さくらフェスティバル(1999)
1999.-3.22 中野サンプラザ(東京・中野区) 
さくらちゃん 私がカードキャプターさくらに夢中になって初めてのイベントとなる「さくらフェスティバル」。

その参加目的の一つにはさくらちゃん抱き枕の存在があった。
青春18きっぷで交通費を節約し、できる限りを
さくらちゃんグッズに注ぐつもりで上京。
そしてバトル。

3月22日の4時40分過ぎに東京駅に着いた。まだ暗いので夜の雰囲気漂う。とりあえずやることもないので、京葉線の乗り場へ向かう。500メートル離れているので、途中に「動く歩道」が3つ設けてある。これに乗っかってのんびり進む。そして、5時15分発の京葉線2番電車、蘇我ゆきに乗る。自分の予定ではこの先は西船橋から武蔵野線に入る予定なので、武蔵野線直通の「むさしのドリーム」に乗るほうが便利なのだが、直通電車の運転までにはかなり時間が開いているので断念し、蘇我ゆきで南船橋で乗りかえることに。高規格の京葉線では103系も全力で走る。しかし、乗車人数が少ないのも影響して、戸袋から入り込む風は物凄く冷たい。

 さて、南船橋駅に到着。ここで新習志野からやってくる府中本町ゆきを待つ。この電車は新習志野駅近くにある電車区から出庫してくる電車なので本日最初のお仕事になるようだ。電車を待つ間はとにかく寒さのため耳が痛いのが辛かった。そして入ってきた電車は赤色の103系だった。まぁこの電車で来る確率が高いので別に残念ではなかったが、心の中では205系をやや期待していた。とりあえず、ロングシートの真中の位置に陣取って腕を組んで寝る。目が覚めたときは西国分寺だった。ここでは多くの乗客がどっと降りた。ここで中央線に乗り換えて新宿・東京方面へ向かう人が多いようだ。自分もここで乗り換えて直接中野サンプラザへ向かっても良かったのだが、開場時間まで随分あるため、このまま府中本町まで乗り通す。

 府中本町で武蔵野線を降りて、低地?にある南武線のホームへ向かう。まだ朝も早いせいか、客も少ない。南武線は205系で来た。ロングシートの端に陣取ってまた寝ることに。南武線に乗っていて気づいたこと。賑わいを見せる町々を抜けているのだがなぜだろうか。駅名標に国鉄当時のままの物が多い事。首都圏でもまだ残っているんだなぁと妙に感動した。

 そして、武蔵小杉駅を過ぎる。ここがあのアニメの場所か、と少し興奮する。しかし眠さに勝つことができずに、川崎まで再眠。

 川崎に到着し、東海道線のホームへ向かう。113系の15両編成。8時台の電車は本来なら大混雑だろうが、この日は祭日。悠々と座ることができた。東京に着いてからはどうしようかと迷った。このまま中央線で中野まで行って、サンプラザへ向かうべきか、それとも開場時間の12時までまだ乗ったことのない青梅線の乗り潰しに行くか。。

よしっ!ここはさくらちゃん第一だ。

そうだ、中野行こう!」(JR東海風)

欲しいグッズをなんとしても手に入れるためには3時間くらいの開場待ちは何のこともなかろう!と、快速電車に乗って中野へ向かう。中野へ着いたら目の前がサンプラザだからスグに分かった。すると、数十人の行列ができていた。まだ9時なのに。スゴイ執念だ。まさか徹夜した人はいないだろうな?

 とりあえず、行列最後尾らしきところに並んでみる。すると、前の方から「最後尾は前の方ですよ。」と言われる。なんと、折返して前の方に並ばなくてはならんのか?そして前の方に移動しようとしたとき、すごい突風が吹きつけた。こりゃ、たまらん。よく考えてみよう。

「この暴風の中で3時間も何をして過ごせばよいのだろう?欲しいグッズがあるにしても体を壊してまで手に入れるべきなのか?帰宅後はバイトが詰まってるし。」

 というわけでアホかつ賢明な判断で、一時的にこの場を立ち去ることにした。さて、寒さ凌ぎにどうするか? そうだ、さっきの選択肢にあった青梅線の乗りつぶしだ!思い立ったらスグ実行!青梅へ往復して11時15分までにサンプラザへ戻ろうと計画した。しかし、これが後でとんでもないことになるのだった。

その続きは こちら

□Main