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最終更新日07/03/03

コラム

コラム246

外観の好み

 過去のコラムで外観による他人への影響を何度を書いています。外観による影響を色々と調べると暗くなります。
その影響力は異性ほどないにしても外観による影響は異性だけでなく同性にも影響していると言う事です。
ここで話すことは私の経験と私を棚に上げています(笑)

日本人の女性は男性に対して比較的、外観の良し悪しによる判断が他の民族よりも強いと言う話です。
これは恋愛対象でなくても接し面で影響するとの事・・・・。
私としては男性より女性は外観で選んでいないと思っていたのですが統計的に違うらしいです。

こう言う話は自己の努力で改善できるものではない外観による影響が強く。努力すれば改善できない外観で他人の接点に大きく影響してししまうと言う話になります。
外観の顔やスタイルは親によって作られるもので自分が望んで作り直す事が出来ないものです(整形はここでは考えていません)

それによって人生が変わっていく場合がある。特に女性は外観が良ければ人生の半分得するなんていわれる始末です。
これは一個人の人間(個体)を示すものは視覚による外観判断がすべてであり、人間性などの内面的なものは見えないと言う事。これが見た目で決まってしまう最大要因。
しかし、十人十色と言うように人間の価値観、特に好みというのはバラバラなのでそれは外観にもあてはまります。
例え10人中9人が×としても1人が○と言う事もよくあります。
逆に10人中10人が○と言う事は中々在り得ない。それはかっこいい(綺麗)けど好みではないと言う個人の好みが存在するからに過ぎない。
但し、この統計方法も面白くて初対面の人での感想と、知人での感想を比べると評価に開きが出る場合があります。
初対面は外観のみで判断するが、知人などの場合、人格などが多少なり影響する為のようです。

その為、初対面の人たちで○が多くても、知人たちでは×が多いとなるとその人は人間性に大きな問題がある場合も多いようです。(これは先入観や感情的な要因が外観にまで影響するため)
初対面だった人の印象と親しくなってからの印象で変わる意見を聞いていると外観と人間性が影響しているようです。
サークルや職場などで異性と知り合う場合と紹介などで知り合うものには大きな差があります。
実際にどちらも外観が大きく左右しますが、他人同士が接する事で知りえる情報量が前者の方が外観以外の要因を多く含む場合が殆どです。
しかも外観が好みじゃないと言って結婚した人を結構知っていますがそれらの人は人間性やフィーリングなどを重んじた場合も多いですが・・・・その反面、自分の年齢や人の出会いなど、多くの打算と妥協と決めている人もまた多い。

「他人を選ぶ」しかし現実の中で知り合える人はそれほど多いわけではなく限られた環境の中で他人を選ぶ事になる、そして同じように自分も他人に選ばれている。
その中で理想だけを追求していく事が出来ないのはどんな人間であっても当たり前であり、私に言わせればこれらは普通の考え方だと思います。

人間は自分を棚に上げて他人を選んでいます。そうしないと他人を選べないから(笑)そして、外観による影響は何も若い時だけじゃなく歳を取っても付きまとうもののようです。
個人的に外観の影響がその後の人生にまで影響した例を知っていますので個人的に苦笑していますが・・・・・

少し話しをしましたが外観の中で個人別の顔の好みがあります。
誰でもあると思いますがハンサムだけど好まない顔、美人だけど好まない顔、逆にハンサムじゃないけれど好きな顔、美人じゃないけど好きな顔と言う、外観の良さに左右されない定義を誰もが持ちえている事が人間が様々な他人を好きになったり付き合ったりする事に影響しているのだと思います。
例で言うと顔の作りは良いのに、二重じゃないから嫌とか言うような個人の好みがあります。

私も経験でありますが私の外観を好む人、好まない人にそれぞれ会った事や他人の意見を聞いてみた事からも他人の好みは人それぞれに違うものであるのだと思います。
結局は当人が良いと思えばよい話に過ぎません。

但し、外観が好みできない人と妥協して一緒になってもそれは苦痛でしかないそうです。
昔、「美人は三日で飽きる、ブスは三日で熟れる」と言う話を聞いた事がありますが現実的にそれが必ず当てはまる人ばかりでもないようです。
それは外観の良し悪しで言うのではなく自分の好みであるか否かと言う見方は変えようがない個人の基準のようです。
まぁ・・・・・外観が良ければ得すると言う事は間違いない事実ですが個人の好みの定義は外観の良し悪しでは決められない為、結局は色んな人に出会って見てその中で自分が判断していくしかない事です。

ここでは外観のみの話をしていますが結局の所、多くの人間が寂しさ、孤独などから逃げる為(無意識だとしても)に、外観だけに左右されない他人を選んでいる事から他人へ求める外観の良さは理想論であって現実的にはそのような判断を人間が出来ないのは普通の事です。

私がこのような考え方をした背景は私自身が外観と対人関係に劇的に変化があった経験が過去にあったからに過ぎません。

今回の話は、自分で外観の根本を変える事が出来ないのであまり考えてもしょうがない話です。(スタイルや顔の作りを変える事は不可能ですから)

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