|
◆冷却関係◆
▼ |
クーラント液交換A |
▼ |
ラジエターのクーラント液交換について |
最終更新日08/03/27
|
< 内容 >
状況 |
|
|
||
車検の際にクーラント液の交換を行いました。大体、2〜3年のペースで交換しています。過去の交換内容についてはこちらです。
過去にラジエターホースについては主要箇所すべてを交換しておりますので今回はクーラント液のみの交換をしました。ホース交換についてはこちら。 |
||||
交換作業 |
||||
クーラント液交換に当たって普通に考えるとラジエターが前でエンジンが後ろですので中間パイプがやたらと長い。
その為、クーラント自体は全部交換すると10g以上も使用する・・・・・・普通車じゃ考えられない量です。 |
||||
その為、クーラントを抜く箇所も沢山ありラジエター下部、途中の中間パイプ、エンジン本体とありますが、実際の作業ではラジエターとパイプのみにしました。前回はこちらからもクーラント液を抜いています。
これは理由があって年式の経過したNSXでエンジン部のボルトからクーラント液抜きを行おうとするとこのエンジン側のボルトが馬鹿になっていて壊してしまう可能性がある為(固着している場合あり)、下手に触らない方が良い時があるとの事。 |
||||
エンジン部のコックに触らなくても他の箇所の方が低いので理屈的に大丈夫の筈です。
クーラントを抜くのだけで結構時間が掛かります。 クーラント液が滴のみ垂れて来るようになってから1時間ぐらいバケツで受けてクーラント液が出て来なくなるまで待ちました。 |
||||
よく考えるとラジエター側からのクーラント液補充は出来なくてエンジン側のエクスパンションタンクからのクーラント液補充になる為、空気を抜く為にクーラント液を循環しなくてはならずこれまた時間が掛かります・・・・・・。
右写真が中間パイプのコックからクーラントを抜いている最中です。 |
||||
このエア抜き時にエクスパンションタンクの内部構造が役に立っており内部の仕切り板がエア抜きを考えて作られています。
仕切りのないタンクではエア抜けが不十分になってしまうのが仕切られた部屋毎に分かれるためにエア抜けに都合が良い様です。 ある程度クーラント液を補充後いっぱいまで入れたのならばエンジンをかけてアクセルを空ぶかししてエンジンを温めて水温計の針が上がり出す事でサーモスタットを開閉させクーラント液を内部循環させる事で減ったクーラント液を補充しながらエクスパンションタンクの規定指定量まで補充して完了。 後はある程度走行した後にエクスパンションタンク内のクーラント液の量が変化していないか確認して規定値内であればOKです。少ない時は補充します。 |
||||
まとめ |
||||
しかし、NSXは私の知る限りクーラント液交換が面倒な車です。 同じMRのビートはラジエター側でもクーラント液が補充できるしサイズが小さいので液容量も少なく全然楽でした満タンで2.5gです。 余談ですがクーラントって甘いんですね。 |
|
|||