲が出てこないという妙な体質を持っています。そして、食べると犬猫のようにそこらに転がって寝てしまいます。
 このあいだ(5月27日)に、京都の新京極にある松竹座で「うなぎ」を見ました。KKKとの愉しいプラトニック・デ−トでした。二人とも大泣きとなりました。あれは是非見てください。カンヌのグランプリになったのは当然です。


御子ちゃんの姪の瑞穂(5)ちゃん
                                       在橿原970601/1316
 正午を過ぎると、さすがに空腹を覚え、朝から炊いてあった秋田美人のお粥を食べました。一合全部は食べられず、7勺ほどで満腹となり、そのあとは30分ほどダウン。
 お粥というものは、一切おかずをつけず、塩味だけのほうが香ばしいものですね。岩海苔の佃煮をすこし乗せてみたら、注意が岩海苔のほうに行ってしまい、お粥そのものの美味しさが消えてしまいました。不思議なことです。






 
錦のたまづさ・創刊号