★2007年冬〜2008年初春★


温暖化と言われていながらも、2008年に入るやいなや、
結構寒い日が続くようになりました。
我が家のふわふわCATSは長毛タイプのヒマラヤン猫ですから
短毛種の猫ちゃんほど寒がりではありませんが、
それでも毎日猫ちゃん用に湯たんぽを用意しています。
おひさまがよくあたるような日には無視されてしまいますが、
そうでない寒々としたような日には
湯たんぽを包んだフリースブランケットを敷いた
ベッドの中に入って長い長いお昼寝しているようです。








★和室のエリ太★


妹のララちゃんと一緒にバタバタ♪と追いかけっこ遊びに
夢中になっていたと思いましたら、急に静かになりました。
ふと見てみますと、エリ太があらぬ所にチョコン♪と鎮座していました!
遊び疲れて放心状態になっているような感じで〜す。
エリ太、和室の雰囲気だと落ち着きますか〜?




  









★くりくり♪おめめのララちゃん★


ララちゃんはとても優しい性格のお嬢さんですが、
結構猫ちゃんらしい意地っ張り♪の部分もちゃんと持ち合わせています。
それは、場所に対する意識です。
リビングルームに置いてあるソファの一角を、
ララちゃんは自分の場所!とどうやら決めているようなのです。
誰かがそこに座ったのを見つけますと、
ララちゃんはそばに来て「そこ、どいて下さい。私の場所です!」
とその人のお顔をじっと見つめるように懇願するのです。
ソファは他にも空いているのに・・・です。
そしてララちゃんのお願いどおりその場所を空けてあげても、
別にララちゃんがすぐそこに座るわけではありません。
ただ、他の人に座られてしまうのが困るらしいことは確かなようです。

先代のムートンもとてもこの意識が強い子でした。
お客様がいらして、たまたまムートンが自分の場所だと
決めていたお席に座っていらっしゃるのを見つけると、
ひょこひょこ♪とお客様の足元に近寄って、お顔をじっとみつめて訴えます。
わけのわからないお客様は「あ、この猫ちゃんに気に入られてしまったかなぁ〜?」
なんておっしゃるのですが、本当は「そこ、どいて!」という意味なんですよね〜。
それを通訳♪してお客様にお席を移っていただきますと、
ムートンはホッとしたような満足げなお顔してくれるのでした。。。


ところで、ララちゃんのお席がエリ太に占領されてしまったときはどうなるのでしょう?
先日エリ太がまさにその場所でお昼寝をしていました。
別の場所でお昼寝していたララちゃんがおめめを覚ましてやって来ました。
自分の場所ですやすや♪お昼寝中のお兄ちゃんを発見!
でも、お兄ちゃんに対してはいつも遠慮がちにしか行動できないララちゃんです。
それでどうしたかと言いますと・・・・
人間たちに向かってララちゃんは訴えたのでした。
「お兄ちゃんが私の場所を取っちゃったの〜!」
何事が起きたのかと思うほど、お顔は悲痛な表情でした。
人間たちのほうで状況がわかりましたが、
エリ太はとても気持ちよさそうにお昼寝中なのです。
それで、ニコニコ♪笑顔でララちゃんをなだめるようにしていましたら、
次の瞬間、人間たちが何もしてくれないの業を煮やしたのか、
ララちゃんはそのソファの背もたれ、つまりお昼寝しているエリ太の上のほうに
ぴょん♪と跳び乗って、そこからわざとオトを立てるようにするかのように
別の向きに置いておいたソファの背もたれの上にジャンプしていきました。
いかにも、バタバタ♪とするような跳び方でした。
そんな賑やかな気配にびっくりしたエリ太は、
思わずソファから飛び出してしまったのでした。
こうして、ララちゃんの大事な大事なお席は
また無事に空席として確保♪されたのでした。(笑)





 









★エリ太の横顔3枚★


エリ太のお鼻はぺっちゃんこ♪
エリ太のおでこもぺっちゃんこ♪
それでも可愛い可愛いエリ太なのです。。。













エリ太は見たところ、とても凛々しい男の子に見えますが、
本当はとてもとても臆病な坊やなのです。
先日、スーパーでお買い物して買えってきて、
キッチンで買ってきたものの片付けをしていましたら、
そのレジ袋で遊び始めたエリ太。。。

最初はガサガサ♪と出たり入ったりして遊んでいたのですが、
飽きてしまったようで、自分としてはぴょん♪と袋の中から出たつもりでした。
ところが、出るところを間違えて、取っ手部分の小さなところにお首を突っ込んでしまい、
そこから出ようとしたようで、さぁ、大変!

ここで、ただつっかえているのだと思ってくれればよかったのですが、
エリ太は何ととんでもない勘違いをしてしまったようで、
「あ、ボク、何か怪獣みたいなものにお首をつかまえられちゃった!」
と思ったようなのです。

そこからエリ太はガサガサ♪というオトとともに、ダッシュしてお家の中を逃げ回ります。
キッチン、ダイニングからリビングルームを駆け抜けていきます。
そのうちに、エリ太がものすごい力で疾走していくため
レジ袋の取っ手はお首ではなく、
こんどは胴体部分でしっかりエリ太をつかんでいました。

リビングルームに隣接するお部屋にはエリ太たちのケージがあるため、
そこを自分たちの陣地、安全なシェルターのような場所だと
思い込んでいるエリ太はまっしぐらに逃げていきます。
それなのに、怪獣はしっかりエリ太をつかんで離しません。
エリ太はおばあちゃんのベッドの上に飛び乗って、
そこから反対側に抜けて下にもぐって隠れようとしました。

そしてベッドの下で落ち着いてみると、怪獣のオトも途端にしなくなりました。
そこで追いついた人間が、エリ太がはまってしまったレジ袋を取ろうと
エリ太にベッドの下から出てくるように呼びかけると、
エリ太は人間のほうに近寄ってきます。

ところが、エリ太が動くと同時にまた怪獣のガサガサ♪というオトが・・・!
また大慌てで駆けていこうとするエリ太をやっとの思いでつかまえ、
その瞬間、レジ袋を取り外すことに成功しました。

これで、一件落着!だったのですが・・・
この後がまたまた大変でした。
エリ太がおめめを真ん丸にしたまま、
「大変だよ〜!ここのお家に怪獣が出たぁ!」というお顔しているのです。
そして、地面すれすれに身体を低くしたまま、お家の中を点検してまわります。
まるで匍匐(ほふく)前進していくようなおかしな格好のエリ太!

それがとても真剣すぎるような様子なので、
エリ太に怪獣の正体であるレジ袋を見せたのですが、
「違うよ〜。ボクはそんな袋に追いかけられたのではないの!
とってもとっても大きな怪獣がボクのことをつかんで離さなかったんだよ〜。
なのに、その怪獣が突然消えたの〜!」
と言っているようなお顔されてしまいました。
その日は夜になって自分たちのベッドの中で寝るお時間がくるまで、
ずっと偵察エリ太が出動中でした。。。(笑)

・・・・・
結果として笑い話ですみましたが、やはりレジ袋のようなもので
猫ちゃんを遊ばせるのはとても危険なことと思います。
我が家でもそういうこととずっと前から認識していながらも、
ついつい、もう子猫ではない、おとなの猫ちゃんだから・・・と
油断していた部分もあったと反省しています。
これが人間たちが皆不在の間に起こっていたことなら、
もっと悪い結果になってしまったことも考えられるのです。
エリ太には怪獣の出現という恐怖感だけで終わったようですが、
猫ちゃんの命を守る義務がある人間たちにとっては
大事な教訓となりました。。。







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