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最終更新日09/05/21

コラム

コラム282

不快害虫

 つい最近、昆虫を調べていたらシロアリ⇒シロアリの仲間のゴキブリ⇒ヨロイモグラゴキブリにたどり着きました。

人間から見てゴキブリは害虫扱いなのですがゴキブリの仲間で80mmサイズと聞くと寒気・・・・。
ゴキブリは子供の頃から見てますがあんまり良い気分ではありません。

実際に衛生的に宜しくない訳で見た目よりも不衛生の不快が強いです。

ですが、ヨロイモグラゴキブリのように体長80mmサイズと聞くとちょっと引きます。
見た目もカブトムシのメスに似てなくも無いですがやっぱりゴキの形・・・・しかも10年ほど生きるらしい。

高価な昆虫らしく安くなってもペアで10万円以上で販売・・・・・・もはや何も言う事はありません(笑)

ゴキと言うと台所の不衛生な生き物と言うよりは本来は森に住む生き物なので「汚い、しぶとい」と言う印象とは実際は別なのですが****ゴキブリと言う名の時点でゴキブリという先入観で決め付けているのでしょうけど・・・・。
ゴキブリで怖かった経験は家で発見したゴキブリに殺虫剤を使用としたら自分めがけて飛んで来た時は驚きました・・・・・(怖)。

私としては不快を感じるのはゴキブリよりもヤスデのような多足動物のデザインに対してで外国のヤスデはデカイ(30cm)は色が派手・・・・・・とてもグロいです。

昆虫も色々いますのでとんでもないデザインや色に対して「グロいなぁ〜」と不快を持ちますが他人がグロイと思っても私がそう思わない物もあるわけです。
私もジョロウグモなどは平気ですし嫌がる人を聞くと「何で?」と思いますが、これらの判断基準も人によってさまざまと言えます。

女性に多いですが昆虫が毒を持って人間に攻撃する訳でもなく虫独自の生態を知らずに見た目で怖がったり騒ぎます。
今では女性に限らず男性でも昆虫嫌いは多いですが・・・。

タイトルの不快害虫と言うのが例えばスズメバチとかムカデのような刺されて被害を被る事が殆ど無いジョロウグモなどの見た目の色や足の数で嫌がります。
実際に攻撃して来るとか農作物に害が与える害虫ではなく見た目が不快な昆虫というものは結構多いです。

その背景に子供の頃に昆虫に触らなかった事などで経験をしていない事が原因のようです・・・。

子供の頃と言えば山にカブトムシ、田んぼでザリガニ、川でモズクガニなどを捕獲して遊んだのですが今はそんな場所や不衛生の場所にも行かない。

都市部では無くなったとしても郊外に自然はそこそこありますがそのような遊びをしなくなってしまった。
ネットなどの趣味の多様化も原因でしょうね。

私も生き物取りの行動中にザリガニやカニに指を挟まれたとか、
柿の木にいるイラガの幼虫に知らないで接触して痛さに転げまわったとか、家の屋根を歩いていたらアシナガバチの巣に気づかずに近づいて刺されて痛かったとか色々痛い思いをしています。

刺された記憶の中ではイラガの幼虫が一番痛かったと覚えています。
柿の葉にいる黄緑と黄色い模様の小さいとげとげの幼虫です。(さなぎは小さい白と黒色の楕円)

それらの経験も無く見たことも無い人は昆虫を初めて見ることで生理的に恐れるようです。

先ほど話した害を加える生き物だとしても
みかん系にいるアゲハの幼虫は角がくさいだけですので何もしてきませんし成虫のフゲハが見たくてて幼虫を育てていた時期がありましたし
ミツバチやアシナガバチも巣の近くによらなければ攻撃してこないので一匹で飛んでいる場合あまり気にしませんでした。
ただスズメバチは単独でも危ないので回避してましたけど。

単体では平気でも集団であるのをみるとキモイと思うことはよくあります。
越冬している毛虫の集団とかはいやですね。

恐らく人間に対して生き物が毒、敵性などが無くても見た目の生理的な色や形だけで嫌がっていることが物凄く多いのでしょう。
そうなると昆虫に限らず動物全般に言えることでカエル、ヘビが駄目な人も多く。見た目ですべて決めてしまうのでしょうね。

しかし、自分でも不思議なのですが色が派手とか足が沢山あることだけで不快が出るのですから理屈じゃないのでしょうね・・・・。

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