■最彼探訪記 〜最終兵器彼女を訪ねて〜 (札幌・小樽旅行記)

 ・2日目(その1 札幌中心、小樽地獄坂(風雪) 〜札幌空襲〜)

札幌市内の東武ホテルに宿泊した。このホテルには修学旅行の高校生もおり、エレベータで女子高生軍団に囲まれた。悪い気はしないが、少し息がつまるねぇ、おじさんは。自分はシングルでの予約だったが、部屋はツインでやけに広い部屋。ベッドも二つあるし。以前の米子(よなご)旅行の時もそうだったよな。シングル部屋に当たる確率が低い自分。でも、まぁこれは得なことだからね。、翌朝6時30分。ホテルを出発。今日も予定がいっぱいで、札幌市の空襲箇所の撮影をした後は、再度小樽へ戻る。新千歳17:05発JAL858便で名古屋へ帰る予定。

それにしても今日は天気が悪いです。昨日の小樽が絶好の撮影日和だったのに対し、今日は最悪です。祝津は昨日に行っておいて良かったとつくづく思ったよ。ホテルからまっすぐ札幌駅方面へ進むと、すぐに「4丁目プラザ」付近に到達。夜明けから間もないため、更には降雪状態のため付近は暗い。おかげで写真も暗く映ってしまった。

パルコ(クリックすると拡大します。)
札幌市内の交差点
あのパルコ(朝6:40) 名古屋の栄に酷似する
JR札幌駅
4丁目プラザ(クリックすると拡大します。)
JR北海道・札幌駅舎 敵機襲来、4丁目プラザ

この4丁目プラザは"シュウジ"がパルコで買い物をしている最中に、敵国の戦闘機の奇襲を受けた。そう、札幌空襲である。4万人余りが犠牲になったのだ。もちろん最終兵器彼女の物語だけの話だよ。実際に太平洋戦争当時には札幌空襲は極めて小規模。札幌空襲で1人死亡という記録があるらしい。さらに厳密に言うと、札幌市手稲区で「手稲空襲」というのもあったが、石油関連の工場を破壊するためだけの空襲で、人的被害はない。

つづいては、時計台。観光スポットであるこの場所も、最終兵器彼女では空襲の被害を受けて、破壊された。

「時計台、直したばっかりなのに…」

このノリちゃんの台詞が印象的だね。札幌の象徴だもんね。

時計台正面
時計台撮影スポットより(クリックすると拡大します。)
札幌時計台正面 空襲で破壊された時計台

札幌駅に向かうが、歩くたびに中心街から離れているような気がしたので、通りすがりの女性に札幌駅の方向を聞いてみる。そしたら。その女性の指は自分の進んでいる方向とは90度反時計回りの方向を指した。なんてこった。東西南北の仕切りがきれいなこの街で方角を間違えて歩いていたとは。まことに恥ずべきことですな。

札幌駅はラッシュの時間帯。札幌駅に到着する電車からは大勢の人が降りてくる。もちろん、札幌から乗車する人も。札幌市郊外の高校へ通う生徒もたくさんいる。星置駅(函館本線)に高校があるのだろうか。その駅まで乗車する生徒がほとんど。この時間帯には快速電車の運転は無く、普通電車のみの運転。札幌から小樽まで各駅停車(張碓通過)で行くと、50分くらいかかる。

小樽駅に到着する。昨日も来ているが、今日は天気が悪い。まずは小樽市の稲穂3丁目へ向かう。ここの6番地14号にはサイカノスポットがある。「モッキリセンター」である。"たません"店らしいが既に閉店のようだ。

札幌駅1番線
どさん子らーめん(クリックすると拡大します。)
札幌駅1番線 小樽市稲穂3丁目付近

今日は昨日に引き続き、旭展望台へ再訪する。今回は道端の様子を織り交ぜて進んでゆく。雪が降っているため、足元は悪くなっている。大学へ向かう学生も多く、足慣れた学生に追い越されながらゆっくり歩いてゆく。ゆっくり歩けば目に入るものも多い。小樽自動車学校の看板やゴミ捨て場。それにしてもこの付近はカラスが多い。首都圏も多いが、小樽も負けてないね。

あさり車校
緑3丁目付近ゴミ捨て場
あさり貝じゃなく、朝里。 ゴミ捨て場。カラス対策か。

昨日は車道側は雪が解けていたのだが、未明からの積雪と冷え込みで若干凍結している。地獄坂を下る車は気をつけないと。途中には名古屋では絶対できないであろう、つららも多くある。商業高校バス停のあるところから数メートル進んで右折。ここが昨日も来たが、旭展望台への道(市道松山線)である。通行止めゲートも半分埋まってる。

地獄坂ゆるやかなカーブ
つらら
天気が悪い地獄坂 つららは当たり前。
商業高校バス停
小樽市観光課による通行止ゲート
商業高校バス停。 旭展望台へ。また積雪。

昨日の足跡の上に更に雪が積もってしまっており、歩きにくい状況となっている。でも雪の降る中、一人登る様子はアニメ第1話の"シュウジ"になった気分である。たまにカラスが寄ってくることがあるが、おとなしいので問題ない。襲ってきたりはないねぇ。展望台付近では、地元のおじさんと遭遇。犬の散歩に展望台へ来ていたようだ。帰り道ではスキーをする若者にも遭遇。実は冬季でも人の出入りのあるスポットである。

市道松山線
天気の悪い日の旭展望台(クリックすると拡大します。)
降雪で視界悪の市道松山線 アニメでは雪の中を

←1日目(小樽・祝津地区)へ   2日目(手宮線・小樽運河)へ→

□旅行記Home