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最終更新日09/02/26

コラム

コラム277

プラネタリウム

 子供の頃、歩いていける距離にある文化センターにプラネタリウムがあり、週末によく歩いて見に行きました。

元々天文が好きだった事とセンター内の図書館で本を借りるついでにプラネタリウムに見に行った記憶があります。

星空を眺めて星座の説明を聞きながら30分間の放映。星を見ている途中から記憶がなくなっている事もしばしば・・・・。

普通、夜空を見上げてもネオンなどで明るい星だが見え暗い星までは中々みれません。

その点、プラタリウムは目に見えづらい星までも映し出してくれます。
特に天の川などは星空では中々見れませんのでプラネタリウムで眺めているのが好きだったと覚えています。

 

社会人になってからはプラネタリウムを見なくなっていたのですがある時期、日立のプラネタリウムを見に行きました。

今は映画感覚で斜めに投影されるので昔の様に空を見上げて首が痛くなるような構造とは違っていました。

それでも星を投影する装置は複雑で業務用でしかなく家庭用であるのは本当に簡単に作りのものだけと認識していました。

先日、本屋で手作りのプラネタリウムを発見。2000円なので試しに購入してみる事に。

12面体の星空が書かれているフィルムをボール状に組み立て豆電球で内側から照らす構造なのですが、あまり期待していなかったのに実際に見て見ると綺麗・・・・万華鏡のような感じなのですがちゃんと星座の星が見えるので値段の安さから凄いと感心しました。
ただし天の川は再現されてません・・・・・仕方ないですが。

投影される星空から覚えている星座は今では数える程度だけになってしまいましたが擬似的な星空をみているだけで満足していました。

しかし部屋で星空を眺められる魅力が大きくなり、前から知っていたセガトイズ製のホームスターが気になりだし調べると値段によって様々な種類や機能がありますが天の川が見れる事を前提に購入。
さすがに6万円の最上位機種は高すぎますので中間クラスを購入しました。

早速見ると・・・・・・・・これはこれですごい。天の川が見え、星の色分けまでされているので凄く細かく、昔ならば家庭環境でこのレベルが眺められるとは思いませんでした。

そのまま周期運動をさせて布団に入りながらみると・・・・・結構眠くなります(笑)自動タイマーOFF機能もあるので眠っても安心(笑)。

眺めながら星空を見上げる事は今でもありますがそれはあくまで夜間移動時であり星空を眺める為に足を運ぶ事は激減しました。

それでも流星群の時は天気が良ければ見に行って流星を眺めたりはしています。

ある意味、星を眺める事が癒しのような気もします。そうすると様プラネタリウム自体が癒しアイテムなのでしょう。

オープンカーで星空を見える場所に走り空を眺めていた事も同じように贅沢なのだと感じました。
今でも星空は好きですね。

ホームスターは投影されるのが一面だけですので、
性能はともかく手作りタイプは全方位に投影できるので雰囲気はホームスターよりも上かもしれません。

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