タミヤが前作であるM10戦車駆逐車を出たしたのは2016年だったでしょうか。
それから三年もたってようやくアキリーズが出ました。M36が出るまでぼくは生きてられるのかな?
キットは素敵です。
もうアカデミーやAFVクラブのキットを作ることもないでしょう・・・
アカデミーのは細部パーツを使うことで供養しようっと。
今回もフィギャーつくりました。車長がひげでジャーキン着てるのがイタリアの冬なのでしょうか。みたいな。このポーズならティーカップとかもつけてほしかった・・・
今回作るのに必死で作ってる途中の写真とか撮れませんでした。
M10よりアキリーズのほうがかっこいい!
最近ユーチューブでアメリカの戦車駆逐部隊の宣伝映画を見ましたが、快速でもって敵の出そうなとこに先回りして待ち伏せするってのがよくわかりました。
車体上部と前部は新金型です。米軍のM10後期型も出るのかな?M36かな?
前面の予備キャタピララックはアカデミーのやつ。
ちなみに、アカデミーのベルトキャタピラは、微妙に幅が狭くて使えませんでした。せっかくのシェブロン付き鋼鉄キャタピラなのに、残念。
タミヤはいい加減にベルトキャタピラの材質をアスカモデルのと同じにしてほしいっす。
今回はイタレリのカンガルーからパクった・・・カンガルー作る日は来るのだろうか・・・
車体の乗員ハッチは可動にしましたが、砲塔後ろに向けたら開かないよ!?これはちょっと問題かも・・・あと、砲塔を前に向けたときに、防盾がペリスコープガード(キットにはついてなくて、アスカモデルのをつけた)にぶつかって回らない・・・防盾接着部を削って防盾の位置を下げつつ、防盾横下側を削ってやっと旋回できるようになった。防盾下側は、実車見てもキットのより丸まってる気がします。
後ろ姿。
なんかアヒルっぽい・・・
外人もアヒルに見えるからダックインとか言うんでしょうね。
斧とかはイギリス独自規格っぽい?
黒い、昔のエレールのキットに入ってた接着剤のチューブみたいな形の消火器も、資料のないこと。
ガントラベルクランプは、キットの砲は俯角が全然取れないんでキットに付属のだとクランプ姿勢にできないので、アカデミーの背の高いのをもってきました。このタイプ、戦後のレストア車にそっくりなのがついてるんで、どうなのかな?
ウォークアラウンドサイトのには、イスラエルが戦車化しちゃったらしい個体が紛れてるので注意です。
砲塔砲手側。
タミヤの説明書はカンバスとステンガンと消火器以外は全部車体色で塗れみたいな指定ですが、部品番号B9とか多分布か革のバッグが金属のポケットに入ってるんでしょうし、U11もたぶん布か革、H7は、イギリスの規格品の間接照準器入れなので革です。25ポンド砲とか検索すると防盾についてます。あとU5はアジマスなんたら器なので、盤面は多分黒で方位がシロで刻まれてると思います(逆かも・・・)。とにかく車体色じゃあないと思う。
M10は自走砲なので、砲塔の旋回はあくまで人力です。
キットの指定では、トラベリングロックH34をつけるようになってますが、これは砲側のU24がやるんでいらないんじゃないかな・・・
どちらにせよ、天板が邪魔で俯角取れない・・・
三年間の間に、タミヤの標準部品であるキャリバー50が進化しちゃってました。素晴らしい出来です。本家のM10も当時は結構いいなって思ってたけど、アキリーズ付属のは銃身は別だし、コッキングハンドルや引き金も再現されてて素晴らしい。
キャリバー50は弾帯もすばらしいです。
実は今回、大スランプでして、この、17ポンド砲の薬莢受けを逆さに接着したり、サスペンションのA34パーツを全部つけてなかったり、誘導輪の軸を逆につけてて誘導輪がはまらなくなったり(軸を折って合う太さのやつ継いだ・・・)、他にもいろいろやっちゃったのでした。
薬莢受けは逆さに付けてるの気がついたのは作っちゃったあとで、装填手のヒギャーがうまく乗らないな・・・あれ?逆さかこれ・・とかでした・・・
つけ直すついでに可動にしました。
普段は畳んでおけるのね。
無線機を2つ積んでるのがイギリスの特徴なのかな?
ていうか、イギリス軍の戦車の無線器というかアンテナの資料少なくてよくわからないす。
アンテナは砲身に当たるとひん曲がるように工作。
右側面のアンテナは謎すぎです。
今残ってる車両にはついてないし、戦争中の写真じゃ写ってない。
かろうじて撃破されたやつから垂れ下がってるのが確認できる程度っす。
アンテナはウエーブのスプリングを関節に仕込んで、上からマスキングゾルを塗りつけて処理。