黄金分割ピラミッドとは?
黄金分割ピラミッドとは黄金比、黄金数を駆使して作成された設計図を元に出来あがったピラミッドの事であり世界で初めて発表されたものである。

この黄金分割ピラミッドは数々の大ピラミッドの謎を含んでいる極めて不思議なピラミッドであり、従来の(王の墓)定説に少なからず疑問を与え、これからは新しい発想の転換が必要
になってくるだろう。

考案者は日本人の松本英樹氏で、彼は「ピラミッドパズルを楽しむ本」の著書の中で設計図のヒントとなった黄金分割座標図の詳しい説明を述べている。
要約すると黄金比には動態黄金比と静態黄金比があり、両方組み合わせることによってピラミッドの内部構造を含めて全て黄金分割で出来上がったピラミッドを完成させたのである。
松本理論ではこの黄金分割ピラミッドには円周率π、黄金数φ、地球の大きさ、緯度を組み入れる事ができ、シャフトの謎も解いたと主張している。
さらに建造手順を示す事によって大ピラミッドの構造上の疑問点に説明を試みており、まだ未発見の内部構造の存在を指摘している。詳細はCピラミッドの建造方法をクリック!
黄金分割とは?
黄金分割は、自然や美術作品の形態美を規定している各種の比例の中で古来もっとも理想的とされ、その意味で特に黄金の名を冠せられてきた比例法である。

黄金比の起源は、遠くエジプトの古王国時代、あるいはもっと古くまでさかのぼりうるが、この比率が特に考古学者や、美学者達の間で学問的に重視されるようになったのは、特に古代文化への思慕がたかまり、その研究が盛んになった文芸復興以来の現象で、黄金の名を冠するようになったのは近世に入ってからのことである。

中世時代には、この比例は極度に神秘化され、神意によって授けられた秘法であるとして、神授比例法(Divina Proportion)と呼ばれていた。15世紀の末に、フランチェスコ教団の僧フラ・ルカ・パチリオが、レオナルド・ダ・ヴィンチの挿図を付して著した黄金比に関する書物には、この題名が冠されている。
          
1920年アメリカのエール大学教授ジェイ・ハンビッジが「ダイナミック・シンメトリー」を発表した。その中で黄金比を動的均斉(ダイナミック・シンメトリー)と静的均斉(スタティック・シンメトリー)に分け「静的均斉は、自然の中では、ある種の結晶形、放散虫類、珪藻、花と種子に見られ、すぐれた美術品には、あらゆる時代を通じて、意識的に用いられていることを知った。これに対して動的均斉の方は、貝殻の成長及び植物の葉序等に顕著にあらわれている。美術においては、エジプトとギリシャの2民族だけがこの均斉を熟知していて、意匠の基礎とした。」と述べている。そして、彼は1924年に「パルテノン及びその他のギリシャ神殿におけるダイナミック・シンメトリー」を発表しパルテノン神殿を黄金分割をもって解析に成功した。

今回、その手法を踏襲して、古代エジプトの大ピラミッドを解析した結果を皆様方にご覧頂くことになります。
古代から未来につながる「黄金分割ピラミッドを」是非楽しんで下さい。   
                                             ミスターピラミッド


序章 21世紀の挑戦者たちへ
第1章 ピラミッド地球表現説
第2章 黄金分割とピラミッドの内部構造
第3章 黄金数とフィボナッチ数列
第4章 ピラミッドパワーの原理を考える
終章 建造者たちのメッセージ
      たま出版:定価 1200円