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最終更新日06/01/17

コラム

コラム228

 狭いところを走ると車の場合、どうしても対向斜線の車とすれ違いに気を使う事がよくあります。
ある会話の中で出てきたのですが、対向車が全然端によってくれないばっかりにすれ違いが出来ずに立ち往生になって頭に来たと言う事がみんな結構あるようです。

こちらは端によっているので相手は楽にすれ違える筈なのに端に寄らないで車両感覚が分から無いみたいで、その場でぼーーとしている、埒があかないのでこちらがバックしてよけたとか・・・・よくある話です。
その時に相手の車がでかい3ナンバーでドライバーに女性が多い。

一般的に女性は車両感覚が分からず、こすったりぶつけたりする確立が男性より多いのですが・・・・・デカイ車にのってるのに寄せたりする事が出来ないのならば「小さい車に乗ってくれ!!」と頼みたくなる(怒りたく)事も何度もありました。

このような話を友人との会話で上がったのですが、結構、経験者が多いようです。
話もでかい車に乗っているのに50cmも塀から離れた状態でオロオロしていて激怒したとか、十分すれ違えるのにすれ違い出来ずにいる・・・・・というような同じような話でした。

その話で笑えたのは販売するディラーで売る車を運転する人に適正試験をしてくれ!!と言う話。
内容は実際に運転させて狭いところでの運転で車両感覚を掴めているか、いないかでつかめている人だけに販売してくれ・・・・・と言う事。
しかし、こんな事をメーカーで実際に行ったら適正をクリアー出来なくて購入できない人や車が売れなくて困る店が実際に発生するでしょう。
実際にこのような事をしたら・・・・・ユーザーの反発もおおくなるでしょうけど。
そう言えば初代ソアラはこれとは違いますが収入で購入出来る出来ないがあったと言うような話を聞いています。

車通しのすれ違いで苦労したと言う事は私などに限らず人と会話をしているとよく上がる世間話ですが、その際に相手がもう少し車を寄せてくれるだけで楽になるのにそれが出来ない人が実際に多い。
教習所の段階で車両感覚が分からないと言う人も多く、私自身もNSXを購入したときに住んでいる所が狭かったのでこの道は通るけどこっちの道は通らない・・・・と言う事がありました。
教習所で教わる車以外のサイズの車に対してその場で車両感覚が分かるかと言えば色んな車に乗っている人は別にしてもコンパクトカー、軽だけに乗っている人はそれ以上のサイズの車は運転怖いと言います。車両感覚が分からないと言う事です。
私はでかいRVはさっぱり分かりません。車高高すぎてどこまで寄って良いのか感覚がなじめない(笑)・・・ようは慣れの問題でしょうけどね。

日本の道路事情は昔からそれほど広くなったりしていません。
それなのに車の幅、サイズが大きくなっているので昔から変わっていない細い道での車同士のすれ違いは大変になってきているのも事実です。

平成初期の頃、1.8mの幅を超えていた普通乗用車はNSX、GTOの2台だけだったと私の記憶では覚えていますが今では多くの車が1.8mを軽く超えています。
実際にこのサイズを超えると狭い道でのすれ違いなどは気を使います。
乗っているだけならば室内が広い方が快適ですが運転する事を考えると案外大変です。車が肥大化している傾向かもしれませんね。

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