01 2005/03/21 りんくうタウンの海岸
02 2005/03/27 りんくうタウン海岸、ブラクリ釣り。
03 2005/05/21 伊豆下田市須崎の九十浜(クジュッパマ)
04 2005/05/28 アジ、サバ船釣り
05 2005/10/03 タイ釣り
06 2005/11/20 メバル釣り
07 2005/11/23 再度挑戦、テトラのブラクリ仕掛け釣り
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01 2005/03/21 りんくうタウンの海岸
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遅くまで寒さが続いた今年であるが、今日は午後にようやく穏やかな春の陽気になった。
10日ほど前に中日新聞夕刊に載っていた釣り場に出かけてみた。中部国際空港、空港島の対岸、知多半島は常滑市りんくうタウンの海岸である。
約5年前からの工事でできた新しい海岸で、魚の餌付きも非常によく、投げては今の時期カレイが釣れると、新聞記事には出ていた。
写真の上、2本の橋は奥が道路、手前が名鉄線、いずれも中部国際空港、セントレアへ入るアクセスチャネルである。
釣り場は1〜2m大の四角いトーフ石が並べてあって安全である。大潮での満潮時にも奥まで水がかぶってくることはなさそうである。
これがテトラポットだと足を滑らしたり、すき間へ物を落としたりでけっこうやっかいであるが、そういう心配はない。小さい子供もいる家族連れも見受けられた。
つり場のポイントは岩場の端から2〜3m先までは下に岩があり、アイナメ、ガシ、などが狙えるとみた。
その先はまだ岩がありそうで、今日はその位置にホンダワラの海藻(写真ではその部分の海面が黒く見える)が約2m幅で漂っていて手が出せないが、メバルなど狙うにいい環境である。
その先の沖に投げ竿でやっている人が何人かいて、尋ねるとカレイということであるが全くダメのようである。
ここへきて「新聞記事はいい加減ですね。」の声が何回か聞かされた。
餌はアオムシか石ゴカイ、メバルならエビを事前に用意していったのがGOODである。近くにはエサ屋がないので電車で来たという人は餌を求めてタクシーで2000円ほどかけて買いにいったとぼやいていた。
今日は下見だけであるが、次の釣りでは是非ここでやってみようという気にさせた。 |
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02 2005/03/27 りんくうタウン海岸、ブラクリ釣り。
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1週間前に下見をしていた常滑のりんくうタウン海岸(常滑海釣り公園の呼び名になっているかも)へ出向いた。
大潮の最後の日で満潮は19:13(名古屋港)で上げ5分の午後4時少し前にスタートした。
風はほとんど無風に近いか、ほんの少しの東風である。堤防を降りて西向きに竿を出すので好条件である。エサは石ごかい1杯@500を用意する。
最初はメバル狙いで、二本針仕掛けを軟調子のメバル専用ののべ竿4間710cmで攻める。
前回の下見同様、海藻がびっしり漂っているので、その隙間を入れては繰り返すが少しもあたりがない。あちこち移動して試すが同じであたる気配がない。
もてあまし気味になって、対岸の通称セントレア空港のジェットの離発着をみたりしている。周囲の投げの人もほとんど音沙汰なし状態である。そのうちに汐も次第にあがってくる。
方針を変え、ブラクリ仕掛けで岩の間を狙うことにする。竿は2間360cmののべ竿に3号錘のブラクリ針で、静かにすき間に落としていく。テトラポットとは違いなかなか深く入っていかないが、それらしき箇所をさがしてやっていく。
しばらくして、何回目かのところで、グッグッとさお先を引き込んでいく。かかったと思い、クッときいてみると動かない。穴にもちこまれてしまったようである。
こういうときは無理してひいても無駄、糸を切ってしまう。少したるみをつけると、魚がまたモソッモソッと動くのが判る。すこし遊ばせたところでグーイとあげると、まるまるとした「ガシ」があがってきた。
それを近くで見ていた子供が「釣れてるよ、釣れてるよ」と父親に言って寄ってくる。見せると「すごーい、ブラクリじゃない。どうやって釣ったの?」とくるから、岩の隙間へゆっくり落としていくことを教えた。
教えた手前、次をねらわなくちゃと思い、始めるとうまい具合に仕掛けが落ちていく。60cmほど落ちたかとおもったらグイッ、グイッ、グーとくる。今度は穴に持ちこまれることなく、うまくあげれた。前回同様の「ガシ」で17cmほど。
先ほどの子供は感心して、自分も穴へ落とし始め、しばらくすると「かかった、かかった」の歓声。「メバル」であった。
そのうちに汐も高くなって足元10cmほどまでになった。初めての場所でもあり、どれだけ上がるか判らないので、このあたりでと納竿した。
帰り際に海岸堤防の様子を撮る。釣り人と飛行機の離発着を見る見物人で、けっこうにぎやかであった。帰路、高速道路に乗って、ものの20分ほどで帰着する。
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中部国際空港
りんくうタウン常滑港
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03 2005/05/21 伊豆下田市須崎の九十浜(クジュッパマ)
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静岡県は下田市須崎の九十浜の写真が届いたのでアップします。撮影データ;撮影日は2005年4月28日、撮影者は下田市漁協須崎支所の所長さんです。
九十浜は須崎の御用邸に隣接している浜で夏には海水浴ができるというのですが、私はまだ泳いだことはありません。地図で見るとおりすぐ西側が御用邸で、境界線を越えると警備の人が即、やって来て退去させられるということです。
地図の中の四角囲みは須崎、爪木のテングサ倉庫、および干し場位置です。
しかし、本当にきれいな浜ですね。
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04 2005/05/28 アジ、サバ船釣り
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今月のはじめ頃、H金庫の新支店長さんが新任の挨拶にきました。
ひととおりの挨拶が済んで、やや間をおくと新支店長のAさんが書類押さえに使っている60号の釣りのおもりをカウンターの上に見つけました。
「社長さん、やるんですか、釣り」と支店長。
「前はよくやっていたんですが、最近はもっぱら陸からの釣りが多くなって船は遠のいていますね。それに去年買ったばかりの竿を1回しかまだ使っていなくて、機会があったらと思っているんですよ」と私。
すると「今度、お誘いします」ときました。
5月28日、5時AMに集合、車で師崎へ。6時AMに出船。船は8人の仕立て船「市福丸」。狙いはアジ、サバ。
一路、南へ、南へ。渥美半島の真ん中あたりに大山があり、その沖、通称大山沖に7時10分過ぎに到着。
A支店長さんの側に座り、いろいろアドバイスを受ける。
天気は晴れ、無風状態で波はなし。珍しく鏡のようなである。釣るには好条件である。
仕掛けは2.7mの外通しの手巻きリール竿、ハリス3号で針6本、こませカゴ付き、錘は50号でスタート。
底までは27mほどであり、海底には岩がある。即、錘がひっかかりとられてしまう。
そのうちに左右の人がアジ、サバをつり上げはじめる。糸を底まで落としてすぐ上げて、こませカゴをふって1mほど巻きあげ、あたりを待つ。
グーン、グングンとくる、竿をきかせとのってくる。27mほどあげる間にも追い食いして2〜3匹ついてくる。船上に取り込むとサバがばたばたと暴れ、こませのバケツにはいりこんではバタバタ。
こませがあたりに散ってこれはいただけない。
結構堪能したところで朝ご飯タイムとなり、しばし休憩する。
それから「デヤマ」の瀬へ移動し再開。30杯ほどマイボートをふくめ集まっている。ここは下が砂地ということなので安心してやる。深さはやはり27mほど。
ここは先のサバより一回りおおきく、大きなのに当たると手巻きリールでは苦労する。
最大は1kgを吊り上げた人も出た。あたりは極端にいえば「ガッ、ガツガツ、グーン」。ここで効くとのる、よそ見をしているとタイミングを失してしまい、それっきりである。35cmから40cmが多く、船のイケスで活かしておく。
結果12時30分ごろで納竿する。船全体8人でアジは残念ながら10匹程度、真鯛が2枚、イサキが3匹ほど、ちいさなカサゴが3匹、サバが200匹程度であった。
港に戻ってから釣った魚を各自のクーラーボックスへ均等目分量で配分。一人充て、サバが25〜30匹近く、クーラーボックスが一杯になった。
十分堪能して船代ひとり3500円、3時PM過ぎに帰宅する。
最後に竿を海におとしてしまわないように、さお尻をしっかり結んでおくこと。本日の教訓であった。(落としたのは私ではありません。)
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市福丸
サバ釣り
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05 2005/10/03 タイ釣り
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今年の夏は寒天、ところてんブーム、てんてこ舞いで釣りどころではなく過ぎてしまっていた。
秋風が吹き始め、ようやく一息できるようになってきた。実は今日の10日ほど前の9月23日にも、船つりの誘いが例のH金庫の支店長さんからあって出かけ、そして今日と連チャンの釣行である。ところが9月23日のときは、出港して30分もたたないうちに僚船が篠島近海で本船と接触事故をおこし、その日は即中止、遊漁船は自粛となってしまった。
そんな訳で今日が久しぶりの本番である。今回は会社の経理をみてもらっているK氏、その知人のN氏と3人の仕立船、ねらいはマダイである。
9月と10月とではちょうど出船時刻の切り替えで、今日は7時AMの出船である。1時間のことでずいぶん余裕ができる。朝6時半に師崎港の奥村釣船へ集合する。
服装は半袖の下シャツに長袖シャツ、軽い作業着にジーパン。その上に上下カッパ、ゴム長靴をする。今日のところは天気が良く暖かい日であったのでこれで正解。(写真は6:50の出港間際)
出発から釣り場の渥美半島の大山沖まで約1時間、波しぶきを避けて一眠りする。2年前だったが、この船でゴリン沖へのタイ釣りでは大酔いしてしまったので乗船前に酔い止めドリンク100ccを飲む。今日は波も大きくなくOK、無事である。
渥美半島のおよそ5km沖にアンカーリングし、さあ、戦闘開始。
仕掛けは船からの4本針のタイ仕掛け。エビの尾を切って腹から背へチョイがけ、一番上の1mありそうな長いハリスのものにはエビを鼻がけする。錘は40号から深さ約17mから18m。釣り位置は船の真ん中あたりの右舷でスタートする。
よい感じではあるが入れてはみたものの、即、えさをとられてしまっている。何回やっても同じことで船頭さんが「えさ取りが多いんな、こまめにやらんといかんな、おっ、きてるきてる、あぁ、こまいんな(小さいな)」とよくしゃべってはこちらの様子を見てはアドバイスしてくる。そのとおりにやってはみるけどなかなかアタリがこない。
他も似たようなものの、K氏はちゃんといい型のウマヅラハギなどしとめている。場所を移動してまた、始める。そのうちに汐の流れも緩くなって30号から25号へ錘を替える。
同じようにえさ取りさんが多いけどアタリがチョコチョコある。
あげてみればお頭付きの煮付けにちょうど頃合いのマダイ、本当は小さくて残念だが、これも貴重な釣果であるから生け簀へ投げ入れゲットする。
そのうちに船尾の方の二人、K氏とN氏の竿がしなっている。「立派なタイだがね」と船頭さん。
「しっかり釣らなあかんがね(釣らなきゃだめですよ)」とこちらへ一言。
そのうちにゴチョゴチョやってはあげると手のひらサイズ、またゴチョゴチョで今度はひとまわり小さい赤子のタイ。「昨日うまれたばかりの大きさだなぁ」と私。すると「昨日どころか、さっき生まれたところだんな(ところだね)」と船頭さん。
ハマチ、型のよいマダイを船頭さんは手釣りであげている。
タナの取り方か仕掛けの違いか、腕の差か、釣果は歴然としている。
午後1時をまわったので残念ながら納竿する。私にとってはやや消化不良の釣行であった。
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06 2005/11/20 メバル釣り
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昨年と同様、今年も名古屋の家族と4人グループ男2人女2人の釣りを計画した。昨年の記録を見るとやはり11月のこの時期、20日に出向いている。
今年はしばらく堤防釣りに行ってないので、はずれが少ないと思われる師崎のテトラとその反対側の港内での釣りとなった。ここは風陰になるのでこの季節、釣りやすい場所である。
汐は中潮で干潮13:55、天気はいいけれど風が少しある。堤防を風よけと考えてテトラポットへおりてアイナメ、メバル、ガシなど根魚をねらう。
2間3.6mののべ竿に錘1号のブラクリ仕掛けにイシゴカイをつけて、テトラの間に落としていく。名古屋のWさんは、落とし込み専用の短めの竿にリールを装着、狙いまっしぐらの装備である。
ここでは、いかにうまくテトラの間にえさを落とすかにかかっている。うまく落ち込んでいけば釣れる確率は高くなる。のべ竿のイトがほとんど沈み込めば3mほどの下をねらっていることになる。
イトを張りながらアタリを待ち、しばらくアタリがなければ次へ移動する。えさを落としたところに魚がいれば即、「ぐぐっ」とくる。
そんなことを話しているさなか、Wさんの竿がクーッとしなってくる。
「あーっ、きてる、きてる。」言いながらあげれば13cmほどのまずまずのメバルがあがってくる。「よっしゃ、キープ!」と言いながらキャンバスバケツを用意しているうちにスルリと手から離れテトラの間に逃げてしまっていた。
しかし手応えは十分、意をとりなおして再度挑戦していく。
都合、ここでは各人それぞれが1匹ずつくらいが釣果で、いまひとつである。
ここで方針変換して、反対側の港内を攻めることにする。ここはWさんの実績のあるところで、なるほど竿を入れれば即、反応あり、メバルがあがってくる。12cmほどと小ぶりではあるが釣れれば結構。こちらの相棒の竿も何匹があげている。
4時過ぎになって風もおさまり、汐もあがってきて外側の海の様子もよくなってきていたので、再度私は挑戦する。
うまい具合に穴にえさが落ちていくとグーンと竿がしなっていく、これは大物、大物、慎重にと思った矢先、ちょんといとも簡単にイトが切れてしまった。イトの点検を怠っていて結構キズがついてすれていたのが災いした。
結果、こちら夫婦で13cmほどが2匹、11cmほどの新子メバルが6匹、Wさん姉弟も13cmほどのを入れて10匹くらいであった。
外側ではコマセを投げ集中して寄せて釣っていた人がいて、手のひら大程度のグレを20匹以上あげていた。「釣る人は釣るものだ、」と感心した。
釣りはあたりまえのことであるが、本人1人が同時に場所を代えてもしくはえさを代えて、さらに仕掛け、竿を代えてはできない。ここでやれば多分いけるだろうとか、あれこれと予想しながら、また、同じことをやっているのに差が出る、なにかが違っているけど判然としない、とさまざまなことを思いつつやるところに奥がふかい。
また、日頃の点検整備が大切である。これは釣りだけではない!
なんだか釣りから離れた話になってきているようであるが、5時近くになったので引き揚げた。再度ここは挑戦してみたい場所である。
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07 2005/11/23 再度挑戦、テトラのブラクリ仕掛け釣り
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20日のメバル釣りは今ひとつ釈然とせず、もやもや状態であった。
幸い今日は風も無く、午後時間がとれたので3時近くになって同じ場所へ出向くため自宅を出発する。
再挑戦である。
干潮が4時32分、釣り場へは30分ほどで着くと今日もけっこう竿が並んでいる。竿は2間3.6mのハゼ釣りで使っている「のべ竿」、イトは4号、新品をつける。ブラクリ仕掛けの錘1号と2号を用意、1号からスタート、えさはイシゴカイである。
テトラの穴、テトラと海との境目とじっくり攻めていくことにした。右となりは二人連れでコマセをまいて5mほどの沖をねらっている。グレ目当てのようである。
こちらは、ちょっと格好は悪いが穴狙い専門である。
何回か隙間へ落とし込んではアタリがなければ次へと何度も繰り返してテトラの上を左右、前後と攻める。錘をころころところがしていってもいいようである。
きましたね、今度は。そこに魚がいれば即、である。
まずはメバル、14cmくらいが、続いてカサゴが、これは20cm近くまるまる太ったのがテトラの境目につかえながらあがってきた。左となりの人もそれを見ていて声をかけてくる。
「結構ですね、カサゴですね。よく来るんですか。… ウン、ヌン …」
こちら今年2回目、しかも1回目はほんの3日ほど前だったけど、話の流れで「まあ、たまに来る程度ですけど…、そこそこ大きいのもあがりますね。」と相づちを打つ。
海の様子を写真に撮って、まずはこれでOK、と更に竿を重ねていく。それからカサゴが3匹、大きいのはやはり20cm近くあった。
釣り始めて1時間半くらい過ぎ全部で5匹、時間も5時になる。日も落ちてきたので納竿する。
テトラのこんな所に居るのかと思うところでも針さえ転がり落ちていけば意外につれることもあった。
今日は満足、十分リベンジは果たした。
名古屋のWさん2人に見せてあげたかったなぁ。
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