最終更新日03/04/10 |
コラム70
星から生まれた |
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一言で言うと、地球上の生命体はすべて炭素系生命体です。人間を構成している物質は炭素から成り立っている有機化合物ですので炭素系生命体と呼ばれています。 人間を作っている物質はどこから生まれたのかと追求したら、最終的に太陽などの恒星に行き着きました。 地球を初めとする宇宙全体を構成している物質は100数種類の元素から成り立っているのは知られています。 残りの元素は?と言う事は人間や地球を作っている元素は存在していなかったことになります。その頃の重元素(天文学ではヘリウムと水素以外の元素をすべて重元素と呼ぶ)が含まれていない恒星を属性Vと呼ばれています。つい最近、この属性Vの星が見つかったと言っています。と考えると宇宙がビックバンによって生まれてから。ヘリウムと水素が集まり、恒星が生まれました。 恒星は水素を燃料として核融合を起こし光輝いています。その際、恒星の内部で核融合を起こす際に、さまざまな元素を生み出しているそうです。 ですから、太陽系の物質は太陽の前に存在した恒星が核融合で作り出した物質から太陽系は生まれたのです。 と、考えると自分の事で、ぎゃあぎゃあと言っていても宇宙から見ると恒星から作られたのが人間となるので、宇宙から見ると自分がすごーーくちっぽけな存在である事を認識させられて、宇宙は不思議としみじみ思ったりもします。 色んな意味で、空見上げて星眺めるのは良い事なんじゃないかなとこの頃思っています。今は季節的に寒くて無理ですが(笑)そう言うば、去年ほどでは在りませんが、今年もしし座流星群があります。ただ、満月と重なるのでどれだけ見れるか不安ですが・・・・・。 |
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月についても、組成が地球に似ている事から、地球から分離して出来たものと言われてますね。 |