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最終更新日10/05/01

コラム

コラム293

考え方の変化

  昔のコラムの中ですでに話しているのですが、飲みの席で「結婚して子供を作らないならば結婚する意味がない!!」と言われて私が怒って文句を言ったと言う話を書いた事があります。

ある意味、私の対応も大人げ無いのですが・・・・(苦笑)

今になっても、私のこの考え方に変わりは無いものの考え方が変わった事をこの頃感じます。

考えが変わる原因と言うのは他人の考え方を聞いただけでは自分の考え方は中々変わりません。

実際に自分で経験する事で初めて考え方が変わると思います。

ここで話している考えが変わった理由のひとつに、私個人は若い頃、結婚が嫌なわけでもなかったのですが結婚を早くするという事には否定的でした。

若い独身の時に経験した事を子育てが終わった後に経験しようとしてもそれは同じ経験では無いだろうという考え方があったからなのですが・・・その考え方は今だに変わっていません。
但し、子育ては若い方が肉体的に楽なので、そう言う意味では結婚が早い方がいいのは間違いないと思うようになりました・・・・。

実際に自分が経験する事でそれまでの考え方は変わってしまう事があるのだろうと思います。

その為、周りに幾ら言われても自分で経験するまでは分からないと言う事は多いです。

たとえば、私がそろそろ結婚したら?と知人に言ったとしたら、私は自分の経験と年齢でそう言ったとしても相手は相手で自分の考え方で結婚を考えるので私に言われれば相手は余計なお世話と思われます。

お互いにお互いが自分の考えで他人に意見を言っている・・・・・普通の事です。

 

ただ、他人がしているから自分も合わせるというのではなく自分は自分だけど、自我を押し通すと「我」が強くなってしまうので他人の中で自分の考え方を押し通すのは難しいです。

恐らく自分の考え方は生活している中での経験で常に変化していく事を、この頃よく感じます・・・。

自分が経験して初めて分かる、自分が経験しない限り話を聞いただけでは本当の事は理解できない。

その中で他人が言っている言葉をどう捉えてどう判断するか・・・・・と言っても人間はあまり他人の意見や話を聞きませんので反発したり無視したり、そして自分が経験して初めて気づくのでしょうね。

 

それでも他人意見に耳を傾けないのではなく、素直に意見を感心して聞き入れた事で私自身が変わった事があるので、意見を「聞く」「聞かない」と言うのは言った相手(好き嫌い)による事も十分にありますが・・・・。

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