

写真提供 主池の自然を守る会 河島淳之
主池の観察会の予定
2025年 6月 日( ) (予備日 月 日)
高丘西小学校3年生初夏の自然観察会
湧水湿地・おもいけ(ぬしいけ)
兵庫県播磨平野東部の大阪層群などの堆積層では礫と粘土が層を成しており、 粘土層は水を透さないので地下水はその上を流れることになります。 このような不透水層が地表面に近いところでは地下水は湧き水になって出てきます。 湧き水がにじみ出るようなところの湿原を湧水湿地または低湿地と呼びます。
このような湿地には、イヌノハナヒゲ類、 ホシクサの仲間、キク科のスイラン、サワシロギク、キセルアザミなど低湿地特有の植物がたくさんみられます。 これらの多くは兵庫県版レッドデータブックの貴重種です。 明石市の主池周辺には湧水があり小規模ながら湿地が形成されており、そのため大変貴重な湿地植物群落が残されています。