P-40の尾輪は、タイヤのはるか前方にオフセットした回転軸を持つ尾輪柱が、図中青で示したサスペンションによって支えられているのですが、このサスペンションの機体との接続部が、機体に固定された油圧ジャッキのピストンに関節結合されています。油圧ジャッキが伸びると、ピストンが機体前方に伸びて、尾輪が上に持ち上がるのです。このピストンロッドは流石に片持ちにはできないので、尾輪との接続部がたどり着く先に、機体から三叉の固定部を伸ばして、そこを摺動部として支えています。雷電とかに近いけれども、雷電のよりは頑丈そうです。
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