ドリームワールド展 名古屋
1999.-4.18 名古屋三越 星ヶ丘店(名古屋・千種区) 続き
さくらちゃん 名古屋で開かれたドリームワールド展、その概要はパート1の方でご紹介したが、実はこの日は平日であったために、客の入りが少なく拍子抜けであった。それゆえ、期間中一番混雑するであろう日曜日(4月18日)に再訪することとなった。知世ちゃんの抱き枕の売れ行きも少々気にかかるし。(ちなみに土曜日は第3土曜であるために公立学校は休みではないので避けた。)
※現在は完全週休2日制が実施されています。

 休日であるため、交通機関のダイヤが多少違っていたが、名古屋三越星ヶ丘店までは前回とほぼ同じ行程で訪れた。で、やはり前回同様、地下の連絡通路には並ばず、正面玄関の方へ向かった。すると、どうであろう。木曜日とは客層に違いがあることが一目瞭然!親子連れから、中学生、学生、社会人とどれもその雰囲気が「カードキャプター」の匂いを漂わせている。

これだっ!これだよ。

この熱気を待っていたのだよ。私は何かよく分からない感動を覚えながら、開店時刻までドアの前で立っていた。今日は買う物はないので、ただの調査のつもりだったが、これだけのファンが集うと、何やら競争意識が高まってきて、なんか買おうと思った。(でもさすがに抱き枕は勘弁!)

 開店の時間がやってきた。ここではやはり大阪のイベントと同様、エスカレータ組、エレベータ組、階段組と散らばった。5階ならエスカレータの方が早い感じがした。何故なら2基あるうちのエレベータは地下1階始発であり、(B1で満員になったら1階は通過になるでしょう。)残りの1基もスグに満員になる。その上、5階までノンストップとは限らないし。でも今日の自分は、取り立てて急ぐ理由もなく、のんびりエレベータに乗った。押し詰状態になったエレベータは5階で一気に人を吐いた。お出迎えはやはりポスターであるが、その横の階段から、またエスカレータからスゴイ勢いで向かってくる人々がいる。こんな声が聞かれた。

−「とりあえず、先にグッズだけ買っとくわ。

 実はエレベータ・階段の横がグッズ売り場なので、グッズ売り場に並ぶのならエスカレータより、エレベータもしくは階段の方が有利なのである。実際にエスカレータ組より階段組の方が早くグッズ売場に整列できたようであった。私もエレベータを降りたところが既に列の最後尾(といっても、前から10人目ぐらいの所)になっていて、降りた瞬間、自動的に列に並んでいることとなった。しかし、これがなかなか前へ進まない。一列に商品が並んでいるのでそれが原因である。スグ目の前にあるが故に余計にイライラする。どうしても欲しい商品が有る訳ではないので、列を抜け出して全然客のいないコミック・文具グッズ売場の方へ退避する。
いや、参ってしまった。木曜日の静けさが信じられないほどの盛況ぶり!
やはり、うれしい。デパート関係者もうれしかろう。

 私は目の前のショウワノートの文具を少々購入して、グッズ売場を去り、原画展へ進む。何度見てもいいものはいい!今日はなかなかの混雑なのだが、監視員がお姉ちゃん1人だけ。そのお姉ちゃんも等身大さくらフィギュアの傍でウロウロしていたら、フロアの責任者らしき偉い人がそのお姉ちゃんに

今日は監視1人?
ちゃんと回って監視しないとダメだよ。

とダメ出ししていた。それを注意する前に監視する人が少ない!東急百貨店のように入口と出口を設けた設置ならともかく、三越の場合は順路が自由。四方八方からお客が入ってくるので監視も大変だ。がんばれ!お姉ちゃん。

 十数分が経ったところで、グッズ売場の状況を見る。すると物凄い列になっていた。とりあえず帰るフリをして、列の長さを計る。列は売り場からエレベータを横切り、階段へと続いていた。そして、階段の下のほうまで列は続く。4階、3階、2階、そして、中2階の階段踊り場が最後尾となっていた。デパートの人が最後尾の札を持って立っていた。これじゃ、まもなく1階まで到達するかも。と思いながら、そのまま帰途についた。これから来る人はエレベータで5階へ行っても階段で1階に戻るハメになるのか。とその凄さを感じながら、また地下鉄に乗って名古屋へと向かった。

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