[Top 側へ一つ移動]

2002年 6 月の記録

日付 内容
2002/7/1  起床、入浴、出社。

 昨日部屋で進めた TRIZ 絡みの仕事をを会社で始め、そこそこ進んだら… PC が壊れた!突然止まってしまって再起動しなくなった。 HDD がクラッシュしたようだ。4 月に導入した PC なのに。仕方がないので代替機 (Win95で HDD 鋸利用料も非常に貧弱) を使わせてもらうことにした。設定に時間がかかり使いはじめたのは午後になってからだった。

 しかし、週報、月報色々なものがパーになってしまった。よくもこんな PC を使わせやがったな。

 昼に部屋に戻ってファイルをコピーして部署に戻った。そして PC にデータを食わせようとしたらうまく動かない。この骨董 PC は FDD もくたびれかけていた。それでも時間が経ったら調子が良くなってきた?

 壊れた PC は HDD の換装になるようだ。修理に 1 週間以上かかるらしい。

 結局、半日で終わるかな、と思っていた仕事は丸一日かかった。やれやれ。
2002/7/2  起床、入浴、出社。

 TRIZ がらみについて結果をメールした相手から返事が来た。まず、当方が送ったのは TRIZ の手順に従って穴を埋めたようなリストで、自分で見なおしても
「TRIZ しらなきゃこれ全然理解できないな〜」とあきれるような内容だった。ところが相手側は自主的に勉強したようで、書いたものをそれなりに理解したうえで感想を書いてくれた。このことが一番うれしい。

 テレビ東京の記者が窃盗団のメンバーから情報をもらった代わりに、そのメンバーの家族を避難させるために 35万円払ったことが問題になっているようだが…何が問題なのか理解できない。まぁこの記者がターゲットになった企業に連絡してなかったのは悪いといえば悪いかもしれない。

 杉浦太陽氏、処分保留のまま保釈。起訴は難しいと考えたようだ。

 とうとう Dual-Link 対応のビデオカードが出てきた。やっと出ましたか。5万円以下のカードでそういうのが出てくればいいのにとは思うがやっと 1 枚目ということはしばらくはそういうものは出ないということか?

 プロジェクト X みた。村上さんは吉本多香美似かな?
2002/7/3  起床、入浴、出社。

 いろいろやった。試験計画を作りかけたが完成しなかった。

 TRIZ の部会開催。ん〜いまいちだ。それと私のチャートの書き方は全然正しくなかった。
2002/7/4  起床、蒸し暑い。入浴、出社…ではない。

 午前中は危険物取扱者試験の講習会に出た。財布に万札と 100 円以下の硬貨しか残ってなかったので喉が渇いても何も飲めず苦労した。講習会が終わり、寮に戻ってきたら管理人さんが封筒を渡してくれた。情報処理技術者試験センターからで、これが来たということは…ソフトウェア開発技術者試験にようやく通ったということだ。ほっとした。次はネットワークだ。

 毎日放送 (MBS) でウルトラマンコスモス絡みの話をするらしかったので午後は部屋にいたかったが (オイオイ) 出社した。PC がクラッシュしてから使っていた代替機を、もう少しましなものに替えてくれた。

 MBS の番組でどういうことを言っていたかを2ちゃんねるで見てみた。愚痴が入っている印象だったとか。ははは。
2002/7/5  起床、入浴、出社。

 段々仕事のネタが底をついてきた。しかし新しい仕事というか調査が入った。ただ、ざっと眺めるとあまり将来性はなさそう。なにかエッセンスを付け加えねばならないかな?

 ネットワークの試験のために TCP/IP の本を見直しはじめたがいまいち乗れない。
2002/7/6  起床、雨が降っていたが、じきにやんだ。

 駅前に出て、郵便局に行った。かもめ〜るを 50 枚購入した。

 ウルトラマンネオス、見た。オープニングもストーリーの説明になっていた。脱出したら背もたれ?が空中浮揚装置になる、のにはびっくりした。内容はそれなりに面白かったが次回は結構つまらないという話。ともあれ、ウルトラマンコスモスよりは肌に合う。

 TCP/IP の本、今日もみなおした。
2002/7/7  起床、ハリケンジャーと龍騎見た。ストライクベントだったかな?を使った途端に横からメタルゲラス (要はサイ) が横から突っ込んでくる、というのはすごくシュールだった。お子様はこのシーンを真剣に見るのでしょうか?それとも笑っちゃうのでしょうか?まるで往年の江口寿史のマンガを見ているようだ。ワニ型モンスターと契約したライダーがストライクベントを使ったら白いワニが現われて皆を錯乱させる…とか。Survive のカードの意味がよくわからない。

 龍騎→ファム加藤夏希羊のうた つながりで羊のうた (マンガ) を買うことにした。ソニーマガジンが撤退した後、幻冬舎から出ているようだ。月曜日に注文しよう。

 プリンタを買おうかと思ったが後に伸ばした。

 2 ちゃんねるには怪獣使いと少年の AA もあった。

 2 ちゃんねらーがゴミを拾ってマスコミに抗議した、とか。スラッシュドットでこれを日本版 hack と見抜いた人がいた。hack といっても MIT なんかで学生がやったいたずらのことね。確かにその通りだと思う。

 疲れた感じなので寝た。1:50 に目が覚めたのでこれを書いた。
2002/7/8  1:50 から起き続け、日記を更新した後入浴、出社。

 調査で一日のほとんどが終わった。

 帰宅後、暑中見舞いに使う絵を作成。中華キャノンをつかうことにした。

 QXGA 自慢もしたかったがなかなか構図が決まらなくて今日は断念した。
2002/7/9  起床、入浴、出社。

 調査を続行。それで一日が終わった。

 ウルトラマンネオスを中断してコスモスを再開する話があるとか。それはいくらなんでも大人の都合を優先し過ぎでしょう?
2002/7/10  起床、出社。出がけに雨が降り出したのであわてたが午後にはやんだ。

 午前中は他所の部署に話を聞きに行った。

 丸善での購入で銀行引き落としをするための申し込みを書いた。

 参考文献集めに奔走したが違うものをコピーしてしまったようだ。

 TRIZ の部会で自分がやった分も紹介することになった。
2002/7/11  起床、入浴、出社。

 午前中に胃の検診を受けた。発泡剤とバリウムを飲んだらおくびを出してしまい、発泡剤をもう一度飲む羽目になった。検診が終わったらちょっと胃が痛かった。

 午後文献を漁りに行ったら…見込み違いの内容だった。がっくり。

 社内のメールに添付されてきた tiff ファイルをワープロに取り組むべくいろいろ挑戦した。そのままだと Kodak Imaging と関連づけられているが、会社の PC に入っている Imaging (on Win 2k) はデータのコピーができない。GV を使ってみたが読めないタイプの tiff だった。Susie は tiff plugin 自体から手を引いていた。で、ようやく Irfan View でいけることが分かりインストールした。でもその後すぐに貸与 PC 付属の Microsoft PhotoEditor で読めることが分かった。これまでの苦労って何?

 その他もう一つソフトをインストールした。こちらは必要なものだったし代替品はない。

 ウルトラマンネオスの放映を中止してウルトラマンコスモスを再開するとのこと。商売をしなけりゃ食ってゆけないとはいえ節操の無さを感じる。そんなことでいいのか?
2002/7/12  起床、入浴、出社。

 報告書を作成したりなんたりで一日が終わった。

 帰社後、明日 (SF 大会) の切符を買いに駅前に出た。バスに乗っていったら声音が中学生っぽい女性二人が自分と他人の分の性体験のことをしゃべっていた。バスの中で普通の声の大きさでペラペラしゃべることではないだろうに。

 切符は無事購入できた。
2002/7/13  起床、入浴。駅に移動し、やくもに乗った。松江駅でおりたら大雨になった。普通列車に乗り換えたが、途中の駅で列車待ちの時に開いたドアから雨が降りこんで閉口した。玉造温泉駅で降りたら無人駅 (と言う訳でもないんだろうけど常勤の人はいない?) だったのに驚いた。駅前にシャトルバスが来ていたので乗り、会場の一つである玉泉に移動した。

 割り当てられた部屋に行った。荷物を置いてオープニング前の企画「水の星“地球”の奇跡−深海への挑戦」を聞きに行った。雨の中をゆ〜ゆという処に移動した。かつての原子力船むつを改造 (半分にぶった切って後ろを作りなおした) した“みらい”や“かいれい”、“かいこう”、“ハイパードルフィン”、“しんかい”、“うらしま”、果ては“地球シミュレーター”の話にまで及んだ
  • かいこう (だったと思う)など はナホトカ号とかつしま丸のような事件が起きると内閣総理大臣の命令により借り出される。そのたびに 1 年くらい準備していた研究ができなくなる
  • 講演者はそういう研究者をなだめつつ政府に恩を売って次の予算をより多く確保しようと努力するのも仕事である
  • ナホトカ号調査の頃に積んでいたカメラに比べ、その後に積んだハイビジョンカメラと Advanced CCD の能力は相当に向上していた
  • 最近の海底探査機はマニュピレーターが付いているので障害物 (沈没船から伸びている紐など) を切り取れる。昔はこういうものに近づくとからまって操縦できなくなるので近づけなかった
  • アンビリカルケーブル (EVA 専用語じゃないらしい) でつながった海底探査機は電源を会場から供給できる半面ケーブルにどうしてもよじれが生じる。よじれが出来るたびに引き上げてよじれた部分を切ってつなぎ直すのでケーブルの長さが段々短くなり、潜れる深さが浅くなってしまう
  • で、自立走行する“うらしま”が紹介された。
  • “みらい”については新造するのと“むつ”を改造するのとで見積もりを取ったところ、何度見積もりを取っても改造する方が安いという結果になった。改造というのは修繕扱いになり、単価が安い修繕部門が工事をするから安くなるのではないか
  • カッパクラゲ (だったと思う) の学名はソラリスというらしい
  • 日本チームは大西洋にある、一つの黒煙を吹き上げる熱水鉱床を“ラピュタ”と命名したがヨーロッパの研究者はピンと来なかったらしい。「宮崎駿さんにはもっと頑張ってもらわないと」と言っていた
  • 鯨の体にダイオウイカと戦った跡が見つかったという話があるので海底探査機がいつ襲われりゃしないかとひやひやしているが今のところそういう事は起きていない
  • 北極圏 (オホーツク海かベーリング海だったかも) へ調査に行ったビデオも出た
    • 氷山の氷を採取していたシーンが出たが、こういう時にシロクマに襲われる危険があるらしい。今はハンターに随行してもらっているとのこと
    • 採取した氷を研究者 (ボス) 自らがスライスし、偏光板をクロスニコルにして当てているシーンがあった
    • 氷山用のレーダーのシーンもあった。結構性能が良くて氷山の上にいるシロクマが動いている様も分かるとか
    • ここの海水は上面に川から来た水で薄まった層、下面に大西洋から来た??濃い層似挟まれた三層構造になっている。最近になってこの構造に乱れが生じているらしい。この構造が壊れると熱暴走が起きるとか
  • アメリカが水面下 17m においた基地での共同研究の話もあった。画像は National Geographic が取材した時のものだそうだ。人間が海底の生態系の調査をしていたが、こうい人手を使うような細かい調査は海底探査機ではできない、とのこと
  • 地球の歴史のビデオも放映された。パンゲア位までは知っていたがその前にローレンシア超大陸というのがあったことは知らなかった。また古生代に移る前に寒氷期があったとか。古代の太陽は暗かった (今の太陽はヘリウムが増えたので昔より明るいらしい) というのと関係があるかもしれない
  • 古生代から中生代に移る時の大絶滅はホットプルームの発生による環境の激変だとのこと。このあたりは共通認識になっているのか?また中生代の終わりはユカタン半島への隕石落下だとのこと。これはかなり定説になっているかな?
  • 科学ライザー掘削船の進水式のビデオも放映されたがで紀宮清子の隣にいた人 (海洋科学技術センターの責任者?) が異様にはしゃいでいたように見えた。なんか、こう
    「紀宮様、この船はこ〜んなことやあ〜んなことができるんですよ。で、こういうことをするつもりなんですよ」とでも言ってるんじゃないかという感じだった。紀宮はそつなく受け答えしていたが、『皇族って大変だなぁ、オタクの相手もしなけりゃならない』と思ったひとときだった
 と、まぁ知的好奇心にビンビン触れる企画だった。企画が終わってオープニングがある玉泉に戻ろうとしたら大雨になっていた。傘をもってゆけばよかった。

 オープニングの前に部屋に戻った。テーブルにしいたけとうがらし茶というのがあったので試してみた…。お茶というより唐辛子入りのお吸い物ですね。で、オープニング参加のために移動。みのうらさんにあったがあいさつをするまもなく畳の上に座ることになった。
 星雲賞自由部門で H-II ロケットが受賞した。H-II ロケットの代理で賞を受け取りに来た NASDA の野田さんは、ゆーこんに来る前に総務に星雲賞受賞について説明をしたそうだ。総務はおおいに怪しんで
「これ (日本 SF 大会実行委員会) はあやしい団体じゃないのか?この賞は宴会の余興じゃないのか?」と問いただしたらしい。野田さんは
「もちろんあやしい団体ですし、この賞は宴会の余興です」と答えたそうだ。

 オープニング後、「古代出雲王朝の部屋」へ移動。豊田有恒さんその他の話を聞けた。
  • 考古学にはまだまだ大学間の派閥が残っている
  • 出雲には古代の名残があり、例えば国体??で知事をを呼ぶだけでは駄目だそうだ。「知事というのはヤマトが決めたボスだ」という認識だそうだ。で本来のボスというか頭は八十?代続いている出雲大社の宮司という認識だそうだ。唯一風土記が現存しているところだけのことはある
  • 豊田有恒さんは群馬出身だそうで、「群馬は非常に沢山の遺跡が見つかっているのに風土記はのこってない」とのこと
  • (戦前のような極端なものは論外としても) 政教分離というがこういうゆるやかなものは認めてもいいんじゃないのか。完全分離というのは無理だろう
  • どこぞの博物館には昔の葬式の様子が模型で展示されている
    • 地下に甕棺に入った亡骸があり、上で死者を偲んで宴会をしているらしい
    • この展示に対して自称儒教を信じている人からけしからんという抗議があったそうだ。この時代 (弥生時代) の様を儒教で考えられてもなぁ…、とのこと(余談だが孔子自身は日本の弥生時代以前に死んでいる。日本が儒教を取り入れたのはずっと後のことだが当時の中国と日本の文明の差はすごいと感じた)
  • 古事記とギリシャ神話に似たような話がある
    • 例えば八股の大蛇を須佐之男命が退治する話ととペルセウスがアンドロメダ姫を救う話
    • また、伊邪那岐命が伊邪那美命を取り戻すために黄泉平坂に行く話とルフェウスがエウリディケを取り戻しにハデスの世界に行く話
    • これは当時スキタイ系の民族が貿易をしていたので周り回って日本まで話が伝わり、元ネタになったのではないか?
    • ただし黄泉平坂に行く話などギリシャ神話ではロマンチックだったのに日本に来るとホラーになっている (見てはならないといわれたのに伊邪那美命の様子を見たら腐った死骸で化け物がその死骸にたかって食っていた) のはすごい、とのこと
    • また、日本の神話ではオリンポスの神々 (伊邪那岐命、伊邪那美命とそれ以降が対応?) 以前の話がほとんどない。コメンテーターの一人は大学で神道が必須だったので先生 (どこかの宮司さんとのこと) に伊邪那岐命、伊邪那美命以前の話がほとんどないことを質問したらごまかされてしまったそうだ。答えようがない質問ではあるが…
  • どこぞの遺跡から発掘された瓶は地元のと岡山のものと東北のものがあった。北方から東北を通ってやってきた文化というものもあったのだ
  • その昔考古学者は朝鮮史 (なんとかいう名前があったが失念した) を読んでいないものがたくさんいた。それと日本書紀を突き合わせる、ということすらしてなかった。今は逆に朝鮮半島由来 (渡来人の功績) ということが重視され過ぎる風潮だ。北方や南方の影響の考慮が足りない
 この後に夕食を摂った。とても豪勢だった。夕食の後は「すごい科学で守ります!」へ行った。こちらの話は見てない作品まで体系づけられているので既についてゆけない状態なのだが番組制作の裏話…例えば龍騎は最初は仮面ライダーでは無かったが、土壇場になって「仮面ライダーにして欲しい」ということになった…といった風説?が聞けて結構楽しめた。

 そして次は「プロジェクト X の部屋」に移動した…ら始まるまでに少し時間があまったので一旦玉泉に戻った。

 個人的にはプロジェクト X はそれほど好きではないのだが誉め称えるような話では無かったのでよかった。ゴジラの回のビデオを見た後話が始まった
  • プロジェクト X はこれまで NHK で“やってはいけない”と言われたことばかりやって成功した
  • エヴァンゲリオンでポピュラーになった縦書き横書きの混在や中島みゆきのロングセラーのテーマソングが…そして田口トモロヲの語りが〜とかなんとか
  • ゲストがスタジオに登場するが、大したことを言ってない。放映したことの繰り返しだが、実物が見られる、ということが重要なのだ
  • 久保純子の泣きがよい (かった) のだ
  • プロジェクト X の主人公は一旦どん底まで落ちるのがパターンである。そういう意味でゴジラの回はできが良くない。東宝特撮班はちょっと見下されている程度の存在だからだ
  • プロジェクト X で良かったこととして、質が高い物ができるまでは再放送を繰り返せるようになったことがある
    • 中途半端なものを作る位なら…ということが出来るようになった
    • 大体リソースが十分でないのに日本ほど新作が多い国は無いと思う
 プロジェクト X は海外に輸出されてないのか?という話も出たが
「今や国債の格付けがアフリカの国に並んだような国の成功譚なんて見ないだろう」といわれた。おしんを例にした反論が出たが
「貧乏話は国を越えた共通の体験だから受けたのだ」ということだ。ちなみに“おじゃる丸”は "The Adventure of Prince McAloo (綴りに自信無し)"とかいうタイトルがついているらしい。次に南極探検のビデオを見るか…というところで
2002/7/14  プロジェクト X の南極探検のビデオがかかったところで「自主制作 CG アニメはこうなっている with ほしのこえ」に移動した。こちらは自主制作アニメの現在・過去・未来を語るということでいかのように進んだ
  • 過去:DoGA のコンテストで優秀だと評価されたいくつかの作品が紹介された
    • 原始的なモデルが動く程度で評価されていたものがすぐに質が上がっていったことが示された
    • ペリカンロードやめいわく荘の人々を描いた五十嵐浩一さんまで CG を制作していたのは驚いた。しかも商業誌に描いた作品をアニメ化していた。いかにもポリゴンを組み合わせた絵だったが…胸の揺れを表現したかったのかもしれない。五十嵐作品の絵柄とかなりちがっていたのが残念だった
  • 現在:“ほしのこえ”が上映された。私はインターネット上にあった予告編は見ていたものの、この会場で DVD を購入したばかりで作品の内容を知らなかった訳だが…女性のほうが外宇宙に出てゆく話だったとは知らなかった
  • 未来:座談会が行なわれた
    • 発売元であるコミックス・ウエーブが見積もった“ほしのこえ”の需要は 3000〜4000 枚だったのに対して実際は 25000 枚売れた、とのこと
    • この予想を超えた販売数には『個人の PC で作った CG でこれだけのことができるのか』とショックを受けた人たちが購入した分が含まれているのだろう。これからはそういった部分の需要菜望めないのでどんなものを作ったとしても購買数は減るだろう
    • “ほしのこえ”に対する印象も年配側と若年側で異なっていると考えられる。今はその違いがはっきりしていないが次の作品を出そうとする時に同床異夢となるのは難しいだろう
    • 作者いわくコンテが出来て以降は辛いばかりだった、とのこと
    • 「(作品を作る時に) 紙って便利だなぁ」という話も出た。コンピューターで絵を描く時は天地が固定されるが紙は必要に応じてぐるぐる回せるから、とのこと
 休憩中にトイレに行ったら不知間夫妻にあった。未来が始まる前に抜けて NHK 子供番組の部屋に行こうかどうか迷ったが、結局最後までこのイベントに参加し続けた。4:00 に終了したので玉泉にもどって 7:00 まで寝た。

 8:00 に朝食を摂った。これまた豪勢だった。

 10:00 からクロージングが始まった。まず、センスオブジェンダー賞の発表。受賞した作品についてはよく知らなかったが候補に「天使禁漁区」が入っていた、ということは場合によっては「覚悟のススメ」も候補になったかも…。

 暗黒星雲賞に玉泉の夕食と松の湯の女将が選ばれた。前者については松の湯で夕食を摂った人から
「玉泉では蟹が出たって本当ですか?」という切実な声が上がっていた。ちなみに出ました。松の湯の女将についてはそのキャラクタから“次の大会にゲストとして呼べ”という話が出た。またご本人は
「私、薄井幸代さんが好きなんですが…」と、とても濃いコメントを残した。出雲、恐るべし。その他 NASDA の野田さんもゲスト部門で受賞した。

 スケジュール表では 12:00 までクロージングが続くように書いてあったが実際には 11:00 ころ終了した。これなら特急券を交換して早く帰られる、ということで松江行きのシャトルバスに乗った。松江駅でみのうらさんに再開。ここでもろくに会話せずに申し訳ありませんでした。みのうらさんは時間がないと考えてクロージングには出なかったらしい。

 早めの八雲に乗って帰ることができた。
2002/7/15  起床、入浴、出社。

 壊れた PC が治って戻ってきた。さっそくデータを移動した。

 コミックマーケットのためのホテルを探した。会社と契約しているところもインターネット検索すると新橋や日本橋付近の分は埋まっていることが分かった。mapion とも相談?してどこに申し込むかをだいたい決めた。

 「チタンはイオン化傾向が大きいので生体電流を整える」という触れ込みでチタン製健康グッズが売れているらしい。でチタンは錆びにくいのでイオン化傾向は小さいのではないかという話が出たので調べてみた。結果、チタンのイオン化傾向は大きいことがわかった。しかし不動態を作るのでばんばんイオンが出るわけではない。ばんばん出たら金属中毒になってしまう。

 シミュレーションの仕事が入ってきたので大急ぎでモデルを作成した。

 部署の部会のウェブページの作り方について講習があった。html エディタが必要ながら買う予算がないとかなんとか。
2002/7/16  起床、入浴、出社。

 シミュレーションの結果を大急ぎでまとめた。次に月報を課長にかわってまとめている最中。結構面倒くさい。

 部会のページの編集用に無量の html エディタを探してみた。そしてページマスターというソフトを見つけた。もうサポートされていないソフトのようだが…。

 コミケのためのホテルを予約した。
2002/7/17  起床、入浴、出社。

 月度報告の準備で一日が過ぎた。午後はとある部会の発表会。その後は自分の部会の会議。図書室の雑誌でちょうど調べているもの関連の話がのっていた。

 帰宅後は HDD を空けるために時間を使った。おかげで何とかなりそうだ。
2002/7/18  起床、出社。

 月報は何とかなった、と思う。調査のほうはまだ終わらない。

 昼休みに部屋に戻ったら安室奈美恵離婚のニュースが。また、笑っていいともでゲストの三田村邦彦さんが杉浦太陽氏の免罪を話題にしていたが唐突な話の振り方で不自然に感じた。「話をするように頼まれたの?」と勘繰りたくなった。

 HDD を送付した。

 昨日からダイエットということで夕食を食べないようにした。夕食を抜く以前に食べて退場のものは食べていない…以前から食べているおやつを食べ続けている、ということでもあるがこれはいずれ辞めようかと思う…しばらくはこの状態を続ける。で、現在の調子だが…空腹感を感じる時間が増えた。最近は空腹感を感じないのに食事をしていたのでこれはいいことだ。ただ、やたらとげっぷが出るのが気にかかる。
2002/7/19  起床、ALL-IN-WONDER Radeon のビデオキャプチャドライバを再インストールしていたらいきなり落ちて再起動時に青い画面が出るようになった。セーフモードでは起動することを確認した。仕方がないのでそのままにして入浴後出社。

 午前中は部長報告。昼休みに部屋に戻って system32 のファイルを修復しようと努力したがよくわからず、checkdisk をかけて職場に戻った(これがいけなかった)。

 午後は調査していたことをまとめた後部長に報告した。

 帰宅後調べたら checkdisk をかけた HDD から起動できなくなっていた。仕方がないのですぐにアプライドに向かった。徒歩なので結構時間を食った。HDD を物色したが気に入ったのがなかったので買わなかった。OA システムプラザものぞきたかったが時間がそれほど残っていなかったのであきらめた。そして手持ちの 40GB の HDD を使うことにした。

 これまで YMF-744 が乗った SP-410D を使っていた。ところが WDM ドライバを入れて使っていたらしばしばお亡くなりになる。そこでこれを機会に SB Live に取り替えることにした。その昔 SB Live は全然 Dual CPU に対応できず、ドライバをインストールした途端にお亡くなりになっていた。しかしこれだけ時間がたてばもう大丈夫だろうし、YMF-744 の方はお亡くなりになるときにファイルを壊してくれるのでさすがに見限りたくなったわけだ。

 (ダイエットを続ける) 気力を失ったので夜は食事を取った。土用丑の日だし。

 OS の再インストールは何度か失敗した (理由は不明) 。OS が起動したあと HotFix をかけたが多い多い。
2002/7/20  起床、入浴。

 アプリケーションのインストールを始めた。

 OA システムプラザに行き、ホームページビルダーとキャノンのプリンタを購入した。OA システムプラザには Deskstar 120GXP IC35L120AVVA07 があったが¥20k弱とやや高めだった。今回は購入を見送ったが HDD は現在値上がり中だそうだから、来月始めに安く買えるかどうかはわからないのが痛いところ。それはともかくとりあえず暑中見舞いを印刷できる環境は整った。

 SoundBlaster Live は非常に安定している。MIDI の音色は (YMF-744 の音色にすっかりなれてしまったので) 不満が残るが許容範囲だと思う。

 あとやること
  • コミケの行き帰りの旅券を買う
  • T-Con 2003 の参加申し込み
  • 三重大学の教授の退官パーティに参加するかどうかを決める
  • 情報処理技術者試験の申しこみ
 暑中見舞いを作りはじめた。一枚ためし刷りした。画像印刷の質が高いのは当然としても位置決め精度が高いのがいい。これまで使っていたプリンタは郵便番号が枠の中になかなか治まらず、微調整 (ためし刷り) を繰り返したうえで使っていた。
2002/7/21  起床、ハリケンジャーと龍騎を見た。

 情報処理技術者試験 (テクニカルエンジニア/ネットワーク) も申し込んだ。これでやらなければならないことはあと二つ。

 HDD についてはこちらで買うか上京したときに買うかを一週間後に改めて考えることにした。

 暑中見舞いの宛て名書きを作っていたが結構疲れる。一つ一つ宛て名のサイズを調整するためだ。12:00 を過ぎたので旅券を買いに出た。

 コミケに参加するための旅券を買いに行った。サンライズ出雲が満席で、サンライズゆめしか取れなかった。これでは始業にぎりぎりで間に合わない。月曜は半日年休を取るしかないか。

 部屋に戻った後は疲れたので寝た。

 玄人志向から安価な Gigabit Ethernet 用 8 port Sw Hub が出たようだが速いのかな?スイッチというのは切り替えの速度も勘案しないといけないらしいから。

 NHK が放映している ER で統合失調症 (これまで精神分裂症と言ってた症状) の患者に登場人物が刺されて殺される話が放映中止になったとのこと。ニュースによると
>NHKは「精神に障害のある患者が医師を刺すシーンがあり、病気に対する誤解や偏見を助長する恐れがある」と説明している。
ということだそうだが、逆効果だと思う。
2002/7/22  起床、入浴、出社。

 今日する仕事はあまりなかったが、これからする仕事が急に増えた。その計画を立てていたら一日が終わった。

 年休はきちんと取れた。しかし 12 日の週は全部休んでもよかったかなぁ。結構微妙だが…これからやらなければならないことを考えたら休まないほうがいいか。

 定時で帰宅した。疲れたので 20:00 ころまで寝てしまった。その後暑中見舞いを作成し続けた。なんとか目処がたったか?

 亡くなられた東京のコンビニ店長の父親。警察官だなぁ。
2002/7/23  起床、入浴、出社。

 午前中は試験計画を練った。

 午後は研究所に上がって調べものをした。戻ってからは適当な細管粘度計を探し続けた。

 帰宅後すぐに寝てしまった。起きたら 0:00 前後。よって本日の日記の更新は無し。今日中に暑中見舞いを書き上げようと思っていたのに。
2002/7/24  起床、入浴、出社。

 検討会と調べもので一日がつぶれた。

 暑中見舞いの最後の分を書いて夜ポストに出しに行った。今回は書き損じは出ないか?と思っていたがうっかりミスで 3 枚作ってしまった。

 Puffy のアメリカ公演、共同通信の記事 (アメリカでは酷評されたという内容) は誤訳で実際は好意的に評価されてるそうだ。しかし、Puffy (ひと吹きの、膨れた、肥満したといった意味) の名前のままでアメリカに行くとはやるのう。
2002/7/25  起床、入浴、出社。

 昼前に課長代理で所長へ報告。

 いろいろたどっていたらロクラクなるものを見つけた。テスターも胡散臭がる品物だが結構面白いようだ。ロジテックが少し仕様を変えたものを販売するらしい。かなり興味を惹かれるが PC とのインターフェースが USB 1.1 と低速なのが残念。USB 2.0 か IEEE1394 にして欲しかった。

 今日もすぐに寝てしまった。
2002/7/26  起床、入浴、出社。

 細管粘度計のカタログをオンラインで探すも載っておらず。GL サイエンスの総合カタログでスクリュートップバイアルを見ようとするも、再構築中。

 デジタル乗算回路、と言うものは実用的かどうかはともかくとしてゲートと加算器を必要なだけ並べれば任意の bit 数の数値を一気にかけあわせる回路を作れる…もちろん遅延時間の問題はあるが。しかし、除算器をそういう風な力任せの回路で組む方法が分からなかった。実は無いのかもしれないが。そこで調べてみたところ、SRT 法なるものがあることが分かってきた。この方法は前述の乗算器のような力任せの方法ではないようだが除算を高速化する方法らしい。

 それとは別に数値演算の文献で有名なものがオンラインで手に入るということで探した。ACM Computing Survey に掲載されたという "What Every Computer Scientist Should Know About Floating-Point Arithmetic" は確かに見つけられた。

 そこで、さっそく"What Every Computer Scientist Should Know About Floating-Point Arithmetic" を印刷しようとしたら 10 ページ位印刷したところでエラーが出る。プリンタドライバ絡みのバッファーオーバーフローか?5 ページ程度ずつ印刷させる分には問題ないようだ。結構紙を無駄使いしてしまった。

 定時後、新入社員の歓迎会が駅前で開催された。
2002/7/27  起床、入浴、他人の日記 (Backtrace, messages) を見たら “Genghis Khan (歌)”の話が載っていた。ジン・ジン・ジンギスカーンというやつだ。なつかしい。思わずあちこち検索をしまくった。

 いかものレコードのトップから子連れ狼、そしてラクカラチャの歌をたどり、そしてドナドナ研究室に到着。ここは以前に来たこともあった。その時はドナドナについての記述を読みふけったが、今回はラクカラチャやリパブリック讃歌についての記述を読みふけった。

 なぜか疲れたので寝てしまった。14:00 を過ぎて岡山へ行った。

 会社との取り引き関係で丸善に本を注文すると安くなる、ということで本やらマンガやらを注文しているが全然届かない。最初に頼んだ本は取り扱ってないようだしマンガ (羊のうた) も全然来ない。丸善や紀伊國屋で眺めてみたら羊の歌は 1 巻目が手に入りにくいようだ。それで来ないのか?

 紀伊國屋の 1F で「千と千尋の神隠し」がデモっていた。赤い、実に赤い。“仕様です”とは言いも言ったりブエナ・ビスタ (苦笑)。でも、この DVD で遊べないかな、と思って思わず買ってしまった。欠陥品だから買ってしまうとは我ながら情けない。

 部屋に戻った後 WinDVD にかけてみた。最初から (WinDVD の機能で) 色調をぐいぐいっと変えたら見られないこともない色になった。でもまだちょっと赤いかな?相談できるひとに相談して見られるものにするかなぁ?
2002/7/28  ロクラク (日本デジタル家電) や TV タンク (ロジテック) は日本コンピューターという会社が作ったハードディスクレコーダー (DVHD) の OEM だった。出発が分散並列型オブジェクト指向マシンの開発というのは面白い。サイトの内容を見た限りでは技術志向のメーカーみたいなのでロクラクの録画仕様が濃いというのも、納得できる。でもちょっとヤバい方向への利用 (一台の監視カメラに一台 DVHD を付け、多数の DVHD を制御できる分散型監視装置…実際に商店街などでそういうのを導入しているらしいがこの場合全国民を監視するようなイメージ) を考えてしまった。

 起床、ハリケンジャーと龍騎を見た。龍騎はギャグが板についてきたと思う。ゴローちゃんが独り真剣な表情で真司製餃子を食べるシーンなどなかなかうまい。

 2ちゃんねるのとあるスレッドで実在のバルキリーがあることを知り、検索した。さらに第二次世界大戦時代の、あるいはその頃開発されるはずだった戦闘機や爆撃機について検索した。その結果、NASA のドライデン研究所Luftwaffe '46オーストラリアの Me262 ファンサイトなどを見つけた。ドライデン研究所には過去の静止画、動画がたくさんあった。

 HDD の購入は上京してから行なうことにした。また、T-Con2003 の申し込みももう少し後で行なうことにした。しかし盆の帰省のための旅券は早めに買わねば。

 “何気に”という言葉がどのような意味で使われているか理解できなかったが、もしかしたら“微妙に”という意味で使われているのかもしれないな、と思うようになった。
2002/7/29  今週の火曜日から仕事上 15〜16 万個ほどのペレットの数を数えなければならない。チップ計数器を作る、あるいは父親に作ってもらうなどこれまで努力したのだがどうも芳しくなかった。7/26 の新入社員歓迎会の時の雑談で
「画像解析すれば?」と言われたことにインスパイアされて Scion Image を試してみた。Mac で動く NIH Image を Windows に移植したものだが…移植が中途半端というか結構バグがあることが分かった。それにあまり大きな画像を読み込んでもつくば時代にこのソフトを探し出して人に紹介したけど、その人も使えないソフトだと思っているかもしれない。

 夜中まで使いまくってバグを回避しつつ粒子数を計数する手順がだいたい分かった (ような気がする) が、一時期は粒子計数のためのプログラムを自分で書くべきではないかとまで思い詰め、ビットマップ画像のフォーマットを検索エンジンで探したりもした。

 起床、入浴、出社。

 Scion Image を使う練習ばかりしていた。段々使い方がうまくなってきた。バグと思っていたのが仕様だと気づいたりもした。Windows の Microsoft 流のメニューになれていると直感と違う捜査をしなければならず結構面倒だ。ついやってしまうのはダイアログボックスで [OK] と [Cancel] の配置が逆のものがあることだ。勘弁して〜。とはいえ、段々要領が分かってきたのはうれしい。

 チップをきちんと数えるために黒い背景が必要だからとレーザープリンターで黒一色の印刷をかけてみた…が物足りない。トナーの斑があるし紙についてる模様が残っている。

 丸善に注文していた“羊のうた”だが、
「版元に無いし重版の予定も無い。店頭在庫も無かった」というメールが来たが…店頭在庫は (完全にそろってないにしても) あったんですがねぇ。小一時間問い詰めたいところだけどそれはやめて“今回は自分で探しますが店頭在庫は全部ではないけどありましたよ”という返事を出しておいた。いやみったらしい?

 あまり良い気持ちがしなかったので丸善と紀伊國屋のサイトでオンライン検索をした。丸善のほうは和書で検索しても画集しか出てこなかった。紀伊國屋は店頭在庫検索というのがあったので“羊のうた”を検索したら…どこにでもあるじゃないか(怒)!ただ、岡山店と岡山クレド店は検索対象に入ってないようだ。なにゆえ?

 定時後、近くのホームセンターで片側を黒く塗装したベニヤ板を買った。少々大きすぎるが明日使おう。次にショッピングモールにより、冬目景の ZERO, 僕らの変拍子, 羊のうた (1 巻〜4巻と 5 6巻) を購入した。以前この書店で探したこともあったが見つけきれなかった。そこで今回は店員さんに尋ねることにした。
  私  「幻冬舎のコミックありますか?」
店員さん「幻冬舎の何ですか?」
  私  「羊のうたです」
だけでさっと案内してくれた。うれしい〜。

 帰宅後、さっそく読み上げた。善きかな善きかな。
2002/7/30  起床、入浴、出社。

 さて、モノが到着。そして粒子数の測定を始めたが…大体 0.6 人・日で 1 サンプル (5000個のオーダー) を数え上げられるといったところか。つらいなぁ。

 しかしそれより問題なのはチップの形が者によっては大幅に異なることだ。膠着したものや割れたもの、スキンだけのものなどが結構入っている。こんなに形状が違っていたら数え上げる価値がないなぁ。こういうことは現物を見ないと分からないですね。過去の試験で間違った指示を出してると思う。う〜ごめんなさい、とここに書いてもしかたがないけど。あ〜、それにしてもつかれた。

 マンガを知人に貸した。

 同期入社の社員がつくばに行くらしい。送迎会の日程調整用のメールが届いていた。
2002/7/31  起床、出社前に昨日処理しきれなかった画像データを処理し、粒子を計数した。背景に黒塗りのベニヤ板を使っているが光の辺り具合で照り返しが出てしまう。これは流石にフォトエディター程度の機能ではうまく処理できない…。

 2 サンプルだけ全数を数えた。その後は方針転換し、14 サンプルを処理した。

 事務机の上においていた劇物入り瓶から少し匂いがもれはじめたことに気がついた。昼夜の気温差で呼吸が起きてごくわずか空気中に出たのだと思う。これはまずいということで一旦その瓶を喫煙室に待避させ、薬品倉庫の管理者に断った上で倉庫に持っていった。ところが、私は喫煙室にも匂いが広がったのに気がついたが喫煙者数人がスパスパ吸った後に入ったら劇物の匂いがマスクされていた。空気中に出た劇物の濃度は相当に薄かったんだなぁ、そして (タバコの匂いでマスクされるくらいだから) 誰も気がついてないんだなぁ。

 所属部署の CAE グループが高性能 PC を買おうとしたら所長の意向を受けた部長が
「会社の方針で PC は購入でなくリースにするよう言ってるからリースにしてくれ」と言われていた。はぁ…リースにせよという PC は、社内 LAN につないで社員に割り当てるぶんの話でしょうが。どうして例外を例外と認識できないかねぇ。倉敷の管理職の脳味噌は相変わらず腐ったままだ。…といいつつも、今いる部署のシミュレーターは大体ネットワークライセンスで使っているのでライセンスマネージャーをインストールしている機種だけ固定すれば、他をどんどん最新版に変えられるリース形式は結構好都合だと思う。ただ、そういうことを考えた末の方針じゃないんだよなぁ。

 少し前のハリケンジャーで究極奥義とやらを出現させるために兄弟で殺し合いをさせる展開になっていた。その奥義は皆
「あれ」という代名詞で表現していた。誰も彼もが「アレがとうとう…」「いよいよアレが」「アレを…」…視聴者を引っ張るためとはいえ
『お前らは健忘症かい!』と突っ込みたくなるほど代名詞を使いまくっていた。ところで、“なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか―記憶と脳の7つの謎”という本が実在している。ハリケンジャーのおかげで、書店でこの本を目にするたびにたびにニヤニヤしてしまう。ジャカンジャ (ハリケンジャーでの敵役集団) の皆さんにプレゼントしたい (注:設定上ジャカンジャは“アレ”が何かを忘れているわけではありません。忘れているように感じるほど代名詞を使っているだけです)。

 しかし、アマゾンは「千と千尋の神隠し」で“赤い”というレビューを一旦消してしまったとか。どうしてこういうことをしますかねぇ。

 今野浩さんの“特許ビジネスはどこへ行くのか”を購入した。これも丸善に頼んでいたけど…二重購入になってもいいやと思ってショッピングモールの中にある書店で買った。読み進めていたらびっくりした。著者である今野浩さんにハルトムート・ピルヒさんからミュンヘンでのシンポジウムにおける講演依頼のメールが届いたそうだ。実は第五回多言語情報処理のシンポジウムに参加していた彼(ピルヒさん)に「カーマーカー特許とソフトウェアという本がある」ことを紹介したのは私なのだ。残念ながら今野さんは訪欧されなかったようだ (今野さんからみればピルヒさんは素性の知れない過激そうな人に過ぎないし) が、本の中に載るような話の橋架けをしたかな?とちと自己満足モードに入った (ニヤニヤ)。

2002年 8 月の記録

[Top 側へ一つ移動]