(手書きの手紙)
H14.2.3 2.14PM
十数年ぶりの原稿用紙使用です。
ます目を埋めてゆくのは楽な作業です。しかし、私の字体がはなればなれになる傾向は変はらずです。
昼間は仕事して起きてゐようといふ努力は大変なもの。ねるくせがついてゐるので、少し何かやるとねたくなります。
朝からの禁酒がとれました。これは仕事のWHIP UPと睡気さそふためです。
仕事欲はもともとないのです。妙法Xが仕事をせよといふので従ってゐるだけです。
仕事欲がないといふことは生きる欲を失ったことです。食べたくなればヒョイと食べるだけで、食欲という固定したものはありません。だから過食症などになりやうがありません。便秘を気にするのは難便を苦痛を思ふからです。
酎がすこし旨くなり出しました。でも、これも酒欲といふほどのものではありません。Xはもう酒屋に注文するなと言ひます。無くなれば飲まなくなるのかもしれません。アル中が・・・。
入院の準備かな。
タバコはさうもゆきません。一本もないと慌て出します。本当に入院できるのでせうか。何回Xを取っても「入院要」と出ます。地獄の苦しみを経よか。食の解決か。不明です。
入念にXをとったら入院不要と出ました。家ですべてが片付くのせう。
入院は一つのユメと先に出たのです。〇のためでも五月のためでもないユメだと。
拝具
リンサン
(原稿用紙に2枚)
アリサン!