STEEL

最終更新日03/03/01

コラム

コラム19

精神の壁

 コラムで人について色んな内容を話し始めているので、ここでは、僕の知る範囲での人の内面についての考えを話します。寂しい、などの感情の上に人が生きていると話した場合誰かに見てもらいたい必要としたい甘えたいと言う感情が多少なりに存在します。
それらが満たされていれば孤独、寂しいと言う感情が薄れ忘れてしまうので回りを見えなくなって、後悔したりする出来事にぶつかったりします。多分、自分の壁が相手に対して消えるのでしょうね。
で、今回の題は人と人との接する中で目には見えない形・・「人の壁」について話します。
(どこかのアニメがこれについて話しています(笑))

精神面の話は各コラムの中で重複している場合は、ご了承ください。
今回は人の接し方と重なります。誰とでも仲良くなりたい、1人が嫌だと言う感情。
これはどんな人も持っている普通の気持ちだと思います。でも、それを妨げて居るのが、「他人を理解出来ない」と言う人との壁です。
それは一般的に性格、考え、など他人と自分との相違点を指していますが、それだけで「壁」が出来ているのではないでしょうね。人は根本に傷つきやすいので傷つかないように人との間に壁を作って生きています。
子供の頃、素直と言われているのはその壁が無いからでしょう。

でも、生きていく経験の中で他人に対して反発したり利口的に接したりする中で考えて行き成長するなかで人に対して上手く立ち振る舞うようになります。
それは「自分を演じる」と言う意味で・・・・。それがすべての意味で良いのか悪いのかは僕はわかりません。
ただ、本当の自分を殺してまでそうするとなると良くありませんが・・時と場合によるのではと思います。会社などは自分が自分で居られずそれなりの自分を演出していますから。

経験の中で自ずと人と接する形が程よくなり精神的に入り込んでまで人と接する事がなくなっていきます。面倒になったり疲れてしまうからですね。又は経験にて臆病になるか・・・・・。

本当に話せる人を望む人もいれば望まない人もいます。それでも望んでいる人の方が多いと思いますが・・・。
人が他人に対して壁を作らないようにするには、はっきり言えば不可能だと思います。
でも、相手が壁を作らないような接し方をすれば、その相手もまた、受け入れるか受け入れないか選択が出来る判断が出来ます。

壁を作らない接し方はお互いに傷を付ける事もあり良い事ばかりではありません・・・。恋愛が難しいのはお互いの壁の内側に入る為でしょう。

おっかなびっくりしながらも人に接して時間とコミニケーションの中でその都度、判断していくしか無いと僕は思っています。

写真にする筈だったんですけど、丁度上手い具合に当てはまる写真が無いので自分でイラスト書きました。
ここでの壁は自分で作っているのか相手が作っているのかは、立場と状況で変わります。
どうしても「壁」を取り除くのは無理と言っても間違いでは無いと思っていますが、この壁が悪いと決めて言えないので難しい存在ですね・・・・・。

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