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ホテリアー


2004.6.24UP  10.17UP

*** 管理人のドンヒョク的レビュー ***
 レビューというか、あらすじ+突っ込みというか、ドンヒョクに惚れた管理人がこれでもかとドンヒョクの魅力を中心に感想を書いたものです。
 ネット配信とDVDの比較などはこちら
◆登場人物一覧      ◆ソウルホテル全体図


第2話 さようなら ラスベガス
(カット分 9分55秒) Special thanks! ksyk5050さん

 さあ、いよいよしょっぱなから我らがドンヒョクの登場です。場面は第1話ラストの刑務所到着シーンから再び。
 いいわいいわ、何度でもやってo(^o^)o 

 囚人と机をはさんでふんぞり返って座るドンヒョク。悪人らしくてよいわ~。この赤い服を着た囚人ジャクソンはどうやらドンヒョクが買収しようとしているホテルのオーナーらしい。

 ヨンジュンシの初ゼリフは英語で“Hotel”とひとこと。これで終わりかと心配してたら、ちゃんとそのあともしっかり英語で会話していた(^^;) 彼はこのドラマのために必死で発音の特訓受けたとか。2年ぶりのドラマ出演の意気込みが伝わってくる。

 「ケチなギャンブラー」「悪党め」と罵られようと、平然とした顔に冷笑を浮かべ、ありもしない罪をつぎつぎでっち上げ、相手を窮地に陥れてゆくドンヒョク。まさに“冷酷な喧嘩屋”、“raiders(レイダース:略奪者)”の異名にふさわしい悪辣ぶり。
勝利を確信して、ふと薄い笑みを浮かべる 「さあ、取り引きを始めよう」
 
  ダメだ……くらくらする。かっこよすぎるぜ! イエ~(≧∇≦) ♪
(すみません私壊れてます;)
 この刑務所のロケはLAのリンカーン・ハイツ刑務所で行われたそうです。
再びヘリのシーンへ コート姿が絵になる

 到着したのはラスベガスのストラップ大通り中心部にあるラスベガスヘリコプターのヘリポート。こんな都心部にヘリポートがあるのね。
 リンカーンリムジンに乗ってホテルへ。さっきジャクソンを落とした言葉は、相棒のレオさえ欺いたハッタリだったことが判明。書類に書かれた小さな事柄に、とっさに機転を利かせ、いちかばちかの大勝負に出たのね。彼が切れ者と呼ばれるゆえんがわかるエピソード。
ジニョンとの第一次接近遭遇 ラスベガスの夜景の美しさもこのドラマのウリです。
パリスホテルの向いにあるベラージオホテルの噴水。

(ここで小さな突っ込みをば。リムジンには右にドンヒョク、左にレオが乗ったはずなのですが、ホテルに着いて降りるときには右のドアからレオ、続いてドンヒョクが降りています)

 ドンヒョクとジニョンは偶然同じホテルに投宿することに。このホテルはストリップ大通りに面したパリスホテル。実物の1/2のエッフェル塔、凱旋門、オペラハウスを再現した豪奢なホテル。客室数なんと2916室。社用で出張してるはずのジニョンがこんなに豪華なホテルに泊まるのか? という疑問はあるけど、社運を賭けた大仕事だけに社長がポケットマネーをはたいたのかもしれない。

 ホテルの部屋から向かいのベラージオホテルの名物である噴水の写真を撮り、続けて部屋の内装の写真を撮るジニョン(職業病ね(笑))。DVDでは部屋の中にカメラを向け、シャッターを切った瞬間で次の画面に切り替わっている。

(カットシーン 7:28~8:17(49秒))
 部屋の調度を2枚ほど写真に収める。ファインダーに電話が写り、社長に電話することを思い立つ。
「はい、今着いたんです。まずは彼が通っていた学校に行ってみます。何か聞けるかも。分かりました。必ず彼と一緒に帰りますから」
 電話を切る。


 翌日、ハン・テジュンを尋ねてジニョンはホテル学部のあるUNLV(University of Nevada Las Vegas)へ。ジニョンもこの大学の出身らしい。実は第1話でテジュンの部屋に「UNLV」とロゴの入ったTシャツが椅子にかけてあるんですね。芸が細かい。

 教授に彼のことを尋ねるも、学校を辞めたとの答にがっかりして芝生に座り込むジニョン。
 DVDではその後すぐに、テジュンの就職したというホテルへ向かうが、ネット配信では、この二つのシーンの間に女子学生にテジュンのゆくえを聞くシーンがある。

(カットシーン 9:25~10:03(38秒))
 座り込んでいるジニョンのもとへ韓国人留学生らしい髪の長い女性が話し掛ける。
学生「ハン・テジュン先輩を探しているんですか?」
ジニョン「ご存知ですか」
学「同じ教会に通ってたんです」
ジ「テジュンさんが教会通いを?」
学「ええ、教会にはみんな通います。人に会ったり情報を集めたり」
ジ「そうですか。テジュンさんは今どこに?」
学「半年前、ホテルに就職したとか」
ジ「ラスベガスのホテルに?」
学「ええ、実力とリーダーシップのある人ですから」
ジ「どのホテルですか?」


 このシーンがないと、ジニョンがどうやってテジュンの働いているホテルを突き止めたのか説明できないし、テジュンが教会に通っていたというのは後の展開の小さな伏線にもなっているので、カットするのはちょっと惜しい。

 ホテル(フラミンゴホテル)に着き、総支配人にテジュンのことを尋ねると、半年前に解雇されたとのこと。もしかして女性問題で? と恐る恐る尋ねるジニョン。信用してへんのかい; 理由はビザのことだと聞き、ホッとする。危機対処能力に優れた人間だったのにと惜しがる総支配人。
 ここでも総支配人とテジュンが一緒に撮った写真が飾られている。ソウルホテルの料理長といい、テジュンは目上の人に可愛がられ、取り立てられるタイプなんだね。これも大事な才能です。

 関係ないけど、このジニョンのボサボサ頭はイケてないと思う。ひっつめ髪をおろしただけの癖つきまくりって感じ。冬ソナ第3話のギャグとしか思えないチェリンの髪型といい、韓国のセンスってこんな感じなの? それとも身の回りにあまり構わない、さばさばしたジニョンのキャラに合わせてるの? うーん;

 さて、がっかりしてパリスホテルのロビーに帰って来ると、わざとらしさ200%ですぐ後をハン・テジュンが通り過ぎる。「君の名は」みたいな見え透いたすれ違いのあと、さあてさて、いよいよジニョンとドンヒョクの第二次接近遭遇のシーンです。

 ホテルのレストラン「スリー・ハンドレッド・ローズ」にて。
コーヒーのお代わりを頼もうとするが気づいてもらえないジニョン。ウェイターの後からドンヒョク登場。
 ジニョンから少し離れた席につくドンヒョクとレオ。ブルーマルガリータを注文する渋い声がすてき。

 ここでレオから漢江ハンガン流通のキム会長のM&Aの依頼の話が初めて出てくる。それには答えず、「次からは別の店を。雰囲気もメニューもダメだ」と、このレストランに厳しい評価を下すドンヒョク。
「この店も変わったよ。今じゃ家族連ればっかりだ」と苦笑するレオ。

 「ゲームバー、コンベンションプラザ、ファミリーエンターテインメント……」と英語でつぶやきながらPDAに入力するドンヒョク。ノベライズ本によると、閃いたアイデアを書き込んでいたらしい。
「砂漠に金の塔を建てるんだ。家族連れ向きに」

レオ「結婚しないのか?」
ドンヒョク「仕事より夢中になれる女がいればな」
 そのとたん、「Excuse me please!」と、高い声が上がる。おお、仕事より夢中になれる女の登場ですね(笑) つられてそちらに目をやるドンヒョク。
「5回呼んでコーヒーのお代わりを2回頼んだわ。
 ナイフとフォークは一体いつ取り替えたの? 刃が欠けていてステーキが切れないのよ。
 肉は硬いし、パサパサのレタスに熟れすぎたトマト。
 メニューには新鮮な野菜って書いてあるけど、これのどこが新鮮な野菜なの!?」

 ウェイターに機関銃のようにクレームをまくしたてるジニョン。同じホテリアーとして、いい加減なサービスに耐えかねたのね。しかし、ここはヒステリックにキャンキャンわめくんじゃなくて、特級ホテルの支配人らしい威厳が欲しかったところ。

 変わった女がいるなあ。しかも自分と同じ韓国人の血が流れているらしい。笑いを噛み殺すように口許に手をやるドンヒョク。しかし、次の瞬間、ジニョンの、
「このグラス、ヒビが入っているわ。小さな衝撃でも割れるわ」
という、ただの客とは思えない鋭い観察眼に思わず身を乗り出してしまう。
(どうでもいいけど、小さな衝撃で割れるグラスを乱暴に置いて、大きな衝撃を与えたらあかんやろ(笑))
 そして、やっときたお代わりのコーヒーをスカーフにこぼされて、ついに席を立ってしまうジニョン。これはテーブルにスカーフを置くほうが間違ってませんか。しかも、コーヒーを注ごうとしてるときに妨害しちゃ、こぼされるのは当たり前でしょ~が(^^;)
「韓国人みたいだが、たいした女だな」というレオの言葉には答えず、ひとりで面白がっている風のドンヒョク。しっかりジニョンの印象が心に焼きついたようす。


 ドンヒョクとレオはホテルの部屋へ。
 漢江流通の話を再び持ち出すレオに、
「小遣いが欲しいのか?」
と、つれない返事のドンヒョク。規模が小さく、しかも韓国だ。興味はないと言う。

レオ「ジミー経由だ。断るわけにもいくまい。
   アメリカの国会にまで手が回っているようだ」
 なんだかよくわからないけど(^^;)、いつもスケールの大きな仕事をしてるのね。
「フィラデルフィアのように」やれと命じるドンヒョク。高値をふっかけてあきらめさせろ、と。
「事前調査は先払い。乗っ取った後の株を18%いただく。
 もちろん、家や車、すべての経費は別払いだ」
 おお、かなり強気。気乗りしない仕事はこうやって相手から断らせるように仕向けてるのね。

 レオと話しながら、靴を脱ぎ、ネクタイをはずし、新聞に目をやり……という動作が続くのですが、何気ないそんな仕草がまた絵になるんですよ。
 そんな中で私が気になったのはこのシーン→
 でっかい足だわ~(^^) 身長180cmってことは足のサイズは27~28cmってとこ?


(カットシーン 15:22~16:52(1分30秒))
「金目当ての奴らです」
 窓の外を見るドンヒョクの背中にソウルホテル元総支配人の声がかぶさり、場面はキム会長のオフィスへと。
 窓から外を見ているキム会長。テーブルを挟んでこちら側にソウルホテルの元総支配人とチェ室長が立って、キム会長の背中を見ている。
元総支配人「18%の株も法外なのに、経費まで別払いだとは。なのに、その条件でも考えてみるですって?」
チェ室長「いくら専門家だとしても、ここまでは……」
キム会長「おまえが推薦した奴だ。M&Aではナンバー1だと」
チェ室長「しかし、ここまで高慢だとは。他を当たります」
キム会長、振り返って、「いいんだ」
チェ室長「えっ」
キム会長「気に入った。いい度胸をしている。1週間で決定するんだろう。待ってみよう」
元総支配人「しかし」
キム会長「ソウルホテルに総支配人は来たか?」
元総支配人「まだです」
キム会長「大きな魚ほど、釣るには待たねばな」
元総支配人、あまり納得していないようにうなずく。
キム会長、大声で「何してる? 金を送ってやれ!」


 場面が変わってウンジュのおもちゃ屋
 売上金をくすねているウンジュ。そこへショートボブの女性が店に入ってくる。ウンジュの母親らしい。店の外でそれを見ているヨンジェ。母親とウンジュが争っているのを不思議そうに眺めるヨンジェ。
 と、「駐車禁止区域です。車を移動してください」とパトカーのアナウンスが。しぶしぶ車を動かすヨンジェ。彼が去ったとたんにユンヒが現れる。上は赤いニット、両膝に大きく穴のあいたジーパン姿。
 店からウンジュが飛び出してくる。
ウンジュ「早く逃げて。お金のこと、ママにバレた」
 二人で走って逃げてゆく。


 クラブにて。店の売り上げをくすねて逃げてきたウンジュを心配するユンヒ。いつもユンヒに奢ってもらってばかりなので気が引けていたと言うウンジュ。
 口うるさい母親のことを愚痴るウンジュをユンヒは羨ましがる。ユンヒの母親は表向きは白血病で亡くなったことになっている。いつも持ち歩いている睡眠薬をバッグから出し、ママはこれで自殺したと打ち明けるユンヒ。

 元は有名な女優だった母。金持ちの父と出会って結婚し、ユンヒが生まれたが、決して幸せではなかった。女優復帰を願えば夫に殴られ、どこに行くにも監視がつけられる生活に耐え切れず、酒に手を出してしまう。ユンヒには酔っているか泣いているか大声で父と喧嘩している母の姿しか記憶にない。笑顔の記憶がないのとつぶやくユンヒ。

「私、ママにとてもよく似ているの。だからこわい。いつか私もママと同じ死に方をするんじゃないかって……」

 親友の背負っているもののあまりの重さに言葉を失うウンジュ。

 恵まれた生活をしているお嬢様と思っていたユンヒが、実は親の愛に飢えて、幸せではなかったとわかるシーンです。ちょっとユンヒの涙のタイミングが早すぎるかな~。韓国ドラマは女も男も簡単に泣きすぎという感じがするんですが、ストレートな感情表現は本音と建前を分けないお国柄のせいかな。日本人の感覚だと、ぐっと溜めが入って、こらえにこらえてついにポロリ……という方がリアリティを感じるんですが。


カットシーン 20:49~24:13(3分24秒))
 車でソウルホテルへ向かって走ってゆくヨンジェ。

 ソウルホテル会議室。電灯がついてなくて暗い。
 アンに無理矢理引っ張りこまれるオ支配人。
オ支配人「なんて力の強い女だ」
 二人、争っている。
オ「何するんだ。放せ」
 電灯をつけるオ支配人。
オ「おまえ、もうやめろよ。手を放せ」
 ようやく手を放すアン(私服姿)。
アン「お話したいだけです」
オ「誰かに見られたら?」
アン「上司と部下が話してるだけでしょ」
オ「この前に」
ア「この前、相談できなかったから」
オ「相談?」
ア「減点もないことにして。昇進についても」
オ「こういうのを……」
ア「こういうのを?」
オ「セクハラだ」
 吹き出すアン。
オ「笑うか」
 アン、笑いながら「誰が誰に?」
オ「おまえが俺にだ。社内でするな」
ア「じゃ、外では?」
オ「俺は総支配人になるんだ」
ア「総支配人に昇進を?」目の色が変わる。
オ「順番的にも経験的にも俺しかいない」
ア「かっこいい。ヒョンマンさん」
オ「ヒョンマンさん?」
ア「私、有能で強い男が好き」
 飛びついてゆくアン。逃げるオ支配人。
オ「やめろよ」
 ドタバタしてるところへドアが開き、社長と秘書が入ってくる。
社長「オ支配人?」
オ「奥様……いえ、社長」背広の乱れを直す。
社長「二人で何を?」
 焦る二人。
オ「はい、相談事があると……」
ア「明日、ここでセクハラ予防セミナーを。それで支配人とテーブルのセットを」
オ「ビュッフェのセットも」
社長「ユ・チーム長は?」
ア「風邪で退勤しました」
社長「苦労かけるわね」
オ「当然のことです。社長は帰られないのですか?」
 社長、苦笑して「ヨンジェは今日も出勤していませんか?」
オ「さっき更衣室で見かけたので、何日か休むように言いました。やはりまだショックが」
社長「息子を私の部屋に」
オ「かしこまりました」お辞儀するオ支配人。
社長「早くすませて退勤して」
アン「はい」
オ「セクハラセミナーの準備が済んだら」
 出てゆく社長。ドアを閉める秘書。お辞儀するオ支配人。
 再び迫ってゆくアン。
オ「おいおい」たじたじと後ずさる。
ア「オ支配人、私も昇進させて」と、オ支配人を追いかける。


 社長室にて
 メガネを触っているヨンジェ。
社長「ちゃんと食べてる? お小遣いは?」
ヨンジェ「給料もらった」
社長「あなたも辛いのに、何もしてやれなくてごめんね。私、慣れないことを始めて大変なの。ホテルの状況も悪いし」
 ヨンジェ、顔を上げて、「今さら。いつも俺よりホテルが優先だったろ。30年も精魂傾けたホテルだよ。俺なんかより」と、自嘲気味に笑いをもらす。
社長「ヨンジェ」
ヨ「謝らないで。気にしないで。むしろ負担だ」
と、席を立つ。
 ヨンジェ、ヨンジェと何度も名前を呼びながら後を追う社長を置いて部屋を出、立ち去るヨンジェ。
 ヨンジェを見送り、気を取り直して秘書に聞く社長。
社長「ソ支配人から連絡は?」
秘書「ありません」





 さて、こちらはラスベガス。テジュンに会えず途方にくれるジニョン。パリスホテルの外で何気なく噴水にカメラを向けると、ファインダーの向こうにテジュンが。出来すぎ!(笑)
 3年2ヶ月ぶりの再会。凱旋門のレプリカの台座のところに座って会話する二人。なぜここに? とテジュンに問われ、「あなたに会いに」と答えるジニョン。
 2ヶ月前に支配人に昇進したと報告するジニョン。なんだ、まだ経歴浅かったのね。
(シナリオでは、支配人2級試験に合格して当直支配人に昇進したとなっている)

テジュン「支配人か。すごいな。おまえにぴったりだ」
 そうか?(^^;)
ジニョン「なぜ連絡を絶ったの? そんなに忙しかったの?」
 まあなと言葉を濁すテジュン。ジニョンの左手の薬指を見て結婚していないのかとちょっと安心したように言う。未練なのね(笑) ホテルのみんなの消息を聞き、社長が亡くなったことを聞いてショックを受ける。
ジニョン「経営状態が悪化し、総支配人も辞めてしまったの。それでね……」
 話の成り行きを察して腰を上げるテジュン。
「仕事があるんだ」

 一緒に帰りましょう。迎えにきたのと言うジニョンに、バカなことを、俺には関係ないとテジュン。
「まだ3年前のことを? あれは事故だったのよ」と言われ、思わず「そうさ、事故だった!」と怒鳴ってしまうテジュン。起きてはならない事故だったんだ……。
 俺はここでの生活に満足してる。有名ホテルの副支配人だ。もう少しで昇進もできる、と嘘を並べ、足早に立ち去ろうとするテジュン、追ってゆくジニョンだが、走り出したテジュンに撒かれてしまう。

……のだけれど、なぜかテジュンが入ったステーキハウスをあっさり見つけるジニョン(^^;) まわりに目ぼしい建物がなかったのでここだとわかったらしい。
(このアウトバック・ステーキハウスはパリスホテルから車で5分のところにあり、実際は走って行ける場所ではないとか)

 皿洗いをするテジュンを物陰からそっと見つめるジニョン。特級ホテルの支配人にまでなった、かつての恋人のあまりの落ちぶれようにショックを受け、ホテルに戻る。
「どうしよう。これじゃソウルホテルも終わりだわ」

 このシーンで流れるサラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリの「Time to Say Goodbye」は出色。ジニョンのやるせない想いが伝わってくる。
 この曲に合わせて映し出されるライトアップされた噴水の美しいこと。心が洗われる。ここだけ切り取ってヒーリングビデオを作ってほしいくらい。


(カットシーン 32:06~34:14(2:08))
 ソウルホテルの事務室。従業員の制服がいっぱい吊ってある。
 社長とイ支配人が新しい制服のデザインを相談している。
社長「春らしくさわやかな色を」
イ「ホテルは上品さが必要です。あまり派手すぎるのは。それに、このスカートはタイト過ぎます」
社長「かわいいでしょ?」
イ「Aラインが無難ですわ」
社長「イ支配人はお尻が大きいから」
イ支配人、焦って「私のお尻のどこが……」
 電話が鳴る。急いで取るイ支配人。
イ「お尻は……イ・スンジョンです。あら、どう? 少しはギャンブルを?」
 はしゃぐイ支配人に社長があわてて、「ソ支配人?」と手を出すが、
イ「ハン・テジュンさんに迷惑かけないようにね」
と、ひとしきりしゃべってからやっと受話器を渡す。
社長「ジニョンさん、連絡待ってたわ。どうなったの? 彼に会えた?」
イ支配人、受話器に顔を寄せて、「会えなかった?」
社長、「静かにして」と手で防ぎながら、「会えたの? 彼、元気だった?」

 ラスベガスのジニョン
ジ「はい、とても元気でした。はい? こちらでもホテルで仕事を。生き生きしてました。忙しそうだったので、詳しい事はまだ……。明日会って話そうと……」

 ソウルホテル
社長「そうだったの。とにかくお疲れ様」
イ「会えなかったんですね。まったく……」
手でイ支配人を追いやる社長。「会えなかったんでしょ? あの子がやることはいつもそう。抜けてるの」と、ブツブツ文句を言ってるイ支配人に、「ちょっと」とたしなめ、電話に向かって、
社長「もし来てくれなかったらと心配してるの。よく話してみて。事情を話せばわかってくれるわ」

ジニョン、明るく笑って「心配しないでください。また連絡します。それでは」
電話を切る。

 ソウルホテル
 社長も受話器を置く。物憂い顔の社長にイ支配人が、
イ「何か困ったことでも?」
社長「もう行って」
 イ支配人、行きかけるが振り向いて、
イ「もしかして、ハン・テジュンさん、女の人と同棲してるんじゃ?」
 社長、ムッとした顔でちらっと振り向くが、無言でまたカタログに目を戻す。
 イ支配人、納得したようにうなずく。

(シナリオ・フォトBOOKでは、イ支配人の最後のセリフは「もしやハン・テジュンさんはあっちで結婚して落ち着いているのでは?」になっている)

 ラスベガス。明け方、家に向かって車を運転しながらカップコーヒーを飲むテジュン。ボーッとしていて赤信号に気づくのが遅れて急ブレーキ。コーヒーを足にこぼす。
 蘇る3年前の記憶。

 ジョンシク(飲食部のウェイター)がドレスにコーヒーをこぼしたと言って、中年の女性がテジュンに怒っている。ジョンシクは否定するが、「じゃ、私がわざとこぼしたとでも言うの?」
 大当たりですな(^^;)
 怒ってジョンシクを追い出すよう言う女性。二人きりになったとたん、「暑いわね」と何となく怪しげなBGMのボリュームを上げ、ドレスのジッパーを下ろすようテジュンに命令する。
 ためらうテジュンだが、強く促されるままにジッパーを下ろしたとたん、女性にすがりつかれ、ベッドに倒れこんでしまう。

女性「これを望んでたんでしょ?」
テジュン「誤解です!」

 そのときドアが開き、女性の夫が部屋に。とっさにテジュンに乱暴されそうになったと嘘をつく女性。女性の夫は有力者のパク議員だった。うわ~まずい展開ですよ。
 テジュンを殴り、「社長を出せ!」と電話に叫ぶパク議員。その後で嘘泣きしている夫人。

 ここは実際のホテルマンたちに非難轟々ごうごうだったシーンである。いわく、ドアを閉めて女性と二人きりでいるとは何事か。あれじゃ、ああなるのも当然だ。……ごもっとも。
 確かに有閑マダムがくらっとくるほど支配人姿のハン・テジュンは渋くてダンディでかっこいい。でも、どうせ服にコーヒーこぼしてベッドに押し倒すなら、私はドンヒョクの方が(笑)

 クラクションの音で我に返るテジュン。車を走らせていると、ジェニーがチンピラに囲まれているのに遭遇する(わざとらしさ85%)。自分の車で突っ込んでいってジェニーを救出。後先も考えずにすぐ飛び込んで行かず、まずは様子を窺って、相手の車のキーを抜き取っておくあたり、さすが危機処理能力に長けているとお墨付きの元支配人だけある(笑)

 ジェニーを家に連れ帰るが、ふてくされる彼女に、「もう我慢も限界だ。牧師さんに頼まれておまえを更生させようと世話をしてきたが、これ以上面倒は見られない」と最後通告をつきつけるテジュン。彼が部屋を出て行ったあと、ソファにもたれてすすり泣くジェニー。なんだかかわいそう。ほんとは悪い子じゃないんだよね、きっと。

 さて、こちらはホテルの部屋。ヤケ酒をあおるジニョン。「さよならハン・テジュン。あそこまで落ちぶれるなんて。あんなに卑怯で臆病だったなんて知らなかった。どうして? 私の愛した男はあの程度だったの?」
 飲み干したとはいえ、傾けたワイングラスに一滴もワインが残っていなかったのが、私はとても気になってしまった。しょーもないことですみません(^^;)

 ドンヒョクの部屋。ソウルホテルの危機的経営状態について説明するレオ。持ち株の割合が夫人(社長)が29%、一人息子のヨンジェに11%、海外ファンドが15%、残りの株主に5~6%と聞いて、「つまらない」と切り捨てるドンヒョク。
 その程度でソウルまで行く気はないという彼に、「韓国が懐かしくはないのか?」と尋ねるレオ。「人間ってのはな……」
「LAへの出発は?」強引に話題を変えるドンヒョク。どうやら母国に何かこだわりがあるようす。
レ「あさっての朝だ」
ド「ジミーが別荘を用意してるんだろ」
レ「成功するたびに彼らはボスに会いたがる」
 ネット配信では彼ら→ヤンキーたちになっている。白人社会の中で対等に渡り合ってるって感じ。
レ「エリックがヨットに酒と女をいっぱいにして待ってると」
 おいしい生活をしてるのね。さぞかし寄って来る女も多いんでしょうね。だけどきっと好みもうるさいのよね。そんなふうに後腐れなく女と遊ぶドンヒョクというのもまたそそるわ(笑)

ド「そろそろ休め」
 おやすみを告げて出て行くレオ。じっと窓の外を眺めたままのドンヒョク。遠く離れた母国を思っているんでしょうね。


(カットシーン 42:09~43:33(1分24秒))
 飲みすぎたのか、うたた寝をするジニョン。口のまわりのよだれ(?)を拭うところが芸が細かい……けど、ちょっとがさつ過ぎませんか~?(^^;)
 正気に返ってつぶやく。「私、何してるの?」
 きゅっと唇を結び、前方をにらむと、ほどけていた髪を束ね、洗面所へ行って顔を洗う。
そう、それでこそヒロインだよ!
 そしてシャワーの栓をひねり、髪をほどいてタンクトップを脱ごうと手をかける。

 場面が変わり、TVのニュース画面が映し出される。テジュンの家。
薄暗い部屋のソファで寝入ってしまったジェニー。
 部屋に入ってきたテジュン、ジェニーの体の上にあったリモコンを取り、TVを消す。
ずり落ちていたキルトケットをかけてやってから、ジェニーの寝顔にじっと見入るテジュン。


 自分の部屋に戻り、ベッドに横になるテジュン。

 朝、ノックの音で目が醒める。ジニョンが来たのだ。ドアが開き、テジュンかと思えば代わりに出てきた女の子にとまどうジニョン。後から現れたテジュンを見て、すべてを察して踵を返し、ずんずん歩いてゆく。追いかけるテジュン。
ジニョン「戻りたくないわけよね。まさか女がいたなんて」
 「最低なやつ」と言いながら歩を速めるジニョン。
 3年も経っていれば女くらいできるでしょう(^^;)

 誤解するなと追いすがるテジュンだが、3年前の事故で心に深い傷を負い、異国の地で健気に生きているはずの元恋人が、落ちぶれ果てて女と暮らしている現実に、ジニョンは頭に血が昇って聞く耳もたない。皿洗いをしていることやホテルをクビになったことまでバレてしまったと知り、観念してジニョンの話を聞くテジュン。

ジニョン「あなたの夢は? 海辺に100室ほどの小さなホテルを建て、新婚や老夫婦だけの場所を作るって話してたでしょ」

 叶わない夢を見るより皿洗いをしていた方がましだというテジュン。3年前、ソウルホテルを辞めたあと、彼はどのホテルにも断られたのだった。3流ホテルにさえも。特級ホテル出身者は煙たがられたのだ。最後に断られたホテルを背に彼は誓った。二度とホテルには戻るまいと。

 ジニョンにとってそれは初めて聞く話だった。
「それで、私からも離れていったの?」
 ホテルのことを思い出したくないから? ホテルにはもう関わりたくないから?
「私はそんなに簡単に忘れられる存在だったの?」涙しながら言うジニョン。
「ジニョン、あのときの俺は……」

 何か言おうとするテジュンを、ジニョンは「今の話は聞かなかったことにして」とさえぎり、社長が最後の希望を託した人事ファイルを渡し、明日の朝帰ると告げて去ってゆく。
 人事ファイルを開けると、社長の走り書きが。
「総支配人を任命。アメリカに連絡を」


 ホテルに戻るジニョン。閉まりかけたエレベーターにドンヒョクの脇をすりぬけて飛び込む。ドンヒョクとの第3次接近遭遇、しかも至近距離!
o(^^*o)(o*^^)o←私が喜んでどうする
 おとといレストランで見たあの女じゃないか? と言いたげにドンヒョクを見上げるレオ。知らぬふりをしながらも、ふと唇を緩めるドンヒョク。

「バカ、バカ、あんなこと言っちゃって」
独り言を言いながら壁に頭を打ち付けるジニョン。思わず強く打ち付けてしまい、あいたた……と頭を押さえる無防備な姿に、ふとなごむドンヒョク。エレベーターを出るジニョンを追うように歩くドンヒョクの表情はすでに、このヘンな女に対しての好奇心で輝いている。

「彼女の部屋を調べろ」
 ボスに命じられ、やれやれといった感じでタメイキをつくレオ。
 なんでもかんでもさせられてるんだね~レオ。本業は弁護士なんですけど(^^;)

 ジニョンの部屋にルームサービスが届く。細長い箱は花かな? 平べったい箱にはバラをあしらったスカーフが。レストランに確認の電話をするが、贈っていないといわれてしまう。
 カードを見つけるジニョン。そこには贈り主の名前だけが。
「Frank?」


 テジュンの家。カードをもてあそびながら新聞を読むテジュン。オムレツを作るジェニー。ちゃんとした料理が作れるっていうのは、なかなかすごいことだと思うよ。根はいい子だよね。うん、絶対。
 ノックの音がして、彼女かも、と目を輝かせて出て行くジェニー。テジュンのいいヒトだってことがわかってるのね。自分も腰を上げるが思い直し、もったいつけて座り込むテジュン。その直後、ジェニーの手にしていたマグカップの割れる音。悲鳴。

 ジェニーにからんでいたチンピラたちが、彼女を拉致しようと押しかけてきたのだ。
「アジョシ(おじさん)!」と連呼するジェニー。字幕ではキム・スンウに配慮してか(笑)、「お兄さん」になっている(ネット配信では「おじさん」)。

 チンピラたちを殴りつけ、叩きのめし、けっこう強いハン・テジュンだが、拳銃を頭につきつけられてはおしまい。ドラッグ代を払えと凄むチンピラたち。中にひとり、韓国人の男がいて、仲間が言うことをいちいち韓国語に訳している。テジュンは英語で答えているのになんでかな?

 3000ドル(約33万円)だと言う仲間に、韓国男は3000万ウォン(約300万円)と言いかけて3000ドルと言い直している。あまり高く吹っかけても無駄だと思ったんだろう。いっそ3000ウォン(約300円)と言い間違えた方がマヌケで面白かったのに。
 1時間で金を作れ。さもないと女を砂漠に埋めるぞと脅すチンピラたち。ヤバイ展開になってきましたよ。


 ジニョンの部屋。お風呂に入っているジニョン。さすが、絵になるなあ。そこへ激しいノックの音。
怪我をしたテジュンがやってきて金を貸してくれという。3000ドルと言われて財布を見るジニョンだが、1200しかない(普通はカードで支払うから現金なんてそんなに持ち歩かないもんじゃないの?)。

 ジェニーのためと知ると、テジュンの手からお札を奪い返す。なんだって私があなたの同棲してる女のために!? 冗談じゃないわ。
(シナリオ・フォトBOOKによると「韓国からここまで、あなたを連れ戻しに高い飛行機代を払って来たのよ!」とも言っている。まさかこの出張って自腹?(^^;))

 交通事故で死んだ恩師である牧師に、更生させてくれと頼まれた子なんだと説明するテジュン。ほらここで大学のシーンでカットされた女子学生とジニョンとの会話が伏線として生きてくるのよ。あれがないと取ってつけたような設定になっちゃう。惜しいな~。

(シナリオ・フォトBOOKでは、恩師というのは高校の先生で、テジュンに最初にホテルの仕事を紹介してくれた人であり、退職後、牧師をやりながら里親とうまく行かないで非行に走る子どもたちの面倒を見ていた人となっている)

 信じようとしないジニョンのバスローブの肩に手をかけ、恋人同士ならではの「チニョンア」という親密な呼び方で彼女を呼び、じっと目を見つめるテジュン。

ジニョン「そんな目で見ないでよ。心が揺れちゃうわ」

 元恋人という魔法はまだ効力を持っていたようです。3000ドル貸す代わりにソウルへ一緒に帰ろうと交換条件を出すジニョン。しぶしぶそれを飲むテジュン。商談成立。
 着替えるから待ってと言うジニョンを、テジュンはたぶん置いていけるものなら置いて行きたかったんだろうね。でも、借りたカードの暗証番号がないとお金を下ろせない。だからジニョンを連れていかざるを得ない。


 テジュンの家へ。ここらはストリップ北側、ストラトスフィアホテルの裏手。生活保護者が多く住む地区で少々治安が悪いとか。いいとこ選んでますね(今は取り壊されて荒地になっているらしい)。日本人から見ると、その割には広くていい家だったように感じる。

 テジュンとジニョンが部屋に入ると、うずくまって震えているジェニーの姿が。殴られた顔を拭いてやるジニョン。チンピラたちは朝また来ると言って帰ったらしい。あまりの事の重大さに「ごめんなさい。私のために」と素直に謝るジェニー。彼らは急遽、荷物をまとめてLAのテジュンの友人宅へ向かうことに。まだ暗いうちに出発する3人。

 場面が変わり、ヒゲを剃っているドンヒョク。「どうだった?」
 明け方予定より早く発ったとレオに聞き、「そうか」と一言。ジニョンのことを調べさせたのね。女のことくらい自分で調べんかい(^^;) ちょっと心残りなふうだが、フロントに聞いても彼女の住所は教えてくれないだろうね。手がかりが消えたことで諦めるドンヒョク。一仕事終えて、彼らもバカンスのためLAへ。

 ネバダ砂漠のフリーウェイをLAへ向けて走る赤いオープンカーにサングラス。ノリノリの音楽。ん~アメリカって感じですねえ(何が)。

「ルームサービス頼んだ?」とテジュンに尋ねるジニョン。金もないのにと笑うテジュンにまだ納得いかず、アメリカでの名前はフランクじゃないの? と重ねて聞くジニョン。

 そうだよね、彼くらいしか心当たりないもんね。まさかカッコいい企業ハンターが自分に興味を抱いたなんて思ってもみないよね~。あ~もったいない。
 テジュンのアメリカでの通称はジュンっていうのね。ヨンジュンシの韓国での愛称と一緒ですね。いや、どうでもいいんだけど(^^ゞ

 韓国へ帰るの? と訊くジェニーに、二人同時に答える。
テジュン「いいや」
ジニョン「そうよ」

 何言ってんのよ約束が違うわよと言うジニョンに、「おまえが強引だから仕方なく行くと言ったんだ。金は1ヶ月で返す」と答えるテジュン。もちろんジニョンは納得いきません。みんな待ってるのに。あなたがいなきゃソウルホテルはどうなるの!?
 3年間もずっとホテルを離れて自信がない。怖いんだと思い切って打ち明けるテジュンに、ジニョンはバカ呼ばわり(^^;) この情け容赦なし度、ドンヒョクといい勝負じゃないすか?

 二人の言い争いはエスカレートしていく。
ジ「止めて。降ろして。臆病者と一緒にいたくないわ」
テ「砂漠の真ん中だぞ」
ジ「いいから降ろしてよ」
テ「勝手にしろ」

 まさかテジュンが本当に車を停めてしまうとは思ってもみなかったのか、あっけにとられるジニョン。引っ込みがつかず降りてしまう。このときのジェニーの「えっ」と心配する顔に続いて、テジュンの「えっ、本気か」という顔がおもしろい。恋人だったはずなのに、お互いの性格を把握できてませんね、お二人さん。

 ますます引っ込みがつかず、「鞄も降ろしてよ」というジニョンの言葉に、本当に放り投げてしまうテジュン。鞄を降ろせと言ってる間にテジュンが頭を冷やしてくれるかと期待したのかもしれないけど、テジュンの方ももはや引っ込みがつかなくなってしまってる。

 走り去る車(ジェニーが心配そうに振り返ってる)、ドアにはさまって破れてしまったワンピース。まさにふんだりけったり。
「この最低野郎~~~~~!!!」
 ジニョンの雄叫びが砂漠に響く。いいなあこういう展開。大好き♪

 次回は第3話「許されざる者」。さあ、いよいよ舞台はソウルに移り、大きく話が展開してゆきますぞ。
 それにしても、こういう舐めるようなレビューで、あと18話も続けられるのかしら(笑) そこんとこもヒジョーに心配です(^^;)

※カットシーンはノベライズ本でもカットされていました(2004.7.11追記)
 シナリオ・フォトBOOKでは入っていました(2004.7.12追記)

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