最終更新日03/09/01 |
コラム128
クローン |
|
ちょっと前にニュースでクローンの羊が生まれた、死んだ、人間のクローンが誕生したなど・・・・と情報が飛び交っていました。(人間の方はデマみたいですが)人間社会でクローンについては相変わらず賛否討論が問われています。
クローン技術を医学的に流用すれば医療に役立つとは思いますが、自然界で生命の進化を続けて来た中で何だか別の怖さを感じます。 今まで、自然界で繰り返して生きて来た生命を人間が人工的に操作すると言う事がいいのか、わるいのか・・・・・・ちょっと疑問です。 多分、人間は永遠に生きたいと思うからクローンとか不老不死とかに憧れると聞きますが、実際に死の恐怖が無くなったら、何もしなくなるような気がします。 死の恐怖、行きたいという願望があるからこそ、人間は働いたり、遊んだり、精一杯生きているんだと思っています。 (まだ死が現実ではない歳なのでこう言えるのですが・・・) クローンの技術が本当に生かされる方法が何なのか?僕としては医学に疎いのでよく分かりません・・・・・。 例え、もし、僕がクローンで生まれ変わる事が出来たとしても「僕」は今いる「僕」を指差す物であり同じ遺伝子をもって生まれてきたクローンを「僕自身」とは言わないと言うのが僕の考え方です。 つい最近、クローンで生まれた動物(羊のドリーの安楽死など)が遺伝的に欠陥を盛っていたり、老化している事などが報告されていますが人間が人工的に生命を操る事が困難な事例でしょうね。 実際に人間のクローンは医学的に難しい問題も多く、まだ生まれていないと言うのが一般での話ですが、もし人間のクローンがちゃんと生まれたら・・・・・世界はどう反応するのか?興味はあります。 医学の発達、科学の発達が実際に人間の生活、寿命に大きく影響を与えているのは間違いない事実でありながらこの頃、進化が単純に人間の幸せに繋がっていないような気がしてなりません。 今、80歳が平均寿命とされていますが、人間は生命体として考えると150歳は生きられるらしく食物、環境などの影響で寿命を縮めていると聞きました。 単純に長生きしたから人生が幸せだとは思えないから自分がどう生きてきたか?その答えは自分で判断するしかないんですよね・・・・。 |
|