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最終更新日07/09/16

コラム

コラム258

33ナンバー

  車のナンバーを見ると必ず登録場所名の隣に33、55などの数字があります。
車の種別を分けている数字ですが平成11年の5月より今まで2桁だったものが3桁に変わっています。
大きな違いは希望ナンバーを選べるようになった訳ですがここで面白い事が置きました。

車のナンバーを見るとこの2桁か3桁かで車のナンバー登録時期が分かるという事になります。平成11年5月よりも前か後に登録した違いがナンバーに表れると言うことです。

車関係の人と話していると結構な割合で、このナンバーが2桁であるか3桁であるかが話に上がります。

例えば同じ年式の車に乗っている場合、2桁3桁であるかで上記のような登録年数の違いにより長く乗っているのかを判断する基準になるようです。

又、古い車の場合、ナンバー2桁のほうが「ずーと乗っているよ」と言う意味になるので2桁の方がその車に対して拘りがあると言う考え方の人も多いようです。
古い車でナンバーを切ってしまった人がナンバーが2桁だったので切らないでそのまま置いておけば良かったと言うぐらいだから結構拘りがあるのでしょう。

普通に公道を走っている車で2桁の車は単純に登録年数の古い車だけです。
しかし、古い車がファミリカーではなく趣味車の場合だと、これだけ長く乗っているんだと言う基準として見なされるようでオーナーに取っての自己満足の主張として考えている人が多いのも事実です(私もそうですが)。

私自身のNSXは長く乗っていると言う認識がありますがナンバーからそう考えている人が結構いる事と私自身もNSX購入から12年ですから長く乗り続けていると言う拘りは確かに持っています。

公道で走っている車で2桁と言うのは今になってはある程度古い車であって新しい車では有り得ないナンバーですが登録から8年経っても未だに2桁ナンバーの車を結構見ます。
しかし趣味性の車と違ってファミリカーなどが圧倒的に多い事を考えると景気の悪さがそのまま反映していると言えます。
車の平均登録期間が約11年である事を考えるとまだまだ2桁ナンバーの車を公道で見かけるでしょうね。

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