ドリームワールド展 東京
1999.-3.27 東急百貨店 東横店(東京・渋谷区)
さくらちゃん 3月22日に中野サンプラザのイベントに参加したばかりなのに、27日には渋谷のドリームワールド展へ行くことに。だからまた東京へ遠征だ。名古屋に帰ってアルバイトだけをして、
また夜行列車(ムーンライトながら)で
東京へ戻るスケジュール。
何が私にここまでさせるのか?
さくらの魔法恐るべし!

 交通機関は今回も快速ムーンライトながらを使う。指定券は容易に取る事ができた。コミケではこう簡単には行かない。席もよい位置をGETして、例によって明るい車内のため、浅い眠りを繰り返しながら東京へ。

 東京へは4時42分着。毎度のこと。初めてムーンライトながらを体験する人は早く着きすぎて途方に暮れるが、自分はもう慣れた。ここからは東急百貨店(東横店)の開店時刻の10時まで時間を潰す旅に。

 まず、今回は千葉方面から成田線(成田-我孫子)を制覇しようとした。10時までに渋谷の東急に到着すればよいのだから、余裕の計画。総武快速線のホームから5時02分発、快速エアーポートに乗る。ホームに辿り着いた時はまだドアが開いておらず、E217系15両編成のうちの千葉方3両は4人向かい合わせのシートなのでその車両のドア前で待つ事に。ドアが開いたら早速進行方向へ向いて座り、熟睡に入る。起きたのは千葉駅付近でボーッとしながら成田駅までの風景を眺める。成田に着く。この時点で6時頃。そろそろ通勤ラッシュが始まる。成田線我孫子回りで各駅停車上野ゆきに乗り換え。成田・下総松崎からの乗客はそれほどでもなかったけど、安食からはスーツ姿のサラリーマンが沢山乗り込んでくる。それからというもの立客によって向かい窓の景色も見る事できず。ただ寝入ることしかできず。目が覚めたのは北千住くらいでそこからは起きたり、眠ったりを繰り返す。上野に着くまで意識がはっきりしなかった。

 上野では常磐線電車から吐かれた乗客が山手線方向へなだれ込む。その流れにまかせて、自分も山手線ホームへ進む。ここで外回り、内回りのどちらの電車に乗ろうか迷ったが、外回り(東京・品川方面)は混雑しているのだが、内回り(池袋・新宿方面)の方は比較的空いていたのでこちらに乗る事に。この時点で8時過ぎ。東急百貨店の開店まで1時間半強もある。しかし埼京線を乗り潰し行くにしても、それでは10時を過ぎてしまう恐れもある。色々悩んだ末、このまま山手線で渋谷まで行き1時間くらいはデパート前で待つ事にしようと考えた。

 山手線で渋谷へ向かい、東急百貨店東横店に到着。改札口を出たところに百貨店のエレベータがある。これ以上、入り口を捜すのも面倒なので、ここで待つ事にした。時間が経つにつれて、行き交う人々はサラリーマンから奥様方が増えてきたね。ラッシュが終わりを告げる頃の証明。

 エレベータが動き始め、まずは1階からお客を乗せたエレベータに乗って会場へ向かう。会場では走る姿も見えない。やはり初日が勝負だったんだろうか。店員からは買い物袋を渡され、沢山買い物をして下さいと言わんばかり!
思ったより客がいないのは少々拍子抜け。

 さて催事場へ到着。まずはグッズ売場。グッズ売場は正方形に設置されています。お目当ての知世ちゃん抱き枕だけども、全然見当たらない。品物が大きいから陳列棚には載せていないのかな?と考えたが、ここは思い切って聞いてみる。

「抱き枕はありませんか?」
「えぇ。昨日で売り切れてしまいました。」
「再入荷の予定はないんですか?」
「そうですねぇ。もうないですね。」

 昨日が開催初日であるのに、その日だけで売り切れるとは。自分自身は予備として購入する予定だったので、別にショックというわけではない、また、これらの物販は大阪心斎橋や地元の名古屋でも開かれるので購入チャンスはあることだしね。東京の人にとっても浦和市(現在はさいたま市)での開催もあるので望みはある。ここでは、中野のさくらフェスティバルで売り切れていたテレカ数種類と、下敷き等を購入。そして販促チラシ、ドリームワールド展記念しおりを頂く。一通りの品物はこの会場で揃ったことになりました。続いて、原画展を鑑賞。

 原画展は原作(CLAMP作)のほかにアニメのセル画も展示してあった。「あぁ、これ見た事あるわぁ」とうなづきながら眺めてゆく。自分はマンガを書いたことはないので、原画を目で触れるのも勿論はじめて。ここで展示してあるのは、連載本編で使われているものではなく、映像ソフトのジャケット、特典物、カレンダー、版権商品などに使われているものだった。こうやって一覧にされると壮観だす。近づいて見てみると、線が繊細なこと、さすがやねぇ。私なんかはただ見る側に立つだけなので本当に「スゴイ」としか言い様がないんだけど、近くにいた女の子たちは自分達もマンガを描くからか、心からの賞賛と将来の夢を語っていましたなぁ。
がんばってくれたまえ!

 一通り原画展を見て出口に辿り着くと、LDやバンダイのショウワノートなどのいわゆる市販品の販売が行われいた。限定販売物でもないので、珍しくはないのだが、自分が所持していないものも含まれており、少しばかり購入しておく。その後はPlayStationソフトの体験版コーナーを眺めて、帰途に着く。あまりのんびりしていられない計画で悲しい。渋谷のアニメイトに行って、東京発12時40分発の東海道線に乗らなければならない。この後は大急ぎで電車に間に合うように予定を済ませた。

今度、このさくらちゃんに再開するのは大阪(4/1から)で。

と心に決め東京を去る事に。

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