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◆ デキゴト2001 400番台 ◆

 

其の430

洗濯をしていたら、
もうすぐ5歳になる甥が寄ってきて
洗濯機の中を見たがった。

フタの開いた洗濯機で渦巻く水流を
熱心にのぞきこんでいる甥。

「ほら、こうやって洗濯機さんが
きれいに洗ってくれてるんだね」
あえて擬人法で説明してみた。

「がんばれ、せんたっきさん。
ほんとうのちからでがんばれ!」
けなげな声援。

 

やっぱり子どもは素直さが一番。

 


 

其の429

何となく青春気分を味わいたくて、
ついつい漫画を読み始めてしまった。

あだち充 『H2』

全34巻。現在5巻目突入。

 

イヤなG.W.になってしまいそうな予感。

 


 

其の428

我が愛車。平成3年式のカリーナ。

平成6年4月の車検後、
走行距離40000kmにて中古購入。

以来、ずっと一緒にいた仲。
私のあんなことやこんなことも、こいつはすべて知っている。
外回り営業をサボっての昼寝も。
女にフラれた冷たい夜も。
まさに、苦楽を共にしてきた7年間。

 

本日、走行距離200000kmを突破。

オメデト〜!!!

平成3年の誕生から、丸10年ジャストでの快挙。

 

 

俺たちは、まだまだ走り続ける。

 


 

其の427

コンビニで何気なく立ち読みしてた
某週刊誌(『東京○ォーカー』)。
ふと目次を見ると、Mr.Children の文字。
そのページに目をやると、
「ライブ先行予約応募券」がついていた。
夏のスタジアム、2日間のライブ。
これは絶対行きたい。
熟慮の末、この雑誌を2冊買ってきた。
1日程につき1枚の応募。
雑誌をクローン製造したよな感覚。

しかしこれではちょっと心もとない。
たかだか各1通の応募で当たるぐらいなら苦労はしない。
沈思黙考の末、別のコンビニで2冊、本屋で2冊。
計6冊購入。
同じ本をこんなに買ったのは初めてなり。
クローン大氾濫。
ちなみに1冊270円。

とは言っても、さすがの私も
ただ単に応募券目当てで同一雑誌を6冊も買うほど
高給取りではない。
ではなぜそんなに買ってもいいという気になったか?
実は雑誌の中ほどに、広告として
某乳業のカップアイスお試し券がついてたのだ。
1冊に1枚。つまり1カップ分。
アイスの定価は250円程度。
ということは、アイス+ミスチル=270円。
これなら財布からも文句は出まい。

でも、それを×6。
やっぱ文句出るか?

 

しばらくはアイス三昧。
嬉しい悲鳴。
お腹も悲鳴。

 


 

其の426

とあるバラエティ番組での、おにぎりの話。
「人が握ったおにぎりは食べられない」
という人がいるそうで。
彼女の作ってきたおにぎりをそんな理由で断ったらしい。
(こういう人は自分の母親のおにぎり限定なのか?)
また「俺は友だちの母ちゃんが握ったおにぎりがダメ」
などのレアなコメントも。
言ってみればプチ「潔癖症」的な事例の数々?
そんな中、(おそらく)イラストレーターのリリー・フランキー氏いわく
「おれは犬が握ったおにぎりでも食えますよ」

一応これがオチとなってみんな笑ってたのだが、
ある意味これって、生物的にはもっとも正しいコメントなのでは?
生きるために、食う。その行為としての「食」。
どんなものだろうが何だろうが、食えるもんは食う。
ありがたく頂戴する。
たとえ犬が握ろうとも。
潔癖症だ、何だ、というのは
人間だから、あるいは裕福な国民だからこそできること。
といってもちろん「できる」から「やるべき」というわけではなく、
逆にそれってなんだか威張ってない? 人間って。
人間はエライから、日本人は金持ってっから、
イヤなもんは食わない。みたいな。
「人間=この世界の覇者」として生きていく前に
まず生物として生きていることを
感じながらおにぎりは食べるべきではないかと。
慎み深きおにぎり。

 

漫画『はだしのゲン』での1シーン。
床にこぼれた、たった一粒の米をめぐって
ゲンと弟とが取り合いの喧嘩。
結局どっちが勝ったんだったか、
勝ったほうが口の中に入れてしまい、負けたほうは大泣き。
米一粒でそこまでやる。
少なくともそこまでやっていたという事実が日本にはある。

もちろん今そこまでやれとは言わないけども。

 

結論
「好き嫌いの多い人は、生きていく力が弱い」

 

そんな話だったか?

 


 

其の425

塾にて。
生徒から、女を紹介されるかもしれないことになりました。
相手は、中学校の先生。

「その先生、本気で彼氏募集してるみたいなんだよ。
先生、どうよ?」

ええぇっ、でもどんな女性(と書いてヒトと読む)なんだよ?

「部活の顧問の先生なんだけど、
ちっとも練習出てこないクセに
勝手にメンバーとか決めちゃうんだよ。
技術面の指導とかも全然してくれないし」

それってあんま良い先生じゃないじゃん。

「でもケータイがすごいカラフルなんだよ。
いっつもこうやって首からぶら下げてて。
テストん時なんかよく電話かかってきてる。
で、『もしもし〜』とかって出てんの」

出んなよ。

「でもすごい巨乳だよ。
前にシャツみたいの着てきてた時、ボーンて出てた」

巨乳かあ。

「あ、でもお尻もかなりおっきいけど。
あとおなかもけっこう出てる」

――それって、巨乳とは言わないんじゃ?
もっと別の言い方のほうが……。

「ってゆーかポッチャリ系」

 

とりあえず、写真をこっそり見せてもらうことにした。

 

「あたし達が彼氏紹介したら、
ユニバーサルスタジオ連れてってくれることになってんだから。
先生、頼むよ」

 

……それが狙いか。

 


 

其の424

某新聞記事より。

見出し:「吉か凶か まっすぐな ”虹”

「七色の光が帯となって雲の中で揺れて見える現象が
22日午前、埼玉県などで目撃された。通常アーチ型
になる虹をちょうど水平に伸ばしたように見え……」

ほほう、まっすぐ水平な虹か、たしかに珍しいな。
それを吉とか凶とか考えるのが日本人らしくて微笑ましいけど。
なんて思ってたら、

「……水平に伸ばしたように見え、『地震の前兆では』と
いう問い合わせが熊谷地方気象台などに相次いだ。」

そんな問い合わせ、相次ぐなよ。

 

日本の気象庁は、吉凶までも教えてくれるらしい。

 


 

其の423

出掛けた先で携帯のストラップを落とした。
結構高かったのに。

たまに行ってた居酒屋がつぶれてた。
料理が美味かったのに。

友だちを晩飯に誘っておごってやった。
こっちの誕生日だったのに。

 

新しい歳。幸先のいいスタートで。

 


 

其の422

今日は巷じゃアースディ。
自分の生まれた地球を思う。

今日は私のバースディ。
自分の産まれた子宮を想う。

 


 

其の421

若い兄ちゃんの店員がちょっとでもモタついていると
すぐにイライラしてしまうというのは、
私の度量が小さいからですか?

若い姉ちゃんの店員にかなりの不手際があっても
かわいいから許してしまうというのは、
私に落ち度がありますか?

 


 

其の420

本日の買い物。

近所の薬局のセールで、税抜き1580円。
なかなかこの値段じゃ買えんと思うぞ。

まずはお試し6週間。

 

POND'S DOUBLE WHITE
薬用美白エッセンスセット
「昼用
UVカット+美白」+「夜用 コラーゲン+美白

 

昼用&夜用、ダブルのクリーム。

やっぱこれからの時代、美白よ、美白。

 

言うまでもないけど、もちろんオレ用。

 


 

其の419

平日の昼下がり、床屋に行きました。
(そんなノンキな時間に床屋に行ける御身分。)
こんな時間だしどうせガラガラだろう、と思ったら
結構客の入りがいい。
っつってもオッちゃん(ジッちゃん?)達ばっかりだけど。
さすがにいい若いもんはオレくらいなもんで。
でもこんな時間に、よく客が来るなあ。
やっぱりすべてコミコミで1900円は魅力か。

で、オレの番。
「どのぐらい切りますか?」
結構伸びててうっとおしかったので
「バッサリお願いします。横とか後ろはカリアゲぐらいで」
と注文したら、
「ウィ〜〜〜ン」
バリカンを持ち出されて、
本当に文字通り「刈り上げ」られた。
バッサリ、というか、ガッツリ。
頭の下半分だけ見れば、プチ坊主頭。
いい年こいて。田舎中学生じゃないんだから。

おかげで、後頭部にあるハゲ部分(プロフィール参照)も
それなりに確認可能。
予想以上にバッサリいったわね。
も〜、人のハゲも知らないで。

 

それではここで突然ですが
最近ヒット中の、2人組アイドルの歌を一曲。
「♪ボクの〜あたまーにはハゲが〜あ〜る♪」

以上、キンキンケロンパに歌っていただきました。

 


 

其の418

日が沈む時刻。
西から東へ、空の色はグラデーション。
外に出ると、ちょっと冷たい夜風が心地よかった。
耳をすますと、草むらからは「ジ〜〜〜〜」という虫の声。
へえ、もう虫が鳴くようになったんだあ。
そうか、もうそんな季節なんだなあ。

日入りはてて、風の音、虫の音など
はたいうべきにあらず。

あれ? 秋は夕暮れ?
ってことは、今はもう秋?

そっかー、早いねえ。
歳取るわけだ。

 


 

其の417

週末、芝居を観て来ました。
「遊◎機械/全自動シアター」という劇団の
『食卓(テーブル)の木の下で』。
いちおう、家族というのを軸にした
回想と現在とを織り交ぜつつの物語。

で、じつは観ながら号泣。
いや、さすがに声は出さなかったが、
でも顔は号泣。
話としては、哀しかったり大感動したりといった
号泣的な要素よりは、
しみじみ、しっとり、というような
基本的に落ち着いた話だったのだが。
それなのにまさか大泣きするなんて。自分でもビックリ。
この作品に関しては、観る人によって
感じ方は全然違うと思うが、
私にはかなりハマった名作。
なぜ涙が流れてきたのか自分でもよく分からないんだけど。

それにしても、この私が演劇を観て号泣するとは!

まあ、元々「家族モノ」には弱い、ってのはあるんだけど。昔から。
でも正直、心が洗われた感じ。
なんというか、心の奥〜のほうを優しくなでられた、といった感慨。

「ああ、浄化ってのはこういうことを言うのね」と
この歳になって初めて知った。
今までは心も体も汚れが溜まりっぱなしだったもんで。
テヘッ!

 


 

其の416

最近愛用中の小型白黒テレビ(1975年製)から出ているアンテナで
顔を突きました。
っていうか、歩いてって自分から顔を突っ込んでった。
アンテナの先が、左目の真下に。
鏡を見ると、目の1cm弱ぐらい下のところが赤い擦り傷?状態。
痛がりつつも正直、一安心。
眼球直撃じゃなくて良かった〜、心から。

眼球をブッ刺してつぶすと
玉子の白味みたいのがデロ〜っと流れてくる
って話を聞いたことがあるんですが、本当ですか?
でもそうなると視神経の束とかってどうなっちゃうんだろ?
目玉オヤヂもビックリ。

ところで目玉オヤヂの背中って
やっぱり真っ白いツルツルなの?
それこそ神経の束とかってのはいずこへ?
まぁオヤヂの背中に神経とかがついてたらヤだけど。
でもそれってパッと見た感じは、ロン毛風?

 

ロン毛の目玉オヤヂ。

 


 

其の415

友人から、結婚式の2次会の案内が来ました。
日にちを見てみたら、
演劇を観に行こうとチケットを確保してた日。
う〜ん、友人をとるか、
それとも主演女優をとるか。

美しさから言えば
花嫁と松たか子、どっちが上かしらん?

ねぇ、シヅカちゃん(仮名)?

 

 

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