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最終更新日04/06/03

コラム

コラム177

なまり

 自分の住んでいるところもその地域の方言と言うか『ナマリ』があります。

住んでいる場所にずーーと住んでいると、そこで話している言葉が自分自身に取って標準語でなので、自分の言葉が日本語の標準語だ!!と思ってしまいます(笑)。

先日、九州に出張に行った時に感じたのは宮崎、山口県の方の発音自体が根本から全然違う〜。
例えば「〜しちょるけん」とか早口で言われると今までの自分の発音と比較すると慣れないので聞きづらいし何かなじめない・・・(笑)
TVの中だけで聞いていたものを実際に直接聞くと今一聞きずらい・・・・。

元々、自分の言葉が関東の方と話していて「自分の言葉って、まなってんなぁ・・・」と言う事は何度も感じていましたが、言葉そのものの発音とかフィーリングが違うというのは経験があんまり無いので違和感が有りました。

しかも、宮崎の現地の方が言っていましたが「ここはまだ良い方で鹿児島になると何言っているか分からないほど」だそうです。
地域によっての発音が全然違うと言う事なんでしょうけど・・・。

東京の場合、様々な人たちが集まる所為か標準語に近い会話で日常話している為か、それ程、私から見ては会話自体に違和感を感じない言葉遣いですが、ちょっと地方で地元の人と会話すると会話にギャップを感じます。

私のところでも『なまり』はあります、例えば「〜だっぺぇ」とか「ひゃっこい(冷たい)」とか無意識に言いますからね。

そして、それを違う場所で意識して話しても・・・・・・やっぱり無意識に言ってしまっている、もうこれは直そうとしても中々無理ですね(笑)
個人的に完璧な標準語を話す事は無いだろうし、なまりが悪いと思わないし、今更、標準語に直せと言われても多分直んないからしょぅがない(開き直り)
ただ、話し言葉の中にナマリ言葉が交ざっているというのではなく「言葉自体の発音が違うと言う事が日本全国あるんだな」と感じました。

日本語も文章で書くと標準語になりますが、話し言葉だと無意識にナマリが出ていて相手が理解できない言葉をしらずしらずに使ってしまうようですね。

結局、どんな所にすんでいても必ず『なまり』はあると思います。
しかし、ちょっと移動しただけで同じ日本語を言葉として使っているのに全然違うのはやっぱり違和感が・・・・(笑)

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