車の色

09年9月27日


なかなか渋い色です
 
2年ほど前にスーパーセブンを全塗装しました。前に「スーパーセヴン(ニ玄社」)」を見たときに、イギリスのスーパーセブンはほとんどアルミ部分を塗装していることが分かり、この方がかっこいいと思ったことが一つ、もう一つはアルミ部分の磨き作業がなかなか大変だということです。

実はアルミ部分を塗装したほうがカッコいいということは前から思っていたことですが、アルミ部分を塗装しているスーパーセブンは事故でへこませたことを隠す為に塗装している場合が多いということを何かで読んでためらっていました。

全塗装で一つ困ったことはどんな色を指定するかということです。自分なりにイメージとしてはあるんですが、そのイメージを実現した色の見本を示さなければなりません。これがなかなか難しいんですね。5000色ほど載ってる色見本というものを入手したんですが、5000色では到底不足なんですね。イメージにぴったりの色を求めようとしたら少なくとも50000色ほど必要だとわかりました。

自分で絵の具を混ぜてイメージ通りの色を出せるといいんですね。だけどこれもなかなか難しいでしょう。画家や塗装屋さんというのはこうしたことが簡単にできるわけでしょうね。結局この色見本の中から一番イメージに近い色を選んで注文しました。

色を決めるときいろんな車のいろんな色を見て思ったんですが、いい色というのはヨーロッパ車に多いですね。残念ながら日本車はあまり良くないですね。いいのはプジョー、アルファ、それとちょっと意外でしたが、ワーゲンなどもなかなかいい色をしてます。

日本車の場合はどうも落ち着かない中途半端な色が多いと思いました。一言で「中間色」といっても落ち着いたいい色とそうでないのとあるんですね。日本車の中では不思議なことに軽自動車にいいなと思える色が多かったです。これは軽自動車はコストの関係からメタリックが少ないということも関係してるでしょう。例えば青は小型車はほとんどメタリックですが、軽自動車はメタリックでなく、なかなかいい色がありました。

私は個人的にはメタリックというのはシルバーなど限られた色にしか適さないと思ってます。日本車の小型車の青はほとんどメタリックですね。メタリックになってなければいい色なのに、と思える色もありましたね。

 

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