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最終更新日04/01/21

コラム

コラム156

人前

 えーーーと、日常会話では全然問題無いのですが人前で打ち合わせ、出張でえらい人の前で報告、飲み会幹事の進行など人の前で緊張すると言う事がたたあります。単純に他人に注目される事が緊張する原因です。

私は仕事柄、今でこそ打ち合わせとか議事進行とかよくするようになってきましたが、昔は全然そう言うことをする事がありませんでした。

ですから、私は原則的に人前は緊張するから・・・苦手です。
だけど、周りはあんまりそう見てくれません(困)全然見えないとか、こう言うの向いているとか・・・・。
まったく逆に見えるそうです(苦笑)・・・。「違う〜〜」と喚いても駄目でした(涙)

何も複数の人前だけじゃなく個人の付き合いでも同じで初対面の方と話せば緊張しますが、全然見えないと言われます。
見えないと言うのが「いいのか」「わるいのか」時と場合によりますが・・・。

人前で緊張するのはしょうがないし、あがるのもしょうがありません、仕事などでしかたなくやらざる負えない事もまたありますし、その結果、恥じかいた事もあります。
そんな事の繰り返しで今迄来ました。

人前でお話をするのは、「恥じかいてもいいから」と言う考え方じゃないと駄目ですね。でもうまく話したいと思うのも本音です、それがジレンマになって緊張して上がって恥かく・・・・・難しいです。
結局、自分をアピールするのは自分にしか出来ませんから・・・・度が越すのも問題ですけど(笑)。

多分、人前でちゃんとお話できるのはいい事だと思います。
ただ、話が出来ればいいと単純に言うのではなく、人は接する中で相手の人間性を個人の定規で測っています。
ですから、礼儀、言葉遣いが出来ているかは最低限のレベルを意味するのですが、これがクリアされていない時もあり、人前で話をしても自己の話ばかりしていて相手の話を聞かないような人でも駄目です。

人前で話をする事で『聞き上手』と言う言葉を聞きますが、大体は話上手であり、聞き上手な人はあんまり居ません。
「自己主張はする」と言うのが人間の本質ですからね(笑)
その為、自己主張しながら他人の話を聞く又は引き出す事が出来る人はあまり居ません。
一般的に付き合いの無い人、初対面や上辺の人との会話であれば「聞き上手」と言うのはあまり意味を成さないような気がします。
初対面のなどで人前で話すと言う事は自分の考え方を相手に示す、相手に伝える為ですから、聞き上手と言うのは自己主張すると言うのとは会話の質が違いますから・・・・。

人の前で話が出来ると言うのは大切な事ですが、『話をする』『話を聞く』では全然意味が違いますね。
僕の中では言葉にしないと伝えられないものが沢山あるからと思っていますので、人と話すと言う事はどんな事でもすごく大切な事だと思っています。

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