サトシの日記 2000年4月

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旅行記「サトシ・24才・春」へ

4月30日
 先日の韓国戦敗戦で、どうやらトルシエの解任は決定的のようです。協会はまだトルシエの解任自体を否定していますが、これはまず間違いないでしょうね。
 そしてトルシエの後任には、かつて弱小チ−ムだった名古屋グランパスを一気にリーグ準優勝、天皇杯優勝というチームに仕立てあげた、あの名将アーセン・ベンゲルの名前があがっているそうです。あくまでも噂の段階ですが。
 本当にベンゲルが来るのであればなんの文句もありませんが、だからといって代表が今の状態から急激に良くなるはずもありません。全然信用の置けないスポーツ新聞によると、ベンゲルが準備期間1年でOKと言ったとか言わないとか。でも1年じゃ無理でしょう、どう考えても。
 優秀な監督は間違いなく必要ではあるんだろうけれど、日本に決定的に足りないのは経験なんだから、どんどん外国へ遠征する事。つまりはJリーグの日程を変える事。公式戦はナビスコカップとかを廃止して、Jリ−グと天皇杯だけにする事。そういう事から始めないと誰が監督でもダメっすよね。ま、そういう様に協会と監督と選手の意思が統一出来たとしても、2002年には間に合うとは思えませんね。長〜い目で見るしかないですな。

 スティーブン・キング「呪われた町」読了。『起き上がり』モノの傑作として噂は聞いた事があったんですが、なるほどさすがに恐くて面白いですね。序盤は田舎町の人々の生活ぶりの描写が続いて、ちょっとだらだらと間延びしてるんじゃないの?なんて思っていたんだけど、結果からみるとこれは必要だったんでしょうね。なんでもない町と人々の暮らしが急激に崩壊していくところが恐いんでしょうね。久方ぶりに読んだけれど、キングってやっぱりたいした作家さんですね。



4月29日
 AIBOネタが続いて恐縮ですが、先日これまたTVで
AIBOのお見合いなるものを見ました。若奥さん風の女性がAIBOを持って上京、こちらも若奥さん風の女性のお宅を訪問。二匹のAIBOは共にヒラヒラのお洋服を着せられています。「まー、可愛い!!」なんて(外見はほとんど同じだと思うのだが・・)お互いに言いながら、早速二匹のAIBOを向かい合わせます。しばらくお互いの様子をうかがい、序盤は視殺戦の様相(笑) やがて一方が恐る恐る(というかAIBOは動きが鈍いですよね)近付いて、相手の体に頭をすりよせる仕種を見せたものだから、さあ大変、若奥さん二人大興奮!!!

「キャー、スリスリしてる〜」
「あ、蹴ったりしちゃダメでしょっ」
「気に入ったみたいね〜、○○ちゃーん(犬の名前)」
「そうねー、××ちゃん♪」

・・・・むううう、どう見てもお互いに無視しあってるようにしか見えないのだが(汗)

 それにしても実際のところ、AIBOって見た目はそんなに可愛くはないですよね。ね?



4月28日
 「たけしの誰でもピカソ」って番組に、勝ち抜きアートバトルってコーナーがあります。素人が色々なアート作品を持ってきたり、パフォーマンスを披露したりしてその点数を競うコーナーですが、これがかなり面白いです。
 古くは、現在プロのアートパフォーマンス集団として活躍中(かどうかは知らないですが)の「グラインダーマン」も出ました。
 今日は本物の犬に、「AIBO」に似せた鉄の衣装の様なものを着せた「TETUBO」なる作品(?)が出てましたが、
超爆笑! 動物愛護団体の方々から抗議がきそうですが、「AIBO」に外見を似せた犬がよちよち歩いている姿は本当におかしかったです。


4月27日
 ラジオで聴いたのだけれど、今日は婦人警官の日であり、哲学の日であり、そして
悪妻の日だそうです。ソクラテスの妻が悪妻だったところからきているそうですが、悪妻の日ねぇ・・・・・。もうなんでもござれって感じですな(汗)
 ところで僕は小林一茶と同じ誕生日です。ところでどころか全然関係はないんだけれども・・。


4月26日
 昨日の阪神VS広島戦はかなりすごい試合だったようですね。阪神、広島共に開幕前の下馬評は低くて、多くの解説者はBクラス予想をしていましたが、この試合はニュースでかいつまんで見ただけでもそういう両チームの試合ではなさそうでした。(まだ4月とはいえ)『首位攻防戦』の名がついただけでこれ程の試合になるんだから不思議なものですね。

 今日は仕事の都合でサッカー韓日戦が見れなかったのだけれど、どうやら負けてしまったようですね。それにしても・・・・・・点が取れないチームですねぇ・・・・・。今日は久方ぶりに柳沢が出ていたようですが、ダメでしたか。一時期の彼は「ついに海外でも通用する日本人FWが出た!!」等と思っていたんだけど、どうも伸びないんだよなぁ・・。東洋人にはFWは向かないのかな?とも思えるけれど、韓国には結構強いFWがいるんだよね。で日本とは逆に司令塔はいまいちみたいなんですな。似たような顔してるのにね。

 原田宗典「27」読了。ホラーを2冊続けて読んで、さらに次に読むのもホラーの予定なので、間にお気楽に読める本をはさんでみました。エッセイというのは(それぞれですが、基本的には)ほとんど何も考えないで読めるので息抜きにはよろしいです。



4月25日
 今週は勤務の都合で昼から夜の10時までという変則勤務です。おまけに今日は午後3時からの超重役出勤です。こういうのは重役出勤とは言わないかもしれないですが・・・(汗) とにかくこういう生活だと体のリズムが狂いますな、ついついビールも飲み過ぎちゃうし・・・・(いつもだけどね)

 月森聖巳「願い事」読了。これがデビュー作の女流作家さんの本ですが、これはなかなか見事ですね。多重人格モノとホラーの組み合わせみたいなもので、最初はどこにでもあるようなホラーかミステリーかな?・・・って思っていたのですが、僕の想像以上にレベルが高かったですね。チェキ!! ・・・・・チェキ・・・・・(汗)



4月24日
 先々週一週間のお休みをいただいたから・・という訳ではないのですが、今週は一日だけのお休みです。しかもそのお休みである今日も午前中は会社での講習に出席して、事実上休みなしってところです。だらだらとした休みを終えたばかりの体にはちょっときついですね。

 旅行記「サトシ・24才・春」をアップしてみました。久方ぶりにまとまった量の文章を書いたので随分つかれましたが、お隙な方読んでやってくださいな♪ ↑の中央からどうぞ。



4月23日
 TVでKー1を見たんだけど、これはたしかに面白いですね。なにがいいって分かりやすいのが良いです。あんなでかい男共が殴り合い蹴り合いするんだから、こりゃ無条件で面白いに決まっていますよね。ジェロム・レ・バンナの一撃には声も出ませんでした。
 でもだからと言って、ここで闘っている人達を、最強だのなんだのともてはやすのはいささか馬鹿げているとは思います。


4月22日
 4月も半ばをすぎてプロ野球も15試合程消化しましたが、事実上中日の優勝はすでに消えてしまいました。昨年は開幕11連勝ですでに優勝を決めていたのですが・・・・・。一応ひいきにしているチームの優勝が4月の時点でなくなっちゃうってのは、やっぱり少々さびしいですねぇ・・・。
 最近野球を見ていて一番楽しいのは、巨人の清原の打席ですね。ホントに期待を裏切らない活躍ぶりで、目がはなせませんな(笑)

 最近は旅行記(とタイピング)にかかりっぱなしだったんだけど、久方ぶりに本を読みました。北上秋彦「呪葬」読了。・・・・この本、小野不由美の「屍鬼」のぱくりなんでしょうか? 閉ざされた寒村、起き上がる死者、増え続ける犠牲者・・・・・舞台設定は「屍鬼」そのものですな。おまけに肝心の「起き上がり」の秘密が早々に読めてしまいました・・・。さらには登場人物の喋り言葉がかなり不自然で、ちっとも感情移入出来ません。ほとんどいいとこなしって感じです。やっちゃいましたね・・・・(汗)



4月20日
 なにかと話題をふりまいてくれるPS2ですが、また面白いお話を聞きました。スーパーコンピュータ並みの処理能力があるPS2は、
軍事利用される恐れがあると言う事で、原則複数台の国外持ち出しは禁止! さらに北朝鮮、イラク等のそっち系統の国に持ち込む際は通産省の許可が必要とのこと。まったく笑わせてくれますな、いろいろと。
 それにしてもゲーム機としてのPS2の話題はちっっっっっとも聞きませんね。


4月19日
 今日見るともなく見ていた「株式ニュース」で(ついつい見てしまうのです)、ちょっとした放送のトラブルが起きてました。映像が映らない・・・と思っていたら「しばらくそのままお待ち下さい」等と言うテロップが。そんな事言われたらこちらとしては、そのままじっとお待ちするしかありますまい。・・・・・結構長い。5分位そのまま睨み合いが続いた後、おもむろに映像が流れました。
 そこに映ったものはなぜか
スイスの古い街並を紹介するVTR。いかにも『間に合わせの映像でございますよ』と言わんばかり。
 さらに3分程してようやく正常な映像が復帰したのだけれど、アナウンサーはトラブルの間も通常通りの解説をしていたらしい。「あ、ようやく映像が戻りましたね」等と落ち着き払って言った後、何事もなかったように解説を続けます。
 さすがは「株式ニュース」のお姉さん!! この人随っっっっっ分長い事この番組をやっているけれど、一体何歳位になるんかな?


4月18日
 旅行記をちまちま書いていますが、なかなか難しいものです。旅行先で残してきたメモをもとに、思い出し思い出し書いてるんだけど、難しいなぁ・・・。本を読むヒマもないっすね。タイピングやるヒマはあるんだけどね(笑)


4月17日
 僕の住んでるトコのそばに女子高があります。正確にいうと「ほぼ」女子高です。数年前から男子生徒の入学も出来るようになったらしくて、今年初めて2人の男の子が入学したらしいです。今日の夕刻にそのうちの1人(と思われる)の姿を見かけました。言うまでもなくひとりぼっちで、どこから見てもさびしそうな姿でした。
 以前に書いたような気もするけれど、僕は商業科に通っていました。2クラス90人中男は9人でした。その他にもいくつかの科があったので学年全体としてはだいたい半々でしたが、当然のように肩身が狭かったです。
 体育の時間がもっともみじめで、1対1ので出来るテニスだとか剣道だとか、先生いれて5対5で野球(ライト方向に飛んだ打球は全てアウト)だとか、水泳は端のコースを細々と使わせてもらったりだとか、とにかく情けない限りでした。
 その他にも色々、とにかくここでは男は差別されていました。はっきりと馬鹿にされていました。楽しくなかった訳ではないけれど(というか楽しかったですね、間違いなく)、虐げられていました。
 学校中に男2人なんて言ったらどんな恐るべき仕打ちがまっているのやら・・・・・。考えるだに恐ろしいです。

 昼の「笑っていいとも」にチャラが出てました。この人所々でちょっと色っぽい声だすんですね・・・。ちょっとゾクっとしました。
 で、TVに出るって事は新譜でも出したのかな・・?って思ったら案の定、僕が知らない間にライブ・アルバムを出していたんですね。と、いうわけで「CHARA LIVE 97〜99 MOOD」購入。2枚組です。



4月16日
 お休みも終わり、ようやく現実世界と電脳世界に復帰いたしましたサトシでございます。
 3日程の小旅行をして、3日程だらだらとして過ごしました。仕事の事とか、煩わしい生活の雑務とか、ホームページの更新とか、キーボード打ってゾンビと闘う事とか完全に忘れて、メシを食ったりビールを飲んだり本を読んだりネコをなでたりする生活をしました。
 実に穏やかな日々でしたが、いつまでもそういう甘々な生活をするわけにもいきませんので、今日から普通の生活にもどします。仕事をして、日記を書いてメシを食ってビールを飲んで本を読んで・・・・・・。むう・・・仕事する以外あんまり変わってないっすね(汗)
 今回の旅行記「サトシ・24才・春」(題名だけは出来ている)は現在鋭意製作中です。

 この一週間で読んだ本。
☆松岡圭祐「千里眼」と続編「ミドリの猿」
 「催眠」が思ったよりも社会派の作品だったのに対して、こちらは非常に非現実的な小説です。荒唐無稽・・・と言えない事もないと思いますが、どちらが好きかってのは好みが別れるところでしょう。両方とも面白い事は面白いですが。
☆小野不由美『十二国記』「東の海神 西の滄海」「風の万里 黎明の空」「図南の翼」
 これで多分現在出ている『十二国記』シリーズは多分全部だと思いますが、予想通りに一気に読まされてしまいましたね。このシリーズがまだ続くのか知らないけれど、はっきりいってこのシリーズ終わらせようがないって感じもする位でかいです。
☆妹尾河童「河童が覗いたニッポン」
 いろいろと悩んだ末に旅行に持っていった本ですが、結果からいうとこれは失敗でした。この本、著者の手描きの小さな文字でびっしりとマニアックな内容がつづられてるんですね。地下鉄工事とか、入れ墨とか、刑務所とか、そういう場所の解説がびっっっっしりと書き込まれていて、はっきりいって読むのが疲れます。内容はともかく旅行先で疲れた間に読むのはきつかったです。



4月8日
 明日から一週間程留守にします。僕のところは盆正月のお休みといえども、1〜2日の出勤を宿命的に強要される職場なので、まるごと一週間のお休みというのは、あるいは入社以来最長の長期休暇ということになるかもしれません。さすがに出無精の僕とはいえども、ちょいとお出かけして参りますので、こちらの更新も一切停止させていただきます。
いたずらしないでね♪

 小野不由美「風の海 迷宮の岸」読了。『十二国記』の続きモノです。12人の国と王、それを補佐する12匹(人か?)の麒麟の話がそれぞれに絡み合って、物語はどんどん膨らむ一方。次の話への伏線らしきものもちりばめられていて、読んだ人ははまるべくしてはまっていきます。僕も当然はまってるっぽいです。



4月7日
 詩を一つ追加しました。なんだか今回は随分と苦労してひねり出したという感じがしていますが、出来上がってきたものを自分で読んでみたら、なかなか良さげです、我ながら。出来が良いとか悪いとかじゃなくて(そんな判断を下せる程の人じゃないです)なんとなくお気に入りって事ですね。あ〜、疲れた・・。

 今プロレスを見ているんだけど、この馬鹿馬鹿しい盛り上がりっぷりは見ていて楽しいです。レスラーの動きも計算されてるというか、台本通りというか、次の展開が非常に読みやすくて楽しいです。皮肉っている訳ではなくて、本当に楽しいですな。
 それにしてもフェイス・ペイントのグレート・ムタって選手・・・・
頭薄いじゃんよ・・・・(笑)



4月6日
 名古屋グランパス、やっっっっっっと今期1勝目、勝ち点3獲得。そして一方中日は・・・・対巨人3連敗。ホントにどうなってんの。3試合で
三振39なんて聞いた事ないよな・・・・。

 松岡圭祐「催眠」読了。なんだかイメージしていた感じと違って、割と社会派の小説なんですね。映画「催眠」はもっとエンターテイメント色が強いサイコホラーになっているみたいです。僕は先日WOWOWで放映されたこの映画をビデオ録画に失敗して見そこねました・・・・。なんでGコード予約で失敗するんだ?って自分でも思いますな(汗)



4月5日
 ん〜〜・・・どうにも・・・言葉が出ないなぁ(困)


4月4日
 そろそろこの辺りでも桜が咲きはじめました。桜というのは良いですね。一晩で嘘みたいに満開になるし、散る時も一晩でなくなっちゃいます。いつもと同じはずの風景が、一晩で違ったものになるんだからちょっと感動しますね。今年はいつごろになるのかなぁ・・。

 そんな穏やかな春の日ですが、僕は今日もキーボ片手にゾンビと格闘。年俸は1000万まで上昇。命がけでゾンビと戦うにしちゃ安いよな。この日記を書いたり、ごくごくたまにはチャットをやったりもするので、ローマ字入力に必要なキーは大丈夫なんだけど、CとかLとかが出てこられるととまどいますね。まだまだキーボ使いの道は遠い・・・。

 山際淳司「スローカーブを、もう一球」読了。最近スポーツ・ドキュメンタリー(ちょっと違うのかな・・?)みたいなのの、面白さに気が付きました。もっともそれぞれでピンキリではあるんだろうけど。



4月3日
 久方ぶりに(と言っても5日ぶりですが・・)本を読みました。小野不由美の「月の影 影の海」読了。ああ・・・こいつはいけない。『十二国記』というシリーズものとは知らなかった。この壮大なストーリー展開(になる、多分)・・・・・絶対はまるな・・・・。


4月2日
 いやいや・・・
巨人はいい!。実に期待通りに負けてくれるじゃあないですか!!。実に素晴らしいですね、ファンになりそうだなぁ(嘘)

 なんとなく思い立ってサターンの「街」を二日かけてやりました。全てのバッドエンドを見ると現れる(らしい)『金のしおり』の隠しシナリオを出すつもりでやっていたんだけど、結局無理でした。残念。
 それはともかく、やっぱりこれは面白いです。お気に入りは美子のシナリオ「やせる思い」と、ピンクのしおりの「青むし抄」。
 それにしても、サターンはホコリを被ろうと醤油をたらされようと、実にしぶとく動きつづけてます。最近ドリ−の調子がますます悪いってのにね。「ベロニカ」のムービーが途中で止まったりして、かなり興ざめって感じでした。頼むぜ、まぢで・・・・。

 あ、詩書かなきゃいけなかったんだった・・・・(汗)



4月1日
 4月になりました。会社にも何人かの新入社員が入る様です。彼等の顔や態度を見ていると、嫌でも自分が年をとったことを思い知らされます。嫌だなぁ・・・・。

 NHKの音楽番組に、石井竜也(元カールスモーキー石井)が出ていて、米米メドレーを歌っていました。実に懐かしい。・・・懐かしくはあるけれど、正直いってそれ以上のものは感じませんでした。て、いうか今見るとはっきりいって濃ゆい!。昔は大好きだったんだけどね。
 昔みた米米クラブというのは、音楽と笑いとセンスと馬鹿馬鹿しさが微妙なバランスで成立していて、飽きなかったですが、石井の力が落ちたのか(もっとも今はソロですが)、僕の音楽の嗜好が変わったか、あるいは単に年をとっただけなのか・・。なんだかまた年の話になっちゃった。嫌な話題・・・・。

めにゅうへ