この頃、人に意見を言われたり言ったりする機会(会社、私生活などなどで)が多い中でちょっと感じたことを・・・・。
人は千差万別なので色んな考えがあります。
それを理解できたり理解できなかったりするのも人それぞれです。
人が意見を言っている場合、心配して言っている(助言など)と他人事として意見を言う場合などがありますが、極論で言えば人事で言っているのが殆どだと思います。人が人を理解するのは簡単ではないと思いますから・・・。
昔、知り合いに言われたことがありますが、本人が本当に悩んでいる時、周りの人は当たり前に当り障りの無い、慰めの言葉しか言わなかったそうですが、私だけがムキになって「ぎゃぁぎゃぁ」と意見を言ったそうです(苦笑)
その結果、その人から見て私は本気で考えてくれた数少ない人だと思ったそうです・・・。
そう言われても、私は一個人の意見しか言っていないし相手の話を聞いてやる事しか出来ません。所詮その程度の事しかしてやれないし何も出来ませんでした。
ただ、それだけの事しかしてやらなかったのに相手に思われたり信頼されたりする事に繋がる原因になっていた気がします。
そう考えるとこういう事は「人の面白い部分」だと思います。その知り合いの人も昔の人となってしまいましたが・・・・。
人間は自己主張は沢山します。けど、人の話は聞きません・・・・これは当たり前です(笑)
自分は人の話を聞いていると思っている人に限って実際には人の話を聞いていません。(笑)
よく、「人は人だから」と人の話を聞かない傾向がありますが、「その通りの面」と「そうじゃない面」があります。
その事についてはここでは話しませんが、人に意見を言われる、意見を言ってくれる人がいると言う事は、まだ救いが有るような気がします。
意見を言われないと言う事は、周りの人が言っても無駄だと判断した場合ですから・・・・・・。(諦めた場合とか)
ただ、意見は自分が思っている事と違うことが多く、腹立つことも多々ありますね(笑)理不尽な場合もありますし。
それでも、冷静に聞くことが出来れば、後で意外な形で役に立ったり新しい考え方が出来たりするので、人の意見は大切です。大切だと思うのはどこまで行っても自分の考え方は小さい範囲でしか物事を判断していないから・・・・・。
だから、
一番大切なのは人が意見を言うことよりも人の意見を聞く事でしょうね。
せっかく聞いても耳から抜けて行けばそれまでです・・・だからと言って人の意見に流されれば、自分自身が存在しませんし、この判断のさじ加減は非常に難しいです。
「これが一番良い」と言う形も無いでしょうが、聞いた事を自分自身がどうなんだろう?と考える事が一番大切な筈だと思っています。
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