スカイボーのM38ほどではありませんが、タミヤのジープもいいキットです。エンジンが省略されていないのは◎。 ただし、タイヤが回らないのは許されざります。 発売後10年以上放置してたのですが、ビジョンモデルズの75ミリ空挺砲を引っ張らせてみたくなったので作ってみました。最初に買ったキットはどこにあるか忘れたので買い直した・・・ せっかくエンジンがあるから、ボンネットは開くように真鍮パイプとテグスを使って可動にしてみました。 ちょっと蝶番がでかすぎたかな・・・次はもっと小さくしたいです。エンジンは細かさでスカイボーに負けてますが、まあ悪くはない。ところで、ジープのエンジンて、全部オリーブドラブで塗っておけばいいのかと思ってたんですが、会社や生産時期で色々違うのね。黒い部分はもっと艶を消しておくべきだった・・・がっくし・・・ ボンネット裏にはグリースガン(サブマシンガンではなくて、グリスが出る銀色のやつ)がついてるようなのですが作り忘れた・・・ シャベルと斧は、鉛板で作ったバンドと真鍮線で作ったバックルで、取り外し可能にしてみました。 作る前は、キットの車体横の出っ張りのモールドが意味わからなかったのですが、斧の刃先が収まるカバー(板金製)だったのね・・・ 幌の骨を、実車同様後ろに引っ張り出して起こしてから基部につっとす構造を再現して可動にしてみました。英語だと「TOP BOW」っていうらしい。カンバスの部分は、いずれ後でって事で・・・ 幌骨は、M38だともっと簡単に取り外して刺すだけになりました。キューベルワーゲンとかだと、まだ乗用車的な思想で幌が考えられてるけど、ジープのは「テント」ですね。しかも運動会の時に本部とか置くやつ・・・ このキット最大の気にくわない点がタイヤ固定なところ!自動車キットでタイヤ回らないとか最低の手抜き設計!楽しくないです。 そこで回転させてあげることに。設計者の意図なんかしんでしまえです。切り離してアルミ板使ってなつかしい昔のタミヤの仕組み再現です。あんまりスムーズじゃないけど回るって事に意味があるの。 ステアリングも可動にします。こういうのは動いた方がカッコイイし、たのしいです。 アームは真鍮パイプが貴重になってきたので真鍮棒。穴あけも思ったより楽でした。結合はテグス焼き止め。 ただし、アクスルとの結合部は軸を真鍮棒にしてがたつきを極力減らしてあげないとダメでした。 砲を引っ張らせて遊ぶために作ったので牽引フック(PINTLEっていうの?)も可動でパクパクするようにしてみた。 楽しいけど、小さいので物を挟ませるのが一苦労です。 バックミラーも一応スイングするようにしたけど、ちょっとごつくなったかも・・ ジープは小さくてカッコイイです。色々作りたくなってきました。
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