STEEL

BEAT

メンテナンス


◆内装関係◆

パワーウインドウ

 

動作異常について

 

公開日09/02/06 最終更新日10/08/31

状況 グリスアップ まとめ    

< 内容 >

状況 

ビートのパワーウインドウの開閉時、ウインドウを下げるときは問題ないものの上げるときに引っ掛かりがあるような感じが発生するようになりました。

単純にレールのグリス切れによるスライド時の摩擦抵抗が原因だと思うので稼動部にグリスアップする事に。

動きが鈍くなるのは今の所、運転席側のみですが助手席側も同じ状態と考えどちらもする事に。

グリスアップ 

ドア内装を外してシートをはがします。内装ばらしはこちら

ドア内部を覗き込むとビートのウインドウは左右に2本の縦レールがあり(右写真の縦にあるレールがそのひとつ)、それに横のレール2本にクロスされているフレームが動く事でウインドウを上下に動かしているようなので上下、左右のレールにグリスを塗る事にしました。

 

ドア隙間からの作業になる為、面倒ですが見えるレールの部分の内側に塗り塗りしました。
右の写真で言えばレールの反対側を手探りで塗るようになります。

内側の面なのでグリスが塗りづらく苦労します

後はウインドウの上げ下げをしてフレームを動かしてはレールに塗ったグリスをレール全面に伸ばしてはグリスを補充してはウィンドウの上げ下げの繰り返し。

その内、ウインドウの上げ時の速度が速くなって来ました。

全レールにグリスアップしてドア内装を組み立てして完了です。

同じように反対のドアウインドウも行い完了。

まとめ 

ウインドウの動作は予想通り上げ下げがスムーズになりました。

この内容は過去にNSXで行った結果と同じです。

パワーウインドウはレールのグリスが劣化または切れてくる事でウインドウの動作が鈍り負荷がかかる事で最悪はモーターなどを壊す事になるようです。

その為、動作が鈍くなった時点でグリスアップする事である程度回復できるのならば安いと考えます。

グリス自体も経年劣化しますのでしょうがないですね。

 

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