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最終更新日03/05/04

コラム

コラム106

戦争

 私の世代は戦争と聞くと人事のような錯覚にとらわれます。
日本が戦争と言う状況に置かれていない事と暮らしが豊かになってそう言う環境に居ない事などから「日本人は平和ぼけ」とよく言われてます。

自分もその1人です。この頃は何と物騒になってきましたが・・。

日本で戦争と言うと50年以上も前の太平洋戦争がありますが私の両親や祖父母はその影響をもろに受けた世代です。
自分が小さい頃、よく戦争の話を聞かされましたし、戦後の食料難など生活の大変さを教えられました。
ですが、私としてはどこか人事だったのです・・・・。

私自身が経験したわけじゃない為、その苦労話を聞いても今の豊かな生活が当たり前であり、他人事でした・・・。
そんな中、一番、驚いた出来事がありました。
自宅の庭にでかいクヌギの木があるのですが、その木のふもとの傾斜があったのを子供の頃から知っていたのですが、その傾斜に何か穴を掘ったような跡がありました。
何となく親に聞いてみたらそれが戦時中に空襲から避難する為の防空豪の跡と教えられました。

まさか自分の庭の中に戦争時の跡があるとは夢にも思わず、その時に妙に太平洋戦争が身近だったんだぁ・・・と思ったのを覚えています。

戦争の傷跡や痕跡は未だに周りにあります。ですが、その跡を見ても知っても他人事でした。
私の場合も庭に跡があった為に驚いた訳で、庭になければ驚きもしなかった筈です。

物があふれている現代社会で過去の戦争が忘れ去られ、戦争と言う行動の捉え方が変わっていっているような気がします。
元々、
私は軍事用兵器が好きでした、戦闘機、戦車、銃などがカッコイイと思っていましたから、男の子はその傾向がありますが全部、人を殺す道具であってそれ以外のものでは無いんですよね・・・。

この頃、人間の歴史は戦争ともに繰り返されてきているので戦争をしないと言うのは有り得ないのかな?と思ったりしています。
人によっては人間は戦争をしたがっている生き物と言う人もいますし・・・・考え方では人間の存在意義って・・・と言う時もありますが、ある意味、奇麗事をいってるなぁ・・・・と思う事もあるので何もいえません。
でも、
戦争は人を殺す以外の何物でもないのは間違いない事実です・・・。

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