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最終更新日03/04/10

コラム

コラム72

ヒートアイランド

 今年は暑かった・・・。今は雪降る騒ぎですので記事を書いている季節感はまったく逆です(笑)。

仕事柄出張とかで関東圏内に行く機会がありますが「絶対、私の地元と温度差がある」とよく思いました。
自分の住んでいる所より南の場所に来たからと言うのではなく、そう言う温度差じゃないんですよね・・・。とにかく暑い(笑)。
出張で関東に来るので背広姿がこれまた辛い(爆)、何で歩いている人たちは平気な顔して居られるのか僕には理解出来ませんでした(爆)

そんな中で、ヒートアイランドという言葉を聞きました・・・・?。
これはこの頃、特に聞くようになった言葉です。知らない人も多いかも知れません。

どう言う言葉の意味かと言うと、都会などのある特定の場所に限って気温温度が高い所をいいます。

都市部が温度が高いと言うのは、近代都市の特徴が原因で、都市郊外との温度差が+1〜4度も在ります。

原因は、都市部はアスファルトと高層ビルで囲まれ、自然が少ない事から、太陽の熱を逃がす事が出来ず、その熱が温度が上がります。昔は土がある為、土や植物が冷却の役目になったりしていたのですが、今はそんな場所が皆無です。

しかも、暑いのでエアコンを使用する為、建物内部を冷やし熱を外に出す為、更に温度が上がるという悪循環から温度が上がります。そしてその熱が逃げる前に次の日になってしまい、温度が都市郊外と同じ温度まで下がることなく都市内部の熱がこもってしまいます。その現象をヒートアイランドと言うそうです。

実際にこの温度差を東京都市部を地図にて温度を分布を測定したところ、+1℃〜4℃ぐらい温度が郊外と都市部で差が有るそうです。

こもった熱が都市に貯まって温度を上げているというのは、とんでもない熱量でしょうね。

地球全体で見れば温暖化とか色んな要因があるでしょうけど、人間が自ら環境問題を引き起こしていると言う見本ですね。余談ですが、アフリカで唯一、万年雪であるキリマンジャロの頂上の雪が2020年までに溶けてなくなると言う報告が出ていました。温暖化が確実に進行している事を意味するのですが・・・・・最後にどうなるんでしょう、南極の氷も溶け出してきているし、う〜〜〜ん。ちょっと心配です・・・・・。

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