チェロの楽しみ

Last updated on April 20

1994年以来、ずっと趣味として続けてきたチェロ。いろいろ綴ってみます・・・。 音楽好きにもいろいろあって,私は自分で演奏して楽しむのが大好き。レッスンにせっせと通っているのは、 曲を自分で弾いて楽しむため。こういう楽しみ方もあるってことで(笑)。 演奏会に行くのも好きです。地元プロオケ定期会員歴10年

もくじ

1、26歳、突如チェロを始める

2、レッスンだ!
とにかく弾けるようになりたい!

3、上司の理解・近所の先生

4、大人からはじめても楽しめる

5、チェロを始めるには、まず何をする?
〜先生を探す

6、楽器を買う

7、小物

8、楽譜を買う

9、レッスン

10、怖い先生、やさしい先生、厳しい先生New!

11、エチュード

12、音楽をつくる
&フレーズの終わり方

13、右利き、左利き

14、時間の使い方

15、時間が無い時のイメトレ
〜頭を使って練習

16、録音を利用しよう!

17、防音室、夜間練習用チェロ、消音器

18、仕事・家事・チェロとの両立

19、夜中は危険

20、上達の仕方
〜ある日突然〜

21、発表会

22、アマオケに入ってみる

23、音楽講習会に行ってみる

24、私の練習の進め方

25、レッスンを受ける時

26、音楽理論の勉強New!

27、弾きすぎは手に悪いNew!

26歳、突如チェロを始める

私は26歳の時にチェロを習い始めた。自分がチェロを弾くようになるとは、 それまで全く想像もしていなかった。ではなぜチェロを弾くようになったのか? それは私が住んでいる市が文化ホールを建設、それと同時に市民オーケストラ を作ったからだ。市報に団員募集の記事が掲載され、それを見た私の友人が 「入ってみたい。でも1人で入るのは不安。一緒に入ろうよ」と私を誘ったのだ。 その頃の私は職場と家の往復生活を送っていた。何か楽しい事をしたいと思ってい る時だった。私は子供時代にピアノを習っていたので、「楽譜は読めるし、 弦楽器にちょっと興味があるし、行って話を聞くだけでも」と思い、 友人に付き合って入団する事にした。この時点で私は弦楽器は全く経験無し。 触った事も無かった。市民オーケストラの世話役の方に話を聞いてみると、 「弦楽器は初心者もOK。ただしレッスンを受けてください」とのこと。 そこで私は「バイオリンかな〜、それともビオラかしら」と考えていたが、 コンサートミストレスの方が「未経験ならバイオリンでもチェロでもどっち でもいいでしょう。チェロがいないからチェロにして」と言われ、 その場でチェロの先生まで紹介され、否応も無くチェロをする事になってしまった。 運良くチェロの先生は自宅から歩いて5分。職場の上司の理解も得られ、 チェロのレッスンに週一回通う事になった。

普通はレッスンを数年受けて、ある程度弾けるようになってからアマチュアオーケストラ に入団するものだが、私は順番が逆。先にアマチュアオーケストラの入団が決まり、 その後チェロを習う事が決まった。今考えると本当に無謀な事だった。 若かったからなんとかなったのだろう。初めの頃は楽譜を目で追うこともできず、 弾けるところだけ弾くという状態。しかしアマオケ練習後の仲間との飲み会を楽しみに、 毎週せっせと真面目に通った。このように、私がチェロを始めたきっかけは非常に受身で、 積極的にチェロがやりたくて始めたわけではなかった。しかし気が付くとチェロに 魔力に囚われてしまい、どっぷりとハマってしまった。

レッスンだ!とにかく弾けるようになりたい!

私の最初の目標は、とにかくアマチュアオーケストラでちゃんと弾ける ようになることだった。オーケストラの他のメンバーに迷惑をかけないように、 一日でも早く戦力になれるように、とにかく早く上達したかった。 なのでレッスンに熱心に通った。

私は幼稚園の頃から中学1年までピアノをならっていた。 中学になると自分で好きな曲の楽譜を買ってきて、家で演奏して楽しんでいた。 レッスンに通わなくても、適当に弾いて適当に楽しめるので、レッスンは辞めてしまった。 しばらくはそれで満足していた。ところがある日、レッスンをずっと受けている 友人のピアノを聴いた。ショックだった。簡単な曲だったが、 とても丁寧に音楽的に美しく演奏していた。それに比べて私の演奏は、 難しい曲を自己流で強引に無茶苦茶に弾いているだけ。ただの騒音。 「もしレッスンを辞めず今も続けていたら、私だってもっと綺麗に弾けたのに・・・」 この時、ピアノのレッスンを辞めてしまった事を心底後悔した。 なので、後で後悔しないようにチェロのレッスンは続けられるだけ続けようと決心した。 自己流で練習しても、そこそこ弾けるようにはなる。 でも、やはりレッスンに通って基礎をしっかりやれば、 それだけ高いところに辿り着ける。少しでも上手くなれば、 それだけ余裕を持って音楽の演奏を楽しめる。「急がば回れ」 という言葉はチェロの練習にも当てはまる。早く上達したかったので、 じっくりと基礎から練習した。

上司の理解・近所の先生

レッスンがある日は上司を拝み倒して早く帰宅。せっせとレッスンに通った。 私がチェロを習う事に対して理解があり非常にありがたかった。 またチェロの先生が自宅から歩いて5分だったため、 帰宅後にチェロを持ってちゃちゃっと先生の家まで走って行くことができた。 なので仕事で疲れている日でも、レッスンに行く事ができたのだと思う。 もし遠い所だったら、おそらく途中で挫折してしまっただろう。

大人からはじめても楽しめる

「大人になって楽器を初めても、あまり上達はしない」とよく言われる。 ほとんどの人が信じているように見える。これを英会話教室でアメリカ人の先生に 言ってみたら、「そんな話は向こうでは聞いたことが無い。それよりも才能があるか無いかが重要視される。 才能の無い子供に小さい時からやらせても意味が無い」と言っていた。プロの演奏家になりたいのなら、 大人からでは遅いかもしれないけど、趣味として楽しむのなら全く問題ない。

「大人になって楽器を初めても、あまり上達はしない」と思い込むあまり、 最初から「どうせ弾けないんだから」と決め込んで、まともに練習すらしない人を見かけるけど、 それはもったいない・・・・。

チェロを始めるには、まず何をする?〜先生を探す

@なにか楽器をやっている人に聞いてみる。いい情報を持っているかもしれない。
Aインターネットで検索
B電話帳を調べる。音楽教室の電話番号がのっている。

先生との相性があるので、ピンときた先生に出会うまでは、先生を何人も変るつもりで良いと思う。 合わないのに、無理にレッスンに通う必要はないと思う。 人間的に尊敬できる先生ならGoodですね。

楽器を買う

初めて買う人は、予算を決めて、先生に選んでもらうのが一番でしょう。

それ以外の買い方は、
@街の楽器店に行って自分で選んで買う(国内、海外)。
A楽器製作者さんに依頼して製作してもらう(国内、海外)。
B楽器を買い換える人から買う。お店よりも安く買える可能性大だが、そうそう機会は無い。

ちなみに私は
一台目:YAMAHA製(元はスズキと思われる)の超安いのを買った。全部で15万円(^^;)
二代目:A先生に予算を伝えて、先生に選んでもらった。Italia torinoの Arnaldo Morano作
三代目:B先生の楽器を製作した人を紹介され製作を依頼。ドイツまで打ち合わせに行く。

現在の私のチェロの製作者はフランス人。 製作者さんの住んでいる場所はフランス・ストラスブールから電車で30分ほどのドイツ・オッフェンブルク。 弦楽器製作をイギリスで勉強し、ロジャー・ハーグレイブの元で修行。 イタリア・クレモナの弦楽器製作コンクールで金賞、その他複数受賞。 なので「ドイツもの」、「フランスもの」などと定義するのは非常に難しい(^^;

チェロの先生は「フランスらしい音だね」と言うし、日本の弦楽器製作者さんは私の楽器を見て 「これを作った人はイギリスで勉強した人でしょう。ロジャー・ハーグレイブの元で修行?!やっぱりね!」と言い当てた。 地元の人はラベルのみ見て「ドイツもの」と言う。やはり長年ヨーロッパで修行してきた弦楽器製作者さんが 一番当たっている。

便利な物

●メトロノーム −−−−お友達になりましょう。
●自分の演奏を録音するもの −−−−家庭教師代わり。

録音するものは何が良いか・・・これは現在私も模索中です。 最初はSONYの「お稽古テレコ」というカセットテープを使っていました。 現在はSONY「お稽古MD」とICレコーダーを使用。 MDはとても便利ですが、ほぼ消えつつある。 もうすぐMDが手に入らなくなるでしょう。 ICレコーダーはパソコンに繋いで保存するのが面倒に感じる。 SDカードに保存できるものにしようかと考え中。

楽譜を買う

私はネットで買っています。なぜなら地方に住んでいるので、 チェロの楽譜はなかなかお店では手に入らないから。
円高の時期は主に海外の楽譜屋さんに注文。安いので・・・。

レッスン

「師は達人につけ」という言葉がありますが、本当にそうだと思う。 先生というのは、自分ができることは生徒にも要求する。 「それくらい出来なくちゃ。練習すれば必ずできる!」と言う。 でも、自分が出来ない事は要求しない。「そんな難しい事はできなくてもいい。 もっと簡単なやり方でいい。」と、レベルを下げてくる。 もしも「趣味だけど、やれるところまでやってチェロを極めたい!」と思っているのなら、 できるだけ良い先生につくべき。

怖い先生、やさしい先生、厳しい先生

今までに何人かの先生にレッスンを受けた。最初の先生は地元のプロオケ団員。8年間週に一度レッスンを受けた。 その次は他県のプロオケ団員(チェロトップ)に月一回レッスン。今年で10年目。それと並行してジェレミ・フィンドレイ先生のマスタークラスも毎年受講。それ以外にも堀了介先生、ヤン・ソンウォン先生のレッスンや、プレドラク・カタニック先生に室内楽のレッスンも受けた。 みなさんとても暖かで、ユーモアあふれる素敵な先生方でした。 プロの音楽家としてやっていくには、腕だけでなく、人間性も重要なのでしょう。 どんなに上手くてもイヤな奴とは一緒に仕事をしたくない・・・と思うのが人間の自然な感情だ(^^; 腕前が同じなら、人間的に魅力的な人の方を誘って一緒にやりたいと思うのが自然だ。 ・・・・ってことで、まあ・・・私がプロになったとしても生き残れないだろう。性格悪いし(笑)

先生にもいろんなタイプがある。私はずっと優しい先生にばかりついてきた。 優しいからといって、教え方が手抜きというわけではなく、厳しいからといって、 しっかり教えてくれるわけでもないし。

怒られると「やる気がでる」と喜ぶ人もいるけど、 そもそも怒られないとヤル気が出ないのなら、 最初からやらない方が・・・・と思ったりする。 大人の趣味なんだから。

私の理想の先生は、生徒の演奏を分析し、何が良くないのか、どこを改善すれば良いのか、 論理的に科学的に説明してくれて、どんな練習をすれば弾けるようになるのか、具体的な 練習方法を示してくれる先生。
「毎日たくさん練習してね!きいい〜〜!!」と
ヒステリーを起こされ、怒鳴られたところで弾けるようにはならない。 根性論では弾けるようにはならない。必要なのは冷静で論理的な指導。 論理的に教えてもらえれば、自分で解決策を探したり、 具体的な対策を立てることもできる。

エチュード

ウェルナーに始まり、ドッツァー、デュポア、ポッパー・・・全部しました。 それらのエチュードに平行してデイリーエクセサイズ、ローブの音階の教本、セブシックも全部しました。

セブシックを使って何年も右手のトレーニングをしました。地味で短調で、 超つまんないエチュードでしたけど、スピッカートもソティエもできるようになりました。 エルガーの二楽章やペッツォカプリチオーソやハンガリアンラプソディを弾きたいなら、 避けては通れないテクです! セブシックで得るものは多かったです。超つまんないけど我慢です(笑)

音楽をつくる

音楽を作る、メロディーを歌う、表現する。難しいですねえ・・・。 いろいろ悩んで試行錯誤した結果、やはり音楽を分析することが必要だと感じました。

分析することで音楽全体が綺麗に見渡せるようになる。 例えるなら、分析せずに弾くのは、森の中の小道を地図無しで歩いているようなもの。 分析すると空の上から森の道を見渡す感じ。 「あ〜この道はこんな風に続いてて、ここに泉があって、あっちにはこっちに行くのね」と全体が分かる。 全体が分かれば、計画も立てられる。暗譜もしやすい。

フレーズは言葉のようなもので、語尾が大事。 言葉は語尾でニュアンスがかなり変化するでしょう? 「今日は天気が良いです」「今日は天気が良かね〜」「今日は天気がよろしいおすなあ」・・・などなど。 なんか語尾で雰囲気違うし。フレーズ、メロディー、一つの音でも、 どんな風にその音を終わらせるかで雰囲気が変ってしまう。

フレーズの最後はコンマなのか、ピリオドなのか、クエスチョンマークなのか(小さな?だったり大きな?だったり)、 ・・・(スリードット)なのか、はたまたビックリマークなのか(小さな!だったり大きな!だったり)。そういったことを意識すると、 だんだん曲から物語が浮かび上がってくるよう。

右利き、左利き

とくにどちらが有利という事は無いです。 私は左利き。右手でお箸も持てないのに、右手で弓を持つのは本当に大変でした。

時間の使い方

社会人は時間が無い。学生のようにたっぷり時間を使って練習するのは不可能。 時間が無ければ、頭を使うしかない。頭を使って工夫して。できるだけ短時間で 最大の効果が出るように練習をする。

具体的には、弾けるところは練習しない。弾けないところを攻める! 漫然と練習しないように、その日のテーマを決めて練習する。 目標といっても、たいしたことではない。 「今日は3分間、この一小節だけ練習する!」とか 「今日は音階を2往復したら終わり」とか、小さな目標。 そうすることで、一日の練習時間がたとえ3分でも5分でも 集中してやれば効果抜群である。

時間が無い時のイメトレ〜頭を使って練習

仕事が忙しい時、残業で帰宅が夜中過ぎになることが何週間も続くことがある。 練習する時間も気力も体力も無い時がある。そんな時、苦し紛れに休憩時間に 想像の中でチェロを練習した。弾けないところを想像の中で弾いてみると、やっぱり弾けない。 毎日想像の中で弾けない個所を練習していたら、創造の中で弾けるようになった。 休みの日に実際にチェロでその箇所を弾いてみると、なんと弾けるようになっていた! これは驚きだった。考えてみると、手を動かしているのは脳。だから脳を練習させれば良いんですね! 闇雲に弾いて練習する前に、まずはイメトレで頭の整理をしてから練習すると、 無駄な時間を浪費せずにすむし、手も痛めない。グータラな私にはピッタリの練習だった(^^;

イメトレでもかなりの練習ができる。難しい箇所の部分練習、リズム変奏までやってしまう私。 本当に演奏する時と同じだけの集中力がいる。 短時間しか練習できない時に、仕事の合間・すきま時間にできる。はたから見ると、 ボーっとしているように見えますが・・・。 時間の無い方はぜひ試してみてください。

録音を利用しよう!

自分が出している音をチェックしながら練習するのはとても効果的。 録音を聴くと、大抵は自分が思っているよりも下手だ。 自分の録音はぜったいに聴かないという人も多い。 「聴くと落ち込むから・・・」というのが理由。 録音は一番怖い先生。自分の下手さをまざまざと見せ付けられる。 でも聴いた方が絶対に進歩が速いと思う。

録音を聴くときの注意としては、「先生やプロの演奏と、どこがどう違うのか?」と 常に考えながら聴くことでしょうか。音程の精度、音の美しさ、強弱のつけ方、間の取り方など、 自分の良いところ悪いところをしっかり把握。

防音室、夜間練習用チェロ、消音器

エレクトリック(サイレント)チェロに、さらに消音機を付けるのが一番音が小さくなります。 駒から楽器本体に振動が行かないように、できるだけ消音機を駒に密着させて取り付けるのがコツ。 普通のチェロに消音機をつけると、高音は小さくなるけれど、低音に対してはあまり効果が無い。 でもって高齢者は高音が聞き取りにくく、低音がよく聞こえる。 なのでチェロの場合、消音機をつけても高齢者には効果無し(涙)

2年前にやっと念願の防音室を手に入れました。なので今は24時間いつでも練習可能。 がんばって働らいて貯金しました!

仕事・家事・チェロとの両立

え〜っと、そもそも両立しようと思ってない(笑) 思わなければ、さして悩むこともない。 そんなの無理。なるようになってます。 理解ある配偶者と上司で助かりました。配偶者と上司も同じ趣味だったし。

夜中は危険

社会人は仕事の関係でどうしても練習時間が夜中になることがある。 夜中に新しい曲のフィンガリングを考えたりする。 しかし休日の昼間にあらためて指使いを見てみると、意味不明なことが多い。 「なんじゃこりゃ???」と我ながらビックリする。 夜中はやはり脳みそがちゃんと機能していないようだ。 夜中の1時間より朝の10分。分かっちゃいるけど・・・・・なかなか実行は難しい。

上達の仕方〜ある日突然〜

上達の仕方はなだらかな上り坂ではなく、どちらかというとデジタルだと感じた。 いくら練習しても弾けない期間がず〜〜〜っと続いて(何ヶ月も)、 ある日ひょっこり弾けるようになったり。 昨夜何時間も練習して弾けなかったのに、 次の日に、なんとなく弾いたら、難なく弾けてしまった経験もある。 きっと脳の中で情報が整理されたのだろう。

「いくら練習してもぜんぜんできるようにならない。しかも何ヶ月も。 」という時期に辞めてしまう人が多い。表には現れなくても、 脳みその中では変化が起こっている時期(多分)なのだから、 練習の成果が表に現れる日を気長に待ちましょう。

いくら練習しても弾けない時は、 さっさと寝てしまうのも手かもしれない。 気分転換に違うことをするのもいいかも。 「そのうち弾けるようになる」と、のんびり構えるのが一番かもしれない。 明日突然できるかもしれない(笑)

発表会

発表会は絶対に出るべし!と思う。目標があると練習に張り合いが出るし、 一年で自分がどれくらい変化したのかが分かる。他の生徒さんの演奏を 聴くのは非常に刺激になる。大人の場合は終わった後の打ち上げが楽しいですね。 私はほとんど、この「打ち上げ」が目標。発表会後のビールは最高です。

アマオケに入ってみる

同じ趣味の仲間を見つけたり、飲み仲間を見つけるのには最適。 アマオケは初見演奏の訓練になる。舞台度胸がつく。 いろんな楽器の人と友達になれる。アンサンブルの練習ができる。 何かとメリットが多い。

1人で練習していると、周りの音を聴いて一緒に合わせる練習ができない。 でも「周りの音を聴く」というのは非常に重要。他の楽器の音を聴けないと、 ピアノと合わせるのも大変だ。アマオケは「周りの音を聴いて合わせる」という練習には もってこい。

アマオケで演奏テクニックの上達は、 あまり期待しないほうが良さそうであるが、 楽しいことは間違いない。

音楽講習会に行ってみる

音楽の講習会やマスタークラスは音大生が行くところで、 アマは関係無いと思いがちだけど、なかにはアマチュアOKの講習会もある。 私も今までに岩手県盛岡市、五島列島小値賀島、長崎・佐世保などで開かれた講習会に参加した。 自分と同じように社会人として働きながらチェロをやっている人や、 音大を目指す高校生、音大生など、いろんな人と知り合え、いろんな演奏を聴くことができ、 とても刺激になった。講習会参加はお勧めです。

私が時々参加しているのがこれ
「おぢか国際音楽祭 音楽講習会」

私の練習の進め方

・弾けても弾けなくても、とりあえず最後まで楽譜を見て弾く! というのを一番最初にやります。これでどこらへんが一番難しい箇所か、 どの辺が簡単なのか、大まかに把握できる。で、大まかな攻略法を考える。 簡単な所は早いところ弾けるようにしてしまう。難しいところは 少しずつフィンガリング考えたり、一小節づつ牛歩のように練習。

・練習するときは、まずは難しいところから練習。その後簡単な所を練習。これ重要。

・いつも最初のページから練習していると、最初ばかり練習して 最後のページの練習量が少なくなりがちなので、 日によって最後のページから練習したりする。

極細の半透明ふせんもよく利用します。弾けない個所に付箋を貼ります。弾けるようになったらはずす・・・。すると弾けない個所と弾ける箇所が目に見えて、ハッキリわかります。

レッスンを受ける時

私の場合、社会人になってからチェロを始めた。チェロもレッスン代もすべて自分で 働いて稼いだお金で支払った。24時間いつでも練習できる防音室付きの一戸建ての家が欲しくて、 頑張って働いて家も買った。住宅ローンも支払ってる(汗) なので「もとはとらなくっちゃ」というセコい考えが頭に浮かんでしまう。 レッスンはいつも気合を入れて受けに行く(笑)必ず録音。 家に帰って録音を聴きながら復習。

音楽理論の勉強

初めて音楽理論を勉強した時、とても分厚い本を選んでしまい、 読むと数分で意識喪失(−−;そこで、この本を読むのはあきらめ 、もっと薄い本にした。

やさしく学べる音楽理論という本を購入し勉強した。薄くて(重要)、 問題もあって、自分がちゃんと理解できているか確かめながら勉強できた。 その後、英国王立音楽検定のテキストで英語で勉強。(日本語訳もあり) ついでに英国王立音楽検定・音楽理論のグレード5を受験し合格♪

せっかく勉強したのだから、勉強した「ご褒美」というか「証」というか、 なにか欲しかったのですよ(^^;

グレード5を持っていると、英国の音大を受験するときに 理論の試験は免除されるらしい。ま、受験の予定はないですけど・・・

弾きすぎは手によくない

エルガーの二楽章を練習していたころだった。 難しい個所が何か所かあり、重点的に練習した。練習するとだんだん弾けるようになっていった。 ところがある時を境に、今度は指が思うように動かなくなってきた。発表会も近かったので、 ますます練習した。するとますます左の手〜指がかすかに麻痺ったような、しびれる様な感じになり、どんどん弾けなくなっていった。あわててネットで調べ、どうやら弾きすぎが原因らしい・・と分かった。発表会は散々だったけど、その後必要以上に弾くことをやめたら回復した。

エルガーの次は、チャイコフスキーのペッゾカプリチオーソになった。この曲も速くて難しい。 で、こんどはエルガーの二の舞にならぬように、なるべく弾かないようにした。そのかわりにイメージトレーニングを取り入れました。。難しい個所を仕事の合間に何度も何度もイメージトレーニングで 部分練習やリズム変奏など、いろいろやりました。指を動かしているのは脳だから、 脳を練習させました。この作戦はうまくいき、発表会では最高のコンディションで弾くことができました。手を傷めないためにも、お勧めいたします。

TAKAPI's Official Website