過去と今

所が人によってはこの話を平気で恋人にする人がいる、好きな人には「自分の過去を知って欲しいから」と言う理由だったのですが、個人的にこれってちょっと違う気がします・・・・・・。

例えば、他人ならば何人付き合った、恋愛でこう言う事が合ったと聞いても別にそんなに気になりません。(人事だから)

所が好きな相手での話しになれば過去が気になる反面、過去の恋愛話を聞く事で、相手に対して嫌な話になる・・・。

その話をする人にとって「過去を踏まえて、今の私を好きと言って欲しい」と言う事が前程である場合があります・・・・。
この考え方はある意味、人間が人それぞれで様々であると言う事を認識されられます。

「何故?」て言うと人間は知らなくて良い事が多いから、知らなければ気にしないけど知ってしまえばそれが足かせになる、人間的に出来ている人はともかく、それらの過去の話を聞いた時点では問題なくても後々になってケンカなどをした時にそれらの話が火種になったと言うのもちらほら聞きます。

人間は過去を過去として割り切れない人も多い、それならば知らなくて良い事は知らなくて良いし、同じように他人を傷つける理由になるのならば話さなくていい話は話さなくていいと個人的に思っています。

余計なことを言って後々もめる原因を作る事は避けるべき。
ましてや好きと言う感情は尚更、嫉妬を生むので、前付き合った人と今の恋人はここが違う・・・・と言う事は恋愛を繰り返していれば誰でもある訳で、そんな事を相手に言うのは浅さかと言うしかありません。

人は十人十色なので比較されても困る事が多い、比較したとしても絶対「いい面」「悪い面」がそれぞれあることなのにそう言う見方をしてしまう。
又、同じように自分がされたら気分悪いならば思うのは勝手でもそれを言葉として相手に言ってははいけない・・・。

そう言う意味を踏まえると初めて付き合った人と結婚するのが一番幸せという話を思い出します。
これは過去の人物が存在しないから比較が出来ない事から比べると言う判断が少ないので・・・逆に多くの人と付き合うと「この部分は何番目の人の方がよかった」とかが増えるのであんまりよろしくない(苦笑)

人間はそんなに出来た生き物ではなく感情の生き物です。
その為、話さなくていい話があってもそれがあくまで自分自身の事で済むのであれば自分の中で消化すれば良いのですが中々難しいというしかないです。
「好きだから聞いて欲しい」「好きだから話さなくていい」と言うそれぞれの立場によって考えてしまうと判断がムズイと言えます。

ただ、私としては過去を聞いて欲しいという人は過去と言うのは今好きな人に対して言う話ではないと思っています。
それは今居る人はあくまで今の時間を共有した人であって過去の時間まで共有した人ではないからです。
だから、それを過去を共有していない人に過去を押し付けるのは個人的にナンセンスと思っています。

そうは言っても過去を踏まえて今があるのは間違いない事実ですが過去の人達はあくまで本人の問題であり、今好きな人とはこれからの事を考えるのが一番いいと思うのですが・・・・・・・。

もちろん、過去があって今があるのは事実です。
ただし相手が好きと言っているのはあくまで今であって過去まで好きで居てくださいと言う事は過去を知らない人に言う事自体に無理があると考えます。

ただし、恋愛ではない例・・・・例えば、病気や怪我や精神的な事とかになれば、これは過去の出来事であっても今に影響することなのでまた別問題と言えます。

このような事の考え方も人によって違うですけどね。
私にとって『過去を理解する』と言う言葉をどう捉えるのか・・・と言う事次第ですね。そんなに人間出来てませんから大変でしたけど。
ただ、経験上、何故かこう言う人に結構会いました・・・・沢山居るかはわかりませんけど・・・・。