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最終更新日04/07/30

コラム

コラム184

心臓

 平均25億回 一日10万回・・・数字だけ聞くと何?ですが、人間の心臓の鼓動回数です。

私にとって詳しい分野では有りませんが臓器で心臓の寿命だけは今の医学でも延ばすことが出来ないと聞いています。とは言っても、
今現在でも心臓の寿命よりも人間自体の寿命が短い為、日本人の平均寿命が80歳まで生きるようになっても、人間の生命体としての本来の寿命はもっと長くて100歳以上は楽に生きられるそうです。

それが栄養の摂取不足などから寿命を縮めていると言う話を聞きます。
その為、アメリカ的な食事をしていると逆に寿命を縮めている理由は太りすぎで・・・・変な話です。

心臓の細胞って死ぬまで動きつづけるんですよね。
なのに驚いた時とか感情に左右されて鼓動が早くなるのは個人的に不思議なんですよ。
だって心を示すのは本当は物事を考えている脳の筈なのに感情に限って言えば心臓をイメージしますもの・・・。

所が実話であった出来事で、
心臓移植をした人が心臓の提供者しかしらない過去の記憶の一部を心臓移植後に何故か覚えていたと言う事実があったそうです・・・・。
この事から心臓が単純に体中に血液を送るだけの役目ではなく記憶などその他の働きがあるかもしれないと言う事実に僕は「?」となります。
記憶を司るのは脳だけだと思うので心臓が思い出などを記憶すると考えると今一分からないですから。

そう考えると人間の性格や人格を作っているのは単純に脳だけではない・・・・その他の臓器も関係しているかもしれない・・・・と考えると人間は、すべて組織や臓器、全てが成り立って初めて一個の人間を『構成している』と言う事になるのですが・・・・そうすると脳死の問題とかあるのでここでは話しません。

丁度、先日に胸が苦しくて医者に行ったのですが、病状が続くので再度、医者に行ったら「心臓は元気だからストレスで苦しくなっているんだろう」と、「真面目系の人は特にそうだから運動して体うごかしなさい」と言われました・・・・。

うーん、やっぱり精神的な事って心臓とか現れたり、感じたりするんですよね・・・・。
そんな事、子供の頃から分かっていたしょうがない事だけど。

たまに「感情をコントロール出来ればいいんだけどなぁ」と思うけどそれが出来れば誰も苦労しないんだよなぁ・・・・と思うだけですけどね(苦笑)
結局、みんな社会の中で何かしらの精神的ストレスを感じてそれが体の一部に機能的障害になったりする・・・・個人差はあったとしても難しい問題ですね。

どちらにしてもストレスの発散方法を持っていれば何とかなるようですが・・・・・・考え込まないで逃げるのも手かなぁ・・・・とこの頃、個人的に思います(笑)。
驚いたり心配すれば鼓動も早くなる・・・・心臓は自分の感情の状態をもろ影響する変わった臓器ですね。

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