中国:昆明〜麗江〜大理〜昆明の旅 (3/4)


2004年2月2日、行きつけの小籠包屋で朝食をとり、玉龍雪山へ出発です。
毛沢東像が目印の紅太陽広場からバスに乗って向かいます。
途中、玉龍雪山風景区遊覧券と麗江古城維持費の合計80元(1200円)を支払って麓へ向かいます。
正直、予想外の出費です。
さて、いよいよ麓へ到着です。(写真左)
見晴らしのよい何も無い平地に玉龍雪山がドンと構えています。
写真では、この雰囲気が伝わらないのが残念です。
この玉龍雪山は標高がなんと5596mもあります。
今回は、バスで3356mまであがり、その後、ロープウェイを使って4506mの展望台まであがろうというものです。
早速、バスで3356m地点に到着です。
今まで登った山の最高が3000m強だったので、これが最高標高です。
こんな楽して最高でいいのでしょうか?
でも、周りの観光客は、軽装の人も多いです。
それで、この地で慌てて防寒具と酸素マスクを借りています。
これから、1150mをロープウェイでのぼり4506mへ到達しようとしているのです。
山をなめてもらっては困ります。それに、高山病も心配です。
さて、期待のロープウェイですが、人が乗り込む気配無しです。
なんと、本日強風につき待機〜中止となってしまいました。
非常に残念です。
右の写真は、その3356mでお友達になった広東人(女性)と韓国人(男性)の学生です。

さて、中止なのでゴンドラ代を返却してもらって、再度、古城へ戻りました。
お友達の学生が、古城内のホテルを紹介してくれたのです。
価格はこれまでの最安値60元(900円)。
しかし、レトロな古城の雰囲気がある綺麗なホテルです。(写真左)
また、ホテルから古城全体が見渡せて(写真右)、なんともよい感じです。
トイレとシャワーは共通ですが、それが許せるなら、古城観光の際のお勧めです。
この風景と心地よい風でのんびりしながら、お茶を飲むことにしました。
そのお茶の写真ですが、よく見て下さい。
お茶の葉がコップの中です。
お茶が渋くならないか心配でしたが、全然大丈夫でした。
ただ、口に残る茶の葉の処理は、どうしたらいいのでしょうか?
食べるのかな?
ちなみに、広東人のお友達の話だと、広東の方はお茶の葉がコップの中ということは無いそうです。
勘違いしたまま帰国せずによかった。

玉龍雪山のゴンドラに乗れなかったので、古城をブラブラ探索することにしました。
その中で、西にある獅子山の万古楼(写真)を発見し、のぼることにしました。
夕方だったのですが、ホテルよりも高い位置から古城の家並みを見渡すことができます。
とても広く、足を運べていない地域もあります。
観光客も少なく、いい感じです。
古城で時間が余れば、足を運んでみてはどうでしょうか?

2月3日、朝一番のバスに乗って、再度、玉龍雪山へチャレンジです。
ところがこの日は、山を見ても山頂付近に多くの雲がかかっています。
案の定、天候が悪いということで、昨日の3356m地点までも連れていってもらえません。
きっと、とても吹雪いているのでしょう。
とてもとても残念ですが、相手が自然なので仕方がありません。
季節も季節ですから・・・。
これで諦めて、まずは、麗江の市街へ戻りました。
遅い朝食(写真)を食べ、麗江から剣川へ向かうことにしました。

バスが剣川市街に入ったのですが、観光客はいません。
市街地は、観光地化されていないようです。
少し街を歩いたのですが、あまり面白そうでないので、本日宿泊予定地域の大理へ向かうことにしました。
ただ、昼ご飯はこの地で食べることにしたのですが、これが大正解です。
食べ物屋の店先に鯉を飼っている店が何軒かあります。
この鯉をみると、ペー族地域へ来たという実感が湧きます。
そこで、この地方の砂鍋魚を食べることにしました。(写真)
生きている鯉をしめ、ぶつ切りにして豪快に鍋に入れていきます。
味は香辛料のおかげで泥臭さくは無く、骨はあっても身がポロポロとれて辛いがおいしいです。
この後、大理へ移動して明日へ備えました。

先にも車のクラクションにつて紹介しましたが、習慣の違いで驚くことが何点かありました。
ここで、紹介することにしましょう。
まず、大切なお金ですが、100元札は必ずスカシを確認されます。
破れてたりすると、使えないこともあります。
それと、痰を平気で吐く人が多く、道にゴミも多いです。
また、バスはどこでも乗り降り可能です。
これは、便利ですね。
また、ホテルでは、エアコンが無くても焦っては駄目です。
布団の周りを確認して下さい。
電気布団のスイッチがあるかもしれません。
それと、宿泊代以上のデポジットを要求されたりします。
デポジットは、非常によいシステムだと思います。
日本でも、もっともっと利用すべきです。
そうそう、先程コップにお茶の葉が入っている件で広東の方は違う話をしました。
なので、中国でも他の地域へ行けば、また、異なった習慣があるのだと思います。


2004年2月2日

バス(紅太陽広場〜玉龍雪山):7元(約105円)、8元(約120円)の時有り
玉龍雪山風景区遊覧券:40元(約600円)
麗江古城維持費:40元(約600円)
ゴンドラ(玉龍雪山展望台、保険含む):162元(約2430円)
万古楼遊覧券(古城):15元(約225円)
ホテル(望古楼青年客桟):60元(約900円)

2004年2月3日

バス(紅太陽広場〜玉龍雪山):7元(約105円)、8元(約120円)の時有り
玉龍雪山風景区遊覧券:40元(約1000円)
麗江古城維持費:40元(約1000円)
バス(麗江〜剣川):15元(約225円)
昼ご飯(砂鍋魚):26元/2人(約390円)
バス(剣川〜大理):20元(約300円)
ホテル(胡蝶泉賓館):200元(約3000円)


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