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最終更新日03/10/30

コラム

コラム139

独身者の見られ方

 現実的に考えると私の歳(30才)になると結婚と言う立場で考えてみれば同じ歳の方は『結婚してるか』『独身か』に分かれます。
で、自分が結婚願望が強いと言う人間ではなく、あんまり結婚自体を考えなかったと言う方だったので未だに独身です(笑)。

会社など多くの人間が集まるとその中に妻帯者が多く、独身の僕に対して「結婚しないのか?」とよく言われます。
この問いはセクハラになる場合がありますが、この事は置いて進めて見ます。
職場に独身が居て「結婚しないのか?」と言う問いを『される人』と『されない人』がいます。
この手の質問は聞かれる当事者の年齢がある程度年取っていると聞かれなくなるのが普通なのですが、私の場合は昔も今もよく言われます(笑)

単純に周りの人が聞きやすい(言いやすい)のでしょうね。または聞きづらい人に対しては周りも気を使って聞かないので個人個人の差を感じます。
ですが、周りの人の話を見る限り、どうしても『独身』と『結婚している』と言う違いに差を持っています。
特に私の場合は車とか趣味にお金をかけているので特に言われやすいようです。好き勝手にやっていると思われがちなので・・・・。

そんな中で、どうも独身だと半人前、結婚して一人前と言う具合に判断している人が居ますね。
または、結婚が早い方が色々良いとか・・・・結婚が早かったから自分はもてたとか???。
これらの人の考えを聞いていると人によって結婚が早かったから自分は『もてた』と言う考えの人もいますが、僕の考えでは結婚を『した』『しない』が『もてる』『もてない』にまったく関係ないと思っています。

正直な話、『もてる』『もてない』を結婚した事実だけで言うのか本人の人間性で言うのかまた別なレベルの筈です。

結婚についても「偶然出来たんだろう」という人もいます。(すげーーーー失礼な事を言いますが実際、『縁』ですからね)
人を好きになって自分の人生を決めていくのは人それぞれなので構わないけど、その延長で自惚れたり他人を見下すのは「勘弁して頂戴」と思う事があります。
その延長で、同じ様に彼女が「居る」「居ない」と言う事も言われたりしますけどね。

私の中で結婚は現実問題が多く、単純に周りに流されてする物ではないと言う考え方が自分の中にあります(周りがしたので自分もすると言う考え方)。

結婚したいと思える人に会えて結婚をした人は幸せだと思います。(結婚してからの事は知りません(苦笑))
「一緒にいたい」「相手を好きだ」と言う感情で単純に動くのではなくちょっぴり先の事を考えるものだと言う認識がありますが・・・・・・考え込むのは結婚に限ってはよくないでしょうね。
結婚した人に言わせると「勢い」とか「縁」とか・・・・・みんな口そろえて必ず言うんですよね(笑)。
「考え込んだら結婚できない」とまで言われます(笑)そう言う意味では僕の性格は良くないですね。

確かに私のように独身が長くなってくると自由な反面、結婚が面倒になったりしますから・・・ですが、『独身者』と『結婚している人』と言う違いから妙な壁で人を判断している人が居るのは変な基準だと思いますが、これは多いです・・・・・・。
独身が「悪い」とか結婚したほうが「正しい」と言うような考え方は今の社会を見る限り正しい判断基準ではないと思いますが、結構、他人を「独身なのか」「結婚しているのか」で人の判断材料にしている人もいるのが現実ですね。

私がこの歳まで独身で来た中で分かる事は、周りの人間が結婚したから自分もするとか、自分の歳から結婚しなくてはならないと言うような世間体、年齢による焦りから結婚する事はよくないだろうな・・・とは思っています。
じゃ・・・自分はどうするのか?と言えば、それは自分でも分かりません(笑)。

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