最終更新日04/10/23 |
コラム194
雑誌の信憑性 |
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車に興味を持ち出した頃、私が車の情報を仕入れると言えば同じ年の友達同士からが多かったのですが、所詮どんぐりの背比べで大した情報交換も出来ないので雑誌に書かれている事をうわ飲みして覚えるだけでした。
ですから、雑誌に書いている事が自分の中では事実であり、バイブル見たいに思っていて、その中に書かれている情報を疑う事すら出来る知識もまた持ち得ていなかったという事です。 「何で?」って言われれば同じ人間が書いている事だし記事を書いている人が書いている内容を熟知していない人である事もあります、又は雑誌イコール出版社は企業なのでお金をくれたスポンサーに対して悪い事は書かないと言う事(笑) この事に気づいたのは、私が雑誌で覚えていた知識と趣味人と直接接する中で込み入った情報に違いが有ったからに他なりません。 例えば、ある部品を旧型から新型に替えれば絶対性能が上がるという記事があった場合、普通信じます、そう思う人が殆どだと思います。 所が、交換と言っても交換するメリット、デメリットまで雑誌の記事にはかかれていないので、本当は交換してからのメリットが普通のオーナーでは気づかないレベルと言う記事を入れようものなら、記事を読んだ人は「だったら交換しなくても良いじゃん」と言うオチになるため、業者は損しますので交換を進めます。 又、それらの交換がその部品の故障に伴うものならば「どうせ交換するなら新しいもの」と言う事になりますが、故障もしていないのに交換してメリットがあるかと言う事になれば、本当はないと言う場合もあるようです。いろいろな話を聞きましたが、具体的な話はここでは伏せておきます・・・・(何を言っているのか分かる人はわかるでしょうが)。 それが悪いとは思いません、交換する本人が納得すればいいんですから。 個人的に今までの経験で思ったのは実戦でいろんなパーツを使って試している人(趣味人)に意見を求めるのが一番良いんですが、これもひとそれぞれの感性や好みがあるので決めるのはやっぱり自分ですけどね(笑) こう考えると台数の少ない車のオーナーは情報も少ないので得る知識が一方通行になりやすいので、どれが良くて悪くての判断が付かなくなります。 私の場合、私が全然詳しくないにしても専門的に詳しい人たちと仲良くなれた事でその人からの情報を自分で考えてみて良し悪しを教えてくれるので後は財布と相談しています(笑)。 結局、「所詮雑誌、されど雑誌」だと思って後はその情報を各個人で判断すればいいと言うことですね。 ただ、この頃、雑誌や別冊に書かれている事がどうも偏った記事になっている気がしてしょうがないんですよね・・・・・昔はこんな事を感じる事も無かった事ですけど(笑)。 |
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