我が帝国陸軍航空隊の好敵手、P-40シリーズの主脚です。
進行方向は左、左脚です。 図は脚柱をちょっと細くしすぎてしまったので全体のバランスが破綻していることをお許しください。実際の太さの比例は図に見える固定の1/4周ベベルギアの直径くらいあります。 また、ホイールまわりも、半回転させる際の破綻がイヤだったのでタイヤ、ホイール、トルクリンクなどは省略しました。 |
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さて、脚の構成ですが、図中、青系で示した左右にはひねらない折り畳み基部に、緑で示した脚柱メイン部分がささり、脚柱メイン部分上部についたベベルギアが機体主桁に固定された1/4周ベベルギアと咬みあっていることで脚柱メイン部分の左右へのひねりを防止しています。このベベルギアは主脚を畳むときには脚柱メイン部分を90度ひねる役目もしています。
折り畳み基部の主脚をまいている水色の部分には、左右からはさむ形で黄色、ピンク、紫で示した片側3ピースからなるストラットユニットがつながります。ストラットユニットは機体側とはピンクで示した中央のピースの一番後方で関節結合され、機体とは実質2ピースでストラットの役目を果たします。ピンク色のピースの中央に結合された紫の一番上のピースは油圧ジャッキとつながり、ストラットを折り畳むことで脚柱を上げ下げするのです。ストラットは主翼下面からちいさな穴を通してでているので、外部からでは二つ折りには見えません。 油圧ジャッキは首をふるようにしてみましたが、ひょっとすると固定かも。 で、この図をアップしたところ、関川様からすばらしい資料を見せていただき、油圧ジャッキは首をふらない固定であることがわかりましたので、下記の用に訂正いたします。 感謝いたします。 |
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