葛飾の魅力 探求


葛西城跡 かつしかという地名は、かなり古くからつかわれていたようで、 万葉集の中に既に見うけられるほどです。

また、戦国時代から江戸時代に至るまで現在の青戸の近くに葛西城というお城があり、 そこにまつわる色々なお話が伝わっています。 更に、江戸時代には葛飾の辺りは将軍の狩り場(鷹狩り)であった為、 将軍にまつわる話も多数残っています。
そして、葛飾に人が住み着き始めたのは、もっともっと昔、弥生時代後期と考えられていまして、 ここ近年に葛飾区のあちらこちらで古墳や土器などの遺跡が多数発見されています。

数年前に、突然 葛飾区郷土と天文の博物館という区の施設ができました。 ここはプラネタリウムで有名なのですが、それとあわせて、 葛飾で発見された土器や土偶、または葛西城址から出土した品々などが、多数展示されています。 区内にこんなに遺跡が存在するとは知らなかった私は、 何で突然こんな、しかも内容は非常に私好みのものができたのか、 とても不思議に思ったものです。 でもまあ、その時はその程度で私の興味は終わりでした。 自分の住んでいるところが、こんなにも曰く付きの場所だとは、私は知らなかったのです。

そんなある日、私は良く利用する京成高砂駅で私の奥さん(但し当時は結婚前)と待ち合わせをしていました。 ふと、改札の横に備え付けられている駅付近の地図を見ると、端の方に見知らぬ池が載っています。 10年以上この駅を利用しているけど、この辺りに池があったなんで知らなかった私は、 この池に非常に興味を持ちました。 こうして見つけたのが怪無沼です。

その数日後、私は合唱団の先輩から、こんな話を聞きました。

立石あたりに、曰く付きの場所があるらしい。 いわゆる禁断の地というやつで、その場所に何かしようとすると、罰があたるらしい。

この話に、私は非常に興味を持ちました。地元にそんなヘビーな所があるなんて…。ワクワク。 早速先輩に頼んで、その場所を一緒に探してもらいました。 その場所こそが、立石様なのです。

更に数日後、私は自分の家のすぐ近くで、またまた怪しい場所を見つけました。 それが飯塚の富士塚です。

知らない場所など無いと思っていた地元に、こんなにも怪しい場所があったなんて…。 私は、これらの場所を、偶然に次々と発見したことに、なにやら運命のようなものを感じました。 これは一度、自分の地元を徹底的に調べ上げてみる必要がある。私はそう感じました。

というわけで、このページは私が地元葛飾を調べ上げた成果を発表するページです。 手始めは、私が住んでいる「東京都葛飾区」に重点を置きますが、 いずれは昔から「葛飾」と呼ばれている地方全てを対象にしたいと思っています。

皆さんも、自分が住んでいる場所の地名のいわれとかを調べてみると、 意外な秘密を発見したりして驚くかもしれませんよ。


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