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最終更新日05/04/11

コラム

コラム208

ふるふられる

 はるか昔の話ですが、恋愛の別れ話について酒の席でもり上がった話題なのですが、「ふった方が辛いか」、「ふられた方がつらいか」と言う事で議論になった事がありました。

この話が飲み会で遭った事で、ある人が「ふられた方が辛い」と言って譲らなかった事が原因で飲みの席で口論になった出来事があります。
そのときの人達は殆どは「ふった方が辛い」と言う意見だったので「ふられた方が辛い」と言い切った人とケンカ寸前になったそうです(笑)
で、私としてはどっちだ???と言うと「どっちでしょう・・・・・」と言う答えしか出来ません。

多分、この二つは対照的な立場ですが、相手を好きになると言うのは個人の勝手ですけど、気持ちを相手に伝えるとなると結果が怖いと言う感情があります。
で、相手から「ごめんなさい」と言われれば傷つくけど結局、自分だけの問題です。
所が、相手から「好き」と言われた場合、自分の気持ちがどう思うかで相手を傷つけます。
同じように好きな人から言われれば何も問題ないけど・・・ですから、一個人の判断でありながら相手を傷つける事になるので結構気を使うと言うのが本音です。
ここで言う「ふる」で相手に対して気を使うと言うのはその人の性格や人間性に左右される為、ふる事自体を気にしないような人もいますので性格次第と言えます。

間違いなく、「ふった」「ふられた」と言うのは個人の性格によって受け止め方が違うもので単純に比較出来ないものだと思います。

でも、飲みの席で「ふられた方が辛い」と言い切った人を考えると、その人の性格もかなり屈折していた人だったようですが・・・またはふった事が無い人だったか・・・よく分からない人だったので、そう言い切った理由は覚えていませんが・・・・。

私は変なところで他人に対して気を使ったりしたので、今回のような事があった場合、サークルとか友達関係での話だと回りの対人関係まで影響して壊してしまうので・・・なるべく避けた記憶があります。
だから、友達として接する事に徹底して相手にその気が無い事を行動でしめしていたような記憶があります。
人によっては「そんな事を一々気にしてたらもったいない」と言う人も居ますが、面倒なので避けた記憶があります。

自分の記憶を辿ると、「ふった」ということに関しては私自身が程よく相手に対して接するような態度を取った事が、その本人に対して好意があるように思わせ、結果として更に傷つける要因になった事が何度かあります・・・・。
でも、実際にどっち(ふる、ふられる)が傷付くのでしょう。よくわかりませんけど・・・心に傷つく経験は「ふる」「ふられる」に限らず嫌ですね(苦笑)。
とは言ったものの人間が人を好きになる事自体は当たり前だと思います。

自分が望んだ人に好かれると言う事は私の経験ではきわめて少なくなります(両思いと言う意味では)ですから、当時、自分が興味が無い人に好かれた場合、面倒だとしか思いませんでしたが、好かれると言う事自体は大切な事なんですよね。
ただ、「ふる」「ふられる」をどうするかは、その人その人で違うでしょうし若い時は好み優先で強気で行くので、相手を選ぶと言う事が多かったと思います。
まぁ・・・・この手の話は人によって様々なので何とも言えないですけどね。

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