STEEL

最終更新日04/07/20

コラム

コラム183

声優

 普通こんなことする人は中々居ないと思います・・・・・ある意味かなりマニアック(笑)。

私が昔、CGA(コンピューターグラフィックアニメーション)の製作に、はまっている頃、CGAをX68000と言うパソコンで作っていました。
CGAとして作成した映像はX68000のビデオボードのS端子よりVHSのテープに落として録画までするはまり様。
CGA内容はTVゲームにはまっていた事も手伝って宇宙戦闘シーンのSF物でした。

んで、CGAとして作品が全然完成していないのに先に話が進みすぎて、ストーリーに沿った台本作ってセリフだけでも先に完成させる為に「録音しましょう」と言う事を考えたので、友達に話してみると友達ものりがよく「んじゃぁ〜実際にやってみよう」と言う事で録音用マイクと録音基材(MDの録音)で即席で自分の部屋で録音をやってみました。

人数は多くないので一人二役(笑)を前提に数人で開始!!。
いざ台本を読みながらセリフを話す・・・・・・やってみると恥ずかしい(爆笑)全員で照れました。

自分でセリフを書いたくせに友達の前で照れて声出せない・・・それでもがんばってセリフを読んで終了後、録音したMDを再生・・・・・聞いた瞬間、一同爆笑。

自分の声がとにかく恥ずかしい、「うぉぉーーー止めてくれ」と言う感じで大変でした。

何か嫌って自分の声が自分で聞いている声と違う事「全然違うーーー誰だよ、この声!!」と喚いていました(笑)
自分がいつも聞いている自分の声は体を通じて聞いている声(音)と他人が聞いている声(音)の違いって実際にあんまり聞く機会も無いですが、実際に聞いてみると逆に違和感が在り過ぎ・・・。

それでも、照れながら頑張って台本終了・・・・・・まぁ、台本、棒読みとか、感情入れすぎてわざとらしくなったとか・・・・色々問題も多かったですけど・・・・。
この音声データーを録音したMDディスクはいつものごとく、日の目を見る事無くそのままお蔵入り(笑)

でも、MDディスクはそのまま残っています(はず)。
それを見つけたとしても恥ずかしいので聞く事はないでしょう(笑)

こんな経験をしてからか、それ以来、プロで声優をしている人は「すごいなぁ」と感心するようになりました。
自分以外の人物になって他人を演じると言うことは僕には出来そうもありません。

今思うと声優さんに限らず結構変な事をいっぱいやってきました・・・・イメージビデオもそうだけど・・。
色んな事に興味を持つ・・・・多趣味な事はいい事です(笑)
色んな経験が出来ましたから(自己完結) 

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