夢の本

第二章

「ねぇ ねぇ 起きて!! 貴方」
「う?もう朝?・・・・おはよう いい香りだね。まるでお花畑の・・・・・」
そこまで言って 眼を開けると そこにはあたり一面の花畑が広がっている。
「えええ なに?ここは?」
「私が聞きたいよ・・・花の香りに眼を覚ますと・・・どうしちゃったのかな?」
「てっきり 貴方が連れてきたのかと・・・・・」
「いや・・ 俺もすぐに寝てしまったから・・・」

ふたり立ち上がって あたりを見渡した。
四方に花が咲きほこり 甘い香りが立ち込める。

う?こんなに大きな花のスィート・アリッサムは見たことがない
いままで 気が付かなかったが すべての花が2〜5倍の大きさ
そして ポピーが咲き カスミソウが咲き コスモスが風に揺れる
「おかしい・・・」
「え?どうしたの?」
「季節は いつなんだ?あそこ チューリップが咲き ここにコスモスが咲き あれをご覧 夏のひまわりまで咲いている・・・・・・」
「・・・・・・・・・・ほんと・・・」
「夢・・・もしかして 夢の世界・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「君の夢に世界じゃ ないのかな?」
「実は・・・・そう思っていたの・・・私の想像した世界にそっくりなの・・・ほら、あそこにサルビアが咲いて こちらにパンジーが・・・怖い・・・でも嬉しい気も・・・」
「そっか  この後どうなる・・・・・・・いや 君の夢だから君の考えたことが起こるかも? どんな事考えてるの?」
「う?実は 1つは・・・・・・・もうひとつ・・・・・」

彼女は話し出した。
その通りのこれから先 進んで行くのか?どうすれば良いのか?
俺は 真剣に彼女の話に耳をかた向けた・・・

お花畑の中を 蝶のように舞い 花の蜜を吸い
ふたり夢の世界を旅立つ事を

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