キ-44の後ろ脚のおりたたみ機構は、すごくユニークなので紹介します。

この飛行機の尾輪の緩衝は、尾脚柱自体がスイングすることで行われますが、その緩衝をするダンパー機構が折畳みのためのアクチュエータも兼ねています。

アクチュエータの赤で示した部分はただのパイプです。アップロック用の金属片が取付けられていますが、ここでは図示していません。

緩衝部分は上半分のオレンジと青で示した部分です。一見どうやって緩衝するのか疑問に思えてしまいますが、図にしてみると、どうってことないですね。

アクチュエータ作動用の油圧ジャッキは図中オレンジで示された部分と、15番フレームを斜めにつなぐ形で設置されているようですが、よくわかりません。すいません。
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