巨大なファイルをおわびいたします。

さて、ドイツの50ミリ対戦車砲「PAK38」の砲尾の構造は、上図のような感じですが、一部推測も含まれますし、比率はめちゃめちゃであることをお断わりします。

砲が発射されると、反動で砲身グループは後退し、一度最後までいってから複座をはじめます。

後座時に「ピストングループ」の緑で示した部品はおとなしく引っ込みますが、複座時にはまた飛びだします。

で、この部品は、そのまま駐退レールの上に固定された図中赤っぽい紫の部分にブチあたり、砲身はそのまま複座をつづけるので「ピストングループ」がそのまま取り残されます。

ピストングループの薄いピンクで示されたラックギアつきのバーは、ピストングループが押し下げられるとともに、鎖栓開閉用槓杆の根本のギアを回しますが、これは自転車の後ろのギアのように一方行にしか回転しないらしく、そのまま空転します。

ピストングループが最後まで押されると、たぶん上図でいうところの「3」の部品が後ろにブチあたって「1」の部品を押し下げるので、バネで前方にテンションを駆けられていたピストングループは「5」の引っ掛かりから解放され、前に飛びだします。その時にピストングループのラックギアが槓杆基部のギアをさっきとは逆方向に回し、今度はその回転に槓杆がつれていかれ、鎖栓が開きます。

たぶん。

ドイツのほかの大砲も、砲尾部の上にこんな筒が乗ってるのは全部おんなじ仕組みでしょう。

なんか、きゃしゃな感じがします。

本当はどうなのかな?

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