アカデミーの35(t)戦車です。悪くないと思う。CMKのキットはもう役目を終えました・・・て言うか、作らないで終わっちゃってごめんね・・・ バルバロッサ作戦時の第六機甲師団の中の一両として作ってみました。この部隊しか存在しないらしい。 各ハッチやクラッペや機銃を可動にしてみました。 キャタピラはモデルカステンのが無改造でハマります。 サスペンション可動にしてみた。 ボディは箱組です。いい感じだと思います。車長のキューポラはクリアパーツにして欲しかったけどね。 クラッペなど可動にしたかったので、全部切り離しました。主砲照準器は防盾の砲身の真横にピッタリついててキットでは蓋の表現がありますが、これはさすがに可動にする気力なかったよ。(グランドパワー誌でクラッペのことを照準器窓としてますが、多分間違いで、ただの補助のぞき窓でしょう。) この戦車の面白い点として、フェンダー上のスポンソン下部は塞がっていなくて、車内直通です。乗員の換気とエンジンの吸気のためと思われます。 砲塔の機銃はキットのままだと固定なので、穴開けてボールマウント自作して可動に。 実車では砲とリンクで同軸機銃化するので、プラバンで擬似機構を設けてみました。今回は車内とか無視なので、こういう工作は楽に進みました。 プラ版を引っ張ると、機銃の連動が解除されます。砲の左はクラッペの可動機構。 操縦手ハッチとかクラッペも可動に。各クラッペ内側には防弾ガラスがはまっているようです。操縦手のクラッペ内側の防弾ガラスは下にスイングしてガラス無しで覗けるみたい。 サスペンション可動という修羅道に踏み出してみました。キットのアームを切り離し・・・ アームの足りないところをプラ版で復元します。アームはこんな形で三層です。上に板バネとこすれるローラーが付きますが適当に処理。 ボギーを一組紛失・・・しかたないのでフルスクラッチしました。まあごまかせたんじゃね? ボギー完成! この戦車のサスペンションの板バネは、台座の一枚の方形の板バネに、二組の細長い板バネが縫い付けられるという鉄道車両みたいな構成です。 金麦のかん切って作ったパーツでキットのを置き換えます。 ダイオウグソクムシみたいのができた。各板バネは細切りにしたアルミ板のバンドで真鍮線で縫い付けて固定。 こんな具合に車体に組み付け。このボギーがフルスクラッチしたやつですが、ここでアームが折れたので真鍮のハンダ付けで再制作してがっちり差し込みました。 組み込めたよー。動くと楽しいね。 この戦車はリアドライブで、この戦車のキャタピラのピンは、片側に頭があるだけの差し込み式で、前後の起動輪と誘導輪の外側についてるお皿は、抜けてきたキャタピラのピンを押し込むための物のようです。このへんはT-34みたいで先進的っす。 操縦手クラッペの前には車体機銃を固定にした時の照門が付きます。ので真鍮板で作ってキットのモールドと置き換え。照星も真鍮線と真鍮パイプで作って置き換えました。 左フェンダー後部のジェリカンラックはこんな感じになっているみたい。このやじろべえみたいな押さえの上にジャッキ台が串刺しになってでっかい蝶ネジで固定するみたいです。ラックの押さえとかは木製っぽい。燃えちゃった写真とか見ると・・・ 付属のジェリカンもいい感じでした。 左右のフェンダー上の突起状部品はどうも編隊灯のようなものらしく、光るようですが、何色かは不明。
|
||||||||||||