STEEL

最終更新日11/07/28

コラム

コラム280

エースコンバット

 このゲームはPS(プレステ)でナムコ(現在BNGA)より販売されたフライトシュミレーションゲームです。

実在する飛行機パイロットになって戦闘ミッションをクリアしていくゲームでしたがPS2(プレステ2)にゲーム機が替わってからもシリーズが継続して販売され続け初代/2/3/04/5/zeroがPS向けとして販売されました。

どの作品も一パイロットとてミッションをクリアしていくのですがPS2で販売された04から特にグラフックスが見せるものになりストーリーとミッション内容が直結するようになったと記憶しています。

特にプレイヤーの活躍が戦術から戦略に影響していくようになります。

PS/PS2シリーズすべてをプレイしましたが個人的にPS2から販売された"4/5/zero"はどれもお気に入りでPSの頃のエースコンバットと比べるとすべてにおいて大きく変ったと思います。

特に画質と操作方法が良くなり戦闘機による空中戦の雰囲気が良くなりました。ハードウェアの性能向上による恩恵をまともに受けています。

だからと言って単純に画像が良くなっただけでは無い内容です。

元々、ゲームセンターにもナムコから同名の筐体タイプのアーケードゲームが出ておりましたが同ゲームと内容が同じなのかは私は分かりません。PSの時代のものだったのでゲームセンター版の方が綺麗だった記憶があります。

その後、PSPで"X"、X360で"6"が販売されましたが"6"は現時点で最もグラフックスが綺麗で感動。

PSからPS2になった時に綺麗になったなぁ・・・・と感動しましたがPS2からX360になった時は綺麗過ぎ・・・・・デモシーンの画質をそのままゲーム画面なのだから・・・・。
ここまで来ると家庭ゲーム機に今後何を求めるのだろう?と思ってしまいます。

画質向上によりグラフックスが綺麗な事でバルカン砲などの機関砲の当たり判定が今までのものよりもシビアになっており空中戦の爽快感ややりごたえが増しました。

初めて"6"をプレイしたときは敵空母アイガイオンで苦労したけど。

またこのゲームは味方の援護があまり役に立たないのが定番ですがこの作品では味方への要請で攻撃させた時は的確に敵を倒すのであまり役に立たない味方機と言うイメージが払拭されました。

今後、次世代機でのシリーズ化が期待出来る内容でした。

また、エースコンバットシリーズとは違いますが同じスタッフで開発しwiiで販売された"スカイクロラ"も期待して購入しましたがいつの間にか追尾ミサイルによる攻撃方法になれていた為か機関砲だけの攻撃になれず初めは辛かった。

一応、敵の後ろに回りこめるスペシャルコマンドがある事で操作面でホローしているのでしょうが敵機を撃墜する爽快感と言う意味では何となく違う印象でした。

時代的に機関砲のプロペラ機だけしかないのでしょうがないのですが、どうやら敵機をなぎ倒していくというゲームとしての爽快感が薄く逆に今までのエースコンバットの追尾ミサイル攻撃による爽快感が大きく感じました。

あくまでゲームとしての爽快感で考えると追尾ミサイルの存在はでかいと感じます。

グラフックスについてもどちらかと言うとPS2に近く画質による綺麗さは"6"に及びません。ハードの差なのでしかたありませんが・・・・。

同じゲームシステムを使用していてもこうも印象が変わるのかと思いましたが原作を知らないので感情移入と言う意味でも多少なり違うでしょうけど。

私がこのエースコンバットシリーズに興味を持った原因のひとつとしてはマンガ「エリア88」が好きだったことも多少なり影響しました。
そもそも航空機に興味を持つようになったのはこのマンガの影響がありましたから。

 

元々このゲームは飛行機の操作を楽しむと言う意味よりも爽快感を楽しむゲームだと思います。

ミサイルの搭載量などが現実と同じではなく、あくまでゲームとして沢山ミサイル゛搭載出来る事からもいろんな意味で爽快感を重視していると言えます。
それでもステージによっては難しい所もありますが、やりこめば必ずクリア出来るので基本的にサクサク進む爽快感があるといえます。

昔は色々なフライトゲームが溢れていましたが今になってはエースコンバットのようなゲームは数少なくなってしまいました。
一般的にフライトシュミレーション系は日本ではあまり受け無いのかもしれませんが今後もこのシリーズが続く事を期待します。

 

確かエースコンバット1がPSで販売されてから10年以上経っていますから大昔の話になっています。

しかし、左の映像がそのままゲーム画面として処理されると技術進化は際限無いです。

 

コラム279へ  ▲コラムトップへ  ▼コラム281へ